死にもの狂いでホルモンを覚えている。苦しい。そろそろヤバい。すると、レジュメの文字はさらに追い打ちをかけてくる。
「テストステロン」
……テスト、捨てろ?ん?
オ イ ラ は 負 け な い よ
その発見を周りで勉強してるやつらに教えてあげると爆笑をさらい、悦に浸っているとそのネタは隣の男に呟かれていたことにのちのち気が付く(笑)。それ、俺が発見した奴だからね(笑)。医大生・たきいです。
さて、先日買い物に出かければ妙に「粉類」が気になって、一緒に買い物していた自炊が得意な秋田出身の男にその用途を尋ねる。薄力粉はどうのこうのとか、強力粉はどうのこうのとかいろいろ聞いたのだが、全部忘れてしまったので詳細は語れないのが悲しいところなのだが、とりあえずどうも「片栗粉」は料理ビギナーの筆者でも扱えそうなものであると教わった。んじゃ買ってみるかな、と問えば彼は
「まあ好きにすれば」
というのでノリで買ってみた。何事もとりあえずやってみるのが大切である。
家に帰り、ひとまず手元にある野菜を切って、ごま油で炒める。次に細切れの牛肉を投入。適当に焼いてみる。いつもなら、「醤油・みりん・酒=1:1:1の法則」または「豆板醤は神様の法則」により味付けが終了するところなのだが、今日は買ってきた片栗粉を使わずにはいられない。水に溶かして入れてみた。
…すると、えーと、なんというか、全く食欲がそそられないような見た目になってきた(笑)。ドロドロ。一瞬“runny nose”を連想してしまったらもう悲惨の一言である。とてもじゃないが完食できる気がしない。適当に料理なんてするものではなかった(笑)。これは一大事である。多くの食材を無駄にするとは人間として恥ずべき行為である。なんとしても食いきらねばならないがはたしてどうすれば。人間窮地に立たされると意外に策を思いつくもので、「カレー粉入れちゃえばいいんじゃないか」と閃いた。フライパンから鍋に移行し水を入れてカレー粉を投入。決してうまいとはいえないが、食べれなくはない感じに仕上がった。窮地は脱した。
この一連の笑い話をご近所の新潟県人に話すと呼吸困難になりそうなほど笑われた(笑)。彼、学年屈指の料理男子である。どうやら、常識人からすると筆者はありえない行動をしていたらしい(笑)
しかし、買ってしまった片栗粉はどうすればいいのか。そもそも何に使えるのかと聞くと、どうやら餃子の「羽根」に使われるらしい。ははぁ餃子は筆者の大好物。餃子の羽根の正体は長年謎でしたがそういうことでしたか。なにはともあれやってみるか。投入する片栗粉の量は「適当に」らしい。さきほど、「適当に」は禁物であると学んだばかりだが細かいことは気にしない。
まずは餃子を包む。…嘘です(笑)。18個99円の冷凍餃子がスーパーで買ってあった。油をひいて温めたフライパンに餃子を並べる。そうしてIHの温度をマックスに。投入、片栗粉。…わわわ、全体に広がってかないよ。やべ、とりあえず水いれっぺと緊急対応。大丈夫かわからないがひとまずふたをしてその場を離れた。
数分後、いい感じで焼けてるんじゃないかなと思いさらに開けてみました。すると、
あー、焦げちまったよ。母親に出された文句を言うレベル。笑
羽根がまだ生のままだと我慢した結果がこれでした。なかなか完璧は難しいものです。
アップで。羽根ができてるのかよくわかりませんな。しかし意外となかなか?w
片栗粉で餃子の羽根が作れると教えてくれた新潟県人を部屋に招いて一緒に晩御飯。料理男子に料理を振る舞うとは恥ずかしいものです。米とかすき焼き風肉野菜炒めとかも振る舞った(笑)
「おー、初めてにしては成功じゃないの」
またまた。
「このお米おいしいね」
宮城県産の無洗米です。しかし新潟県人に褒められるだなんてそんなそんな。
テスト終わったら料理本買おうかな。笑
(レトルトカレーに飽きてきた人(笑))
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