前回は
高校生と通関士というテーマで若干の感想を書きました。
高校生とは接点がなくあまりお役には立たなかったかも。
今回は
大学生と通関士試験というテーマで書いてみます。
以前、
大学のエクステンションや課外講座で
通関士講座を10年以上担当したことがあるので、
若干、書きやすいテーマです。
資格は学問ではないという文部省の偏見なのでしょうか?
大学には資格取得をする科目の講義はないようです。
ですから、大学は、
外部業者を使って資格講座を学生に提供します。
私などは外部業者と契約して
大学の資格講座に時間給で派遣される派遣講師という
立場で教えていました。
大学の資格講座の担当者も
外部業者の担当者も
通関士試験の受験勉強について
あまりご存知でない場合が多いようです。
講座の良し悪しは、担当者の情熱と勉強に左右されます。
もっとも、このような事情を把握されていて、
担当者の頭越しに講師の意見を求められる
責任者もいらっしゃいました。
担当者が情熱を持って取り組んでいる場合と
責任者が見識をお持ちの場合は
良い結果が出ますね。
そのような状況は学生は見事に見抜いているようです。
うちの大学にも通関士講座はあるし若干安いけれど
株式会社○○大学の講座はこれ以上受けたくないので
スクールきづに通いたいです。
安いだけの講座で受からないらしいので、
先輩からこのスクールが良いと聞いたので親に相談したら
安物買いの銭失いをするくらいなら
先輩のアドバイスに従ってお世話になったら?
この傾向は
貿易実務検定の講座でもみられます。
(私のところに来れば受かるということはありません!)
教育は無形なので実態は体験者でないとわかりません。
しかし、
同じ大学の学生さんの中で情報が共有されているようです。
他所の大学のことも知ってる人がいるので
情報(内容の信憑性は不明)の伝達の速さに驚くばかりです。
このあたりは前回書いた高校生の場合とは全く違って
私などが心配したりアドバイスする余地はないようです。
大学の通関士講座は公開になっている場合があります。
通っている大学に講座がなくても悲観する必要はありません。
社会人の人が通学する資格学校では
通関士講座は20万~50万円ほどかかるので、
大学の公開講座 か 通信講座 で
勉強される学生さんが多いようですね。
だって、
大学の通関士講座は3万~8万円程度ですからね。
私は、通関士講座の無料説明会にこられた学生さんには、
大学名を聞いて、
貴方の大学には通関士講座があるから
そちらの方が安いですよと
親切丁寧に教えています。
そのせいもあって、
私の講座は15万円前後になるようにしていますが、
学生さんの比率は少ないですね。毎年1~2名です。
社会人の受講生が多いのは、
合格した受講生が業界に転職・就職して、
口コミで広めてくれるからです。
さて、
大学生の場合は、就職活動の一環として通関士試験に挑戦されます。
2回生、3回生、あるいは内定を決めた4回生、
時々院生も参加されます。
問題は、この試験、
受験する年度によって難易度が大きくぶれるので
一生懸命勉強しても合格できるとは限らないのです。
通関士試験合格を就職活動の目玉として考えていると
就職の計画が狂ってしまいますね。
折角頑張っても出鼻を挫かれて困ります。
大学の通関士講座で教えていて、
一番辛い瞬間でした。
もっとも、
勉強してきたことを訴えて就職できた人もいますよ。
そういう人は、卒業後は
大学の講座には時間的な制約で参加できず、
通信教育、その他の巷の教育機関を利用されるようです。
色んなことを思いつくまま書いてしまい
長くまとまりのない内容になりました。
ご参考になれば幸いです。
高校生と通関士というテーマで若干の感想を書きました。
高校生とは接点がなくあまりお役には立たなかったかも。
今回は
大学生と通関士試験というテーマで書いてみます。
以前、
大学のエクステンションや課外講座で
通関士講座を10年以上担当したことがあるので、
若干、書きやすいテーマです。
資格は学問ではないという文部省の偏見なのでしょうか?
大学には資格取得をする科目の講義はないようです。
ですから、大学は、
外部業者を使って資格講座を学生に提供します。
私などは外部業者と契約して
大学の資格講座に時間給で派遣される派遣講師という
立場で教えていました。
大学の資格講座の担当者も
外部業者の担当者も
通関士試験の受験勉強について
あまりご存知でない場合が多いようです。
講座の良し悪しは、担当者の情熱と勉強に左右されます。
もっとも、このような事情を把握されていて、
担当者の頭越しに講師の意見を求められる
責任者もいらっしゃいました。
担当者が情熱を持って取り組んでいる場合と
責任者が見識をお持ちの場合は
良い結果が出ますね。
そのような状況は学生は見事に見抜いているようです。
うちの大学にも通関士講座はあるし若干安いけれど
株式会社○○大学の講座はこれ以上受けたくないので
スクールきづに通いたいです。
安いだけの講座で受からないらしいので、
先輩からこのスクールが良いと聞いたので親に相談したら
安物買いの銭失いをするくらいなら
先輩のアドバイスに従ってお世話になったら?
この傾向は
貿易実務検定の講座でもみられます。
(私のところに来れば受かるということはありません!)
教育は無形なので実態は体験者でないとわかりません。
しかし、
同じ大学の学生さんの中で情報が共有されているようです。
他所の大学のことも知ってる人がいるので
情報(内容の信憑性は不明)の伝達の速さに驚くばかりです。
このあたりは前回書いた高校生の場合とは全く違って
私などが心配したりアドバイスする余地はないようです。
大学の通関士講座は公開になっている場合があります。
通っている大学に講座がなくても悲観する必要はありません。
社会人の人が通学する資格学校では
通関士講座は20万~50万円ほどかかるので、
大学の公開講座 か 通信講座 で
勉強される学生さんが多いようですね。
だって、
大学の通関士講座は3万~8万円程度ですからね。
私は、通関士講座の無料説明会にこられた学生さんには、
大学名を聞いて、
貴方の大学には通関士講座があるから
そちらの方が安いですよと
親切丁寧に教えています。
そのせいもあって、
私の講座は15万円前後になるようにしていますが、
学生さんの比率は少ないですね。毎年1~2名です。
社会人の受講生が多いのは、
合格した受講生が業界に転職・就職して、
口コミで広めてくれるからです。
さて、
大学生の場合は、就職活動の一環として通関士試験に挑戦されます。
2回生、3回生、あるいは内定を決めた4回生、
時々院生も参加されます。
問題は、この試験、
受験する年度によって難易度が大きくぶれるので
一生懸命勉強しても合格できるとは限らないのです。
通関士試験合格を就職活動の目玉として考えていると
就職の計画が狂ってしまいますね。
折角頑張っても出鼻を挫かれて困ります。
大学の通関士講座で教えていて、
一番辛い瞬間でした。
もっとも、
勉強してきたことを訴えて就職できた人もいますよ。
そういう人は、卒業後は
大学の講座には時間的な制約で参加できず、
通信教育、その他の巷の教育機関を利用されるようです。
色んなことを思いつくまま書いてしまい
長くまとまりのない内容になりました。
ご参考になれば幸いです。