82歳からの旅

私の記録

 ~ 失敗から学んだ事 ~

2013年12月20日 17時53分19秒 | 教育
         12月20日金曜日  
    疑問に思ったこと
     1 一年生が下校し帰宅したと思われる、時間帯にも
       う新聞記者は事件をキャッチしていたこと。
          一年生約 200名あまり
     2 障害児童の入学を健常児と一緒に学ばせる意見と
       障害児童‥生徒専門の学校で学習させる意見が
       あって‥本来ならば障害児専門の学校の方に勧め
       たいのですが、保護者の気持ちはその当時はそれ
       に反対でした。 
       
        それで私の学校では、保護者の気持ちを受け入
       れていました。 担任する方としては、専門の
       学校に(障害児専門の免許を持った)行かせれ
       ば良いのにと思っていました。
       
        就学時健康診断をし、其の診断で障害児と健常
       児を判断出来る資料を作成し、それを参考にして
       教育委員会は 就学案内を新入学の児童の家庭に
       出していたのです。
       
        そんな時期に一つの事件が有り、記事としては
       恰好で有ったのに、記事にならなかったのかは
       今でも不思議でなりません。 

    学んだ事  
      1 子供の能力に応じた指導について
        子供の教育については、親権のある保護者の
        了解が絶対に必要で有るのですが、学校現場で
        は余り問題視されていませんでした。
        
         教育に拙速はいけないのです、人間の一生涯
        に関わる事です。じっくりと落ち着き熟慮して
        なされるべき事です。

        お母さんの怒るのは当然ですし、さぞ悔しくて
        悲しかったと思うと?私の至らなかった事を恥
        ずかしく思います。
    
        個に応じた教育を徹底して進めて行くには、先ず
        保護者の理解と協力なしには出来ないのです。
        
         そのことの指導を、していませんでした。若し
        新聞記事になり、色々と意見が出たら最後は親権
        の有る保護者がどのように考えるのか?それが問
        題です。そうして教育の実践者である学校が保護
        者にどのように対応したかが問われると思います。

         其処まで進まなくて良かった、幸いでした。
        浅学非才ほど怖いものは、有りません。
         
          ・・・ まだありますが、・・・
         これくらいにして、・・・未完の完・・・と
    
          

        




                     
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 ~ 失敗から学んだ事 ~ 2

2013年12月19日 18時38分06秒 | 教育
     12月19日 木曜日  

  朝の連絡会で今朝起こった事の、事実の共通確認をする。
   1、外部からの対応窓口を、教頭がする事の確認。
   2、対外折衝は今日に限り、校長がするが事後教頭と担
     任もする。 
   3 事後適宜解決した内容について結果を報告する。
     これは 後で追加しました。 

  早速行動
   1 被害児童の家庭に  9時20分 ~ 10時50分
     ・ 今日の朝の事件の内容をを、報告しお詫びを言う。
     ・ 事件の処理は学校が責任を持って当たる。
     ・ 外部から尋ねられても、一切は学校に任せたので
       それ以上は話さない事。特に新聞記者などには 
       ・・・どの家庭も快く受け入れてくれました。
       
     ※ そうして一切お任せします。「大変でしょうが頑
       張って下さい。」と励まされました。
      
   
   2 教育委員会に報告 11時30分 ~ 12時30分

     ・ 教育委員会指導部に事件の、内容の現段階迄を
       報告する。( 指導部長に口答で報告する ) 

   3 新聞各社が学校で、学校長の帰りを待っているとの
     電話有り
 
     教育委員会での報告中に、それで話を済ませて直ち
     に学校に帰る。 2時頃 ~ 3時過ぎ
  
     新聞記者への対応 
      読売新聞記者 ‥朝日新聞記者 ‥毎日新聞記者 
       他に2名ばかりいたと思う
    
     事件のあらましは、教頭から報告を受けていた。

      ・ 実験の事実を詳しく説明する。

      ・ 学校の指導の事実を説明する。 児童の「個」
        の能力に応じた、指導をしている事
      ・ 三人の児童のしたことについては、学校におちど
        が在るが私は、たたかれた児童には大変合いすま
        ない気持ちです。
         たたいた保護者の気持ちは良く理解出来ますが
         其の怒りは学校に向けて欲しかった。
     
       ‥話の途中で読売の記者が私に、「概要は良く解りま
        した、大変でしょうが私はこの件から降ります。大
        変でしょうが頑張って下さい」と言って帰りました。
         他の記者も私に、励ましの言葉をかけて帰って行
        きました。

        新聞記者が何故早々と帰ったのか?其の一つは読売
        の記者と面識が有ったこと。
         二つ目は私は事件の当該者について、誰も責めな
         かった事ではないかと思っています。

        新聞記者が此の事件を記事にしなかった事は、私に
        は大変に幸いでした。

        ※ その頃障害者の子を持つ親は、健常児の子供と
          一緒に教育を受けさせたい雰囲気が有った。
          何人かの保護者が、個人的に頼みに来ていた。
          それで私は、保護者の気持ちを受け入れてあげ
          ていました。 

      ・ たたいた保護者への対応
         後日何回も家庭に行き色々と話をしましたが、完
         全な理解は得られませんでした。

     この保護者の基本的な考えは
       このお母さんが学んだ頃も、知恵遅れの児童が
       クラスにいたが、解らない子は先生は余り関わらずに
       したいことをさせていた。家の子もそうして欲しい

       私はこの子が生まれてから、今日まで色々としました。
       でもみんな駄目でした。
        「 先生方は1年か2年で受け持ちが替わるでしょ
       うそれで家の子が他の子供の様に出来るはずが有りま
       すか。」 と言うのです。

        私はお母さんのこの言葉を聞いて後で涙が出ました。
       それとお母さん「学校で立派に子供さんを伸ばしたあ
       げますよ。」と、きっぱりと言えませんでした。

       ・・・ 子供を育てる専門職で有りながら ・・・ 

     ※  誠意を持って事に当たれば、必ず相手に通じて私を支
        えてくれること。
        自分で出来る範囲の事を、すぐに行動でしていく事。
        自分に責任が来ないような、態度や言動は取らない事。
        そうすると誰かに、責任を持たせる様になる。                    
          

           
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 ~ 失敗から学んだ事 ~

2013年12月18日 08時42分49秒 | 教育
       12月18日 水曜日  

   ・1,300名余の大規模校で・九年間勤めた中でも忘れられ
   ないショッキングな出来事の一つでした。  
  
    古い書類を整理し廃棄するノートの中から、メモ紙が出
  て来ました読むと・「その子に合った教育を」・と書いている。

   「能力の優れた子も、劣った子も」同じような教えをした
  らいけませんよと言っているのです。

   言い換えると体育の授業で跳び箱の「五段跳べる子と、二
  段しか跳べない子に」同じ指導をしてはいけませんよ。

   能力の劣った子には、その子に応じた手立てをして指導を
  するのですよ。との教師に戒めの言葉です。

   メモを見た途端に思い出した事、「ある朝の始業始め前の
  出来事でした。」
   職員室の前の中庭に子供達が群がっていました。気付く間
  もなく四年生の男の子が私の前に来て「先生・・◯◯さんの
  お母さんが,Aさん・とB・Cさんを殴っていますよ」と

     ・・・息せききって、私に知らせるのです。・・・

   すぐに中庭に出て、「お母さんに‥何が有ったんですか?」
  と尋ねてから・「応接室で訳を聞きましょう。」と言うと・

  「子供も、先生もそして学校も」皆で家の子を馬鹿にする‥
  虐める」ので仕返しをしたのです。と言って私を振り払って
  帰りました。

   私はその時のお母さんの気持ちが、痛いほど良く解りまし
  た。それはその子の事について何回も家庭訪問をしたり、お
  母さんと話し合っていたからです。
   又受け持ちの先生の其の子に対しての配慮の気持ちも、良
  く解るのです。又その子をつねった子供の気持ちも良く解り
  ます・・・

      ・・・・・ 事の起こりは ・・・・・

  「知恵遅れの子」の受け持ちの先生は、その子の座席の周り
 には成績の良い子を3人も置いて、何時も注意して見させて間違
 いに気づいたらその子に教えて上げるように言っていたのです。

  在る自由時間の時に「何回教えても間違いが解らないので」
 子供ながらつい股の当たりをつねったと言うのです。
  
  知恵遅れの子のお母さんが知恵遅れの子と一緒に風呂に
 入っていて、娘の股の当たりが紫じみたのに気づいて「どう
 したのと尋ねたところ,AさんBさんと・Cさんがした。」と答え
 たのです。
 ・・・・・それを見てお母さんの怒りは最高に ・・・・・・

    ・・・・・・それですぐに学校に来て・・・・・・

      ・・・ 続きは 次回に致します・・・

 
     







          
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 ~ 今日の新聞記事から ~

2013年12月14日 08時39分23秒 | 雑学
       12月14日土曜日   

  読売新聞の12月14日の朝刊の9面に、 涙で読む「母へ
 の手紙」が載っていました。涙なしには読めない内容の記事
 でした。
  
  廃校になった小学校が図書館として生まれ変わった橋本文
 庫が「母への手紙」を募集した。・・・ところが全国からさらに外
 国からも応募作品が1313通もあった。

  秋田県山本郡三種町鯉川の橋本五郎文庫で、「母への手紙」
 作文コンクールの表彰式が行われた。
  最優秀賞は茨城県潮来市の高橋克巳さん(56)が13歳の時
 に別れて、32年ぶり母との再会をめぐる作品だった。
  
 ・・・長くなるので 以下省略 是非読んで欲しい内容です。・・・
  
  其の記事の続きに
 作家 井上 靖氏の「養之如春・ようし、じょ、しゅん」という随筆
 があり・略・・家の二階の座敷に、此の四文字の額がかかっていた。
「これを養うは春の如し」と読むであろう。
 
  医者の家なので、病気を治すには、春の光が万物を育てる
 様に焦らず、ゆっくり養生すべきである。長い間そう解釈して
 きた。しかし今はもっと広い意味で考えている。「之」には何を
 当てはめてもいいだろう。

  家庭を作るにも、仕事を大成させるにも、子供を育てるに
 も、皆春の陽光が万物を育てるようになすべきである。井上
 さんはそう解釈しながら毎年の書き初めには此の「四文字」
 を書いていると結んでいる。・・・

 ・・話が少し省略したり・・・前後したり…などお許し下さい。・・

         






                       
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 ~ 今の日本の政治について ~

2013年12月12日 21時47分59秒 | 生活
   12月 12日 木曜日   

    ~ 私はこの頃日本の政治を、この様にして欲しいのです。~

     私は新聞やテレビの報道を見たり来たりして悲しいのです。
    その訳は選挙の度に、投票率の低いことです。それについて
    私の考えの1~2を、述べたいと思います。

     先ず政党は(プロの政治家であるなら)日本の未来像を示し
    て欲しいのです。少なくとも20人くらい以上の政党は・・・

     80パーセントくらいの国民に、絵や図混じりの文章で解る
    ように説明することです。
      プロの政治家だから、出来るでしょう。

     先ず政党が示して、テレビや新聞などで解るように報道する
    のです。今毎日の様に広告が来るでしょう、それに負けない
    ように宣伝するのです。公的機関で公平に・・・選挙管理委員
    会的な中立な機関で ・・・・・・未完

        








        





   
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