合格祈願!通関士・貿易・英検のサプリメント

通関士、貿易実務、英検などの受験者に、
ノウハウや試験情報などを提供しています。

中年フリーター:負け犬の遠吠え

2007-07-20 12:10:17 | 就職&仕事
中年フリーター:負け犬の遠吠え


昨日「年齢限定の求人?」という記事を

 普段思っている・感じている通りに書いた。

 意外なことに
 同感やら賛同のメールを頂いてビックリしている。
  (驚きのあまり、返信を忘れてます。スミマセン)

  私は本来「あまのじゃく」「異端児」なので
  変ってて面白い、という評価は頂くが、
  同感は少ない(自慢?)。


 職安の求人例やら
 ご自分の例を説明していただいたり、

  この問題、
  根が深くかつ現実に進行中の問題だと
  改めて痛感した。

  私は、とっくの昔に就職は諦めて
  「中年フリーター道」を究めようとしている。

  時間給講師、非常勤講師という稼業だ。
  この分野で、そろそろ免許皆伝だ。



 卒業時の定期採用を最優先する
 硬直化した人事方針の弊害は、

  その企業一社の没落だけでなく、

  今や(ずーと以前からだが)
  社会問題を引き起こしている。


 その一例が、今朝の日経11面に載っていた:

  見出しを順に見ていくと、

   「入社先決定 学生の5割」

   「人材確保 前倒し鮮明」

   「人材の質・量 両立難しく」

  
  新聞記事を読むまでもないだろう。

   こんな風景がイメージできる:

    ゆとり教育で育った仕事適性未定の
    少子化=人数の少ない新卒市場。

    そこに、

    2007年問題(団塊世代の定年化)を考慮して
    みかけだけ業績回復傾向の企業が殺到している。

    しかし、
    企業の基準に合う学生は少ないのだろう。
    先を争って、「内々定」を出している。



  仕事を求めているのは、新卒だけではない。

  人材は、新卒だけではない。

   何故、気がつかないのだろう?

    既存の年功序列体系を崩したくないから?

    新卒の方が安いから?


   そんな既得権益を守るような官僚的発想の企業に

    魅力を感じる若者が多いのも嘆かわしい、

    などと口にするのは:


    ウヮォーーン!


             負け犬の遠吠えか・・・




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする