海釣りの醍醐味とは、夢を抱いて楽しめることなのです。
まず、
1.計画を立てる。どんな季節に何が釣れて、どこに行けば何が釣れてと、夢が膨らみます。
2.前日の準備。竿、リール、仕掛けの確認、この仕掛けであれが釣れて、これも釣れて、妄想の世界に突入です。
3.当日、時間と潮位の関係を計算していよいよ出発です。もう、入れ食いで海の魚全部釣れそうな気になってます。
4.到着、はやる気持ちを抑えて準備。仕掛けを投入したら魚さんは待ってたとばかり餌に喰らいつくだろうと思うのです。
5.仕掛けを投入・・・・
6.待てど暮らせど、うんともすんともいいません。毎度のことです。
7.分かっていながら毎度のことなのです。時間だけが経過します。
この場合、自分が釣れなくても近くで誰かが釣れたら、「次は自分も」と少しだけ気持ちは楽になります。基本はプラス思考なのです。
8.置き竿にして、近くの釣果を調査しに行きます。
9.ここで、だあれも釣れていないと残っているエネルギーは半分まで失います。
10.そのうち体力の消耗を感じて、闘争心も薄れてきます。計画時点での妄想が大きければ大きいほど萎み方も早いのです。
11.あんなに楽しみにしてたのになぜだろう・・・景色を眺め、(釣り始めて初めて風景を感じます)こんなに遠くまで来たのに・・・と、もの哀しい気持ちが心 を被います。釣り人の背中がやけに寂しいのはそんな気持ちの表れなのです。
12.そんな御同輩が気持ちの糸が切れかけた時「今日は駄目だね・・・」と慰めあいます。
13.余った餌の処分を考えながら、納竿です。
14.高速代、ガソリン代、仕掛け代、餌代÷魚の数、または、給料日までの財布の中身と今日の出費を疲れ切った頭で計算します。
今日のブログ書きながら思いました。
はっきり言って、まったくもって面白くない趣味ですね。
でもね、学習能力ないのです。
P(プラン)D(ドゥ)C(チェック)A(アクション)のサイクルを向上しないで同じところ回っています。
さて、12月は長浦だっけ。
いくど~