貿易実務検定の中の通関＆・・

あと一ヶ月ほどで
３月の貿易実務検定ですね。

　勉強は捗っていますか？

　さて、
　貿易実務検定準Ａ級・Ｂ級オフィシャルテキストが
　２０１０年１月９日付けで改訂され、
　改訂第３版として店頭に並んでいます。

　貿易手続きの中に通関があるので、
　貿易実務検定で通関がどのように扱われてるか
　興味のあるところですし、

　３月の本試験が近づいているので
　チェックしてみました。

第２版に追加された部分は、

　輸出申告時期の例外として

　　特定委託輸出者が輸出する場合
　　特定製造貨物輸出者が輸出する場合

　　　認定通関業者、認定製造者、ＡＥＯ
　　　にも触れられていた。

　輸入通関では、
　　ＡＥＯ制度の一環として

　　特例委託輸入申告制度が
　　４行で紹介されていた。

　ということで特に目新しい記述はなかったですね。


それよりも、ページが増えていたので
更にチェックすると、

　保険のところに、
　貿易一般保険（個別保険）が７ページ
　使って説明されていました。

　要注意！
　

通関士試験の勉強時間

初めて通関士試験に挑戦される方
を対象に書きます。

　通関士試験に合格するには
　最低何時間勉強すればよいか？


これは意外と難しい質問です。

　人によって勉強の仕方も違うし

　一定の時間勉強すれば合格させてくれる
　規定もないのです

　でも、独断と偏見で、
　目安として３００時間と言っています。

　これより少ない勉強時間で
　合格した人を知らないだけですが・・

　
合格率が１５％の時に言っていた数字ですが、

　その当時でも
　他の先生は、税理士の一科目分に相当し、
　５００時間と言っておられました。

　３００時間と５００時間では随分違うのですが
　これくらいバラツクということで
　あくまでも目安・参考ということです。

　今は、合格率７％の時代ですから、
　最低３００時間とすべきかもしれません。

　
「はじめての通関士試験：超入門ガイダンス」　
でも、３００時間にしていました。

　私は
　この３００時間に強い拘りを持っていて、

　私の通関士講座を受講希望の人には　
　学習時間を申告して貰って、
　３００時間に満たないと、

　受講申込みを受理しません。

　そこで、勉強時間の交渉をします。
　時間を作る工夫などについて
　話し合いをします。

　これが合格の第一歩です。

　　でも、悲しいかな。
　　講座の途中でアンケートをとると
　　約束違反の人がいますね。

　　　指導力がないと自分を責めるのですが、

　　特別な能力のある人でも
　　勉強時間が確保できないのであれば、
　　通関士の受験は諦めたほうが良い。

　　なぜなら受からないから。　　

　受講申込みを受理しないのも
　同じ理由です。

　　
独学でも、通信でも、通学でも同じです。
当たり前ですが、勉強しないと受からない。

　その勉強の基準が通関士試験では
　最低３００時間です。

　でも、受験する人は皆、
　自分は特別天才だと勘違いして、
　もっと少ない時間で合格できると
　何故か思ってしまうようです。

　甘いな・・・・！
　

リコールと並行輸入

リコールというと今、旬なのはトヨタ？

　ありえないような事故ですね。
　この対応で本物かどうかが判断されます。　
　注目の的です。
　

昨年、アメリカで大規模なリコールが起こって、
日本でも幼児の重傷事故が報じられたので

　乳児をお持ちの方はご存知でしょうね。

　英国マクラーレン社製の
　折りたたみ式ベビーカーの「指はさみ事故」

　
私は、個人輸入に興味があって、

　このようなリコールという事態、
　トラブル対処方法で、

　ブランド側、代理店側、並行輸入業者側の
　対応を見守っていたのですが、


事故防止用のおりたたみ部分にかぶせるカバーを

　正規代理店は、無償配布をしているが、
　並行輸入ルートで買った人は入手困難！

　これはオカシイ、ということで、
　消費者庁が英国マクラーレン社に対し、

　並行輸入品にも対策を実施するよう要請したのが
　昨年の１２月でしたね。

　私も、
　メーカー側の消費者無視の対応には驚きました。


そろそろ動きがないかと、ネットで追加検索すると、

　その辺りの駆け引きが載っていました：

　マクラーレン社は１月、
　　製造番号を提示すれば並行輸入品にも
　　純正カバーを提供する意向を打診し、

　それに対し、

　並行輸入業者の多くは

　　製造番号をマクラーレン側に知られると、
　　仕入れ先が特定され製品供給ルートを
　　遮断されかねない、

　　ということで、
　　自前で作ったカバーを配布する対応を選んだとのこと。

　安全に関わる問題なので、

　　利害関係を持ち込まずに解決してほしいですね。
　　
　　独禁法、ＰＬ法の絡みで考えると、
　　このケースはどうなるのかな・・・


　　


　　

　　
　

英検とテキスト・問題集

英検は、

　レベル別に分かれているので
　レベルにあった教本というか
　教材や問題集、単熟語集、

　更に過去問、模擬問題集まで
　揃っていて、

　これらを全部すれば完璧ですね。

　ところが、
　何と言うか、現実は違うようです。

　教材を完璧に勉強して　
　実力を身につけることができれば
　という前提条件付きなのです。

　教材があるからといって
　実力をつけれれるかどうかは
　
　独学であれば本人次第、

　通学であれば、
　本人、先生、学校次第（？）
　責任は分散されるけれど、
　結果は本人に帰って来る。

　級が上になるに従って、
　受験用の教材以外の
　教材を利用して勉強する人が
　増えているようです。

　準１級合格者に聞くと　
　英字新聞、英語放送を
　利用している人が多いですね。

　でも、個人差があって、
　話す練習をしたことがない人は
　２次試験のスピーチの練習、

　一回のリスニングで内容が
　捕らえられない人は
　記憶に残るリスニングの練習、

　長文の読解に不安な人は
　内容把握の練習、

　何故か文法に拘る人は
　文法の勉強を

　それぞれ重点的に学習して
　レベルアップを図っています、

　目的にあった教材もあるようですが
　それぞれ工夫されているようです。

　ということで
　具体的な教材名は、
　ネット上で溢れていますので
　そちらをご参照下さい。

　ただ、
　教材だけの問題ではないことも
　ご記憶頂ければ幸いです。

　あまり参考には・・・・


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貿易実務検定とテキスト・問題集

貿易を取り巻く環境は
大きく動いています。

　試験の出題分野も　
　微妙に変化しているようです。

　その変化を
　受験生が察知して
　受験準備するのは大変です。


　この試験の良いところは、

　主催者がオフィシャルテキストを
　出版しているので、

　単純にそこから出題されると考えて　
　準備すれば良いので楽ですね。

　しかも、つい最近、
　Ｃ級用のベーシック版も
　Ｂ級・準Ａ級用のアドバンスト版も
　改訂されていますので、

　タイミング的には、
　旬のテキストで勉強できますよ。
　

　テキストだけで不安がある人は、
　過去問を単品でも購入できるし、
　数回分が一冊になった問題集もある。

　テキストと問題集が揃っているので
　独学でもコツコツ勉強すれば
　合格できるかな・・・

　　準Ａ級から講座を利用された方は、　　
　　Ｂ級は独学だと仰ってました。

　　経済状況が今一なので、
　　独学で頑張る人も多いでしょう。

　　Ｃ級は独学でＢ級から講座という方も
　　最近は多いですね。

　　是非、頑張ってください！
　　
　でも、実務経験もないし、
　テキストを見ても今一わからない。

　そんな人も多いようです。
　最初から読んでわかるようには
　書いていないように思います。

　　通関士試験に合格した方が
　　Ｃ級を飛ばしてＢ級から
　　勉強される場合でも

　　やはり、苦労されていますから、
　　テキストがあっても難しいと
　　思いますよ。

　　しかも、
　　就職・転職活動でアピールしたい。
　　早くＢ級まで取りたいが、

　　今から講座を利用すると、
　　Ｂ級は年末になってしまう。

　　そんな方のために、
　　３月にゼロから始めて７月にＢ級を狙う講座
　　を創ります。　

　大阪付近の方は、ご検討くださいね。

　今日はコマーシャルでした。