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貿易実務検定:インドとのEPA承認される

2011-05-21 02:30:30 | 貿易実務検定
昨日(5月20日)の
日経夕刊2面の下の方に
遠慮がちに載っていました。

 日本とインドの経済連携協定(EPA)が
 20日午前の参院本会議で承認された。

 日本側は
 ほぼ全ての工業品の関税を即時撤廃。

 インド側は
 日本の鉄鋼製品や自動車部品、農産物 などの
 関税を段階的に撤廃したり引き下げ

 だそうです。

さて、ここで問題です。

日本がEPAの承認をしたのは、
今回が12カ国目となるそうです。

 相手国、言えますか?

  シンガポール 
  メキシコ   
  マレーシア 
  チリ    
  タイ     
  インドネシア 
  ブルネイ   
  ASEAN包    
  フィリピン  
  スイス    
  ベトナム  
  インド  

 EUとかアメリカとか大口のお得意さんが
 入ってないのが寂しいですね。

 貿易立国という看板を下ろして
 長い間、農業鎖国中の日本としては

 最近の、ベトナム、インドはヒット
 でしょうね。

 特に‎
 インドは、人口12億人の大国。
 日本の10倍と将来有望。

  自動車関連産業や電機・電子産業は
  10%を超えるインドでの関税に

  韓国などアジア新興国に
  市場のシェアを奪われいたので、

  やっとこれでインドでは並んだ、
  という感じですね。


やっと、インドでは並んだ、の意味
わかりますか?

 韓国は、昨年1月に既に
 インドとのEPAが発効済なのです。

  この競争、頑張ってほしいものです。

  知人も数年目から
  よくインドへ出張していますし、

  友人もインドに転勤になり
  単身赴任中ですね。

  民間は、最後の巨大市場と位置づけて
  生き残りを掛けて取り組んでいます。

  先にインドとEPAを結んだ国は
  日本のEPAが与える影響を
  既に調査済で
  マーケティング戦略を練っているらしい。

  これを契機に、
  農業鎖国をやめて
  日本も開国したいですね。
  

 韓国は、EUとも発行済です。
 
  日本は、首相が意欲をみせた、
  と同じ新聞の一面に載っていましたが、

  この大きいEU市場でも
  不利な競争を強いられています。

  パフォーマンスでもいいから
  交渉の糸口を掴んで貰いたいものです。
  



コメント
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