合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

通関士試験:通関業法の配点について

2007-07-08 20:41:22 | 通関士
通関士試験:通関業法の配点について
  
  通関業法が難しくなる?
  を書いてから、数名の方からご質問を頂いた。


  要項と願書を入手したけれど、

   通関業法について、

   選択式1問(5点分)が減ったというのは、
   どうしても分からないし、

   選択式が1問減ると何故難しくなるのかも
   理解できないので教えてくれ・・・


  なるほど、
  これには昨年からの長い歴史(?)がありまして、

   公表された数字を基に予測する訳ですが、

   昨年は、関税法について、
   このブログにも載せました。

   通関士試験と鶴亀算
   このときも、数学は「ようわからん」
   とお叱りのメールを頂いたので、
   
   今回は途中を省略したのですが・・・


  さて、

   昨年の実績から、

   語群選択式については、

    1問について、5個の空欄があって、
    各1点で、1問5点とします。

    昨年のように4問だったら

     4問×5点=20点になって
     選択式の合計19点を超えるので、
     4問はありえないのです。

     そこで、語群選択式を3問と仮定し、
     3問×5点で15点とします。


   選択式には、正しいもの(又は誤っているもの)
   を全て選ぶ複数選択式がもあります。

   この複数選択式を4問とすると、
   1問1点で、4点になります。

   そうすると、

    語群選択式  3問  15点
    複数選択式  4問   4点

    従って、
    選択式の合計は、7問19点になります。

    これは、通関士試験広告の内容と一致します。
   
    昨年は、語群選択式が4問だったので
    今年は、1問減るということになります。


  次に

    実際に問題を解いていただくと分かりますが、

     ゼロ解答のある択一式 と 複数選択式 

      を正解するには、
      かなり正確な知識を必要とし、

      難しいものです。


     一方、語群選択式は、

      前後の文脈とかすかな記憶から、
      何とか語群の中から

      正解を選ぶことが可能なのです。


   ですから、

     得点源の語群選択【5点分】が減ったので、

     難しくなると予想したのです。

   これで、宜しいでしょうか?

   メールマガジンのネタをここに使ってしまったので、
   また発行が遅れるかな・・・
     



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする