道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

1/10ついに積雪で休足日(そんな生き方…)

2025-01-10 16:18:00 | 日記

どこかの地方の豪雪被害にはほど遠いけど
我が地にもついにそれなりの積雪が…

朝の雪道
初孫くんを学校近くまで愛車で送ったとき
歩道の積雪状況を窓から目視した結果
とても走れる状況にはないと…



お天気自体は
昨日や一昨日のヒドさに比べると
気温も風も雨雪も全然マシで…

陽が照り始めたりすると
俄然走りたい思いが湧いてくるけど
さすがに今朝の雪の積もった路面じゃ…

水分をかなり含んでグショグショの
シャーベット状の雪の上を走るのは
あたかも水溜りの中を走るのとおんなじで…

いくらシューズが濡れることに慣れていても
アラレよりは断然滑りやすいし
もしコケたりでもしたら…

それに第一シモヤケの兆候を助長するだけで
無理して走るのはマイナスでしかないと
そんな断腸の思い?でやむなく休足日に…

元日以来の…


アレッ?
今日は走らないの?

道路に雪積もってるし…

大したことないんじゃない?


カミさんは
僕にジョグに行けよと言わんばかりの口調
確かに雪かきするほどの量でもなくて…

いつもどんなにヒドい雨風であろうと
平気なように毎日走ってるから
これくらいの積雪で走らないことを
不審に思ってるんだろう

僕もホンネは
ジョグに出かけたい思いヤマヤマだけど…

道路を走らない人に
今日の積雪状態の道路を走ることの大変さ
そんなことなんかわかるわけないよなぁ

マラソンを始めた頃は
たとえ雪が積もろうととにかく走りたくて
なりふり構わずビショ濡れも厭わず
ゴム長を履いてでも走っていたっけ?笑

あの頃は50代前半だったか?
まだ本物のジジイじゃなかったし
シモヤケになんてならなかったからなぁ

いまはもう古希の手前直前
早いもんだ時の経つのって…
あの頃が懐かしいけどもう戻れないし…

まぁ
戻ったところで
イヤなこともたくさんあったはずで…

やっぱりいまの方が良いのかもなぁ
辛い仕事や息苦しい人間関係に
悩まされることもなくなったし…

ただ
すっかりジジイになっちまったけど…








午前10時を回って
いつものように
カミさんがスポーツジムに出かけたあと
午前中からプチチートデイにすることに…

AirPodsでこの子を聴きながら…



買い置きしてある缶ビール
何本も飲みながらふと思い出したのは…

少し前にチームのメンバーが教えてくれた
某トンネル歩道のランニングコースのこと
たくさんのランナーたちが走ってるという…

思い出した途端に
こんな日にこそアソコに行けば良かったと…
失敗したなぁ

もし
明日も走れない状況なら
明日こそ行ってみようと…

でも明日は土曜日か?
土曜日ならいっぱいで混んでそうだなぁ
どうしようかなぁ

速いランナーたちが駆けている中で
ノロいポンコツジジイが走るのは
やっぱり迷惑だしそれよりハズいか?

食堂の窓から
明るくて雪もこれ以上積もりそうにない
外の道路を恨めしく見ながら思案するだけ…

明日
走れるんならいいんだけど…

まぁ
明日のことは明日になってから考えるさ

何かと計画を立てたところで
残り少ない余生の中で
どれだけの効果があるやら…

今日一日を無事に生きられるだけで
それだけでいいのかもしれない

そう思わないとなぁ

不埒な煩悩は尽きないけれど
そんな煩悩ばかりに振り回されてたんじゃ…

だけど…
あと少しの期間しか生きられないと思えば…

少なくても古希までは
そんな煩悩に振り回されながらでも
ギトギトとイヤラシく生きていたいと…

もうこれからは
こんな風にはなれないかもしれないんだぜ?
脂ぎった欲望の塊みたいな
そんな勘違いジジイの生き方…

そうだと思えば
愚かな煩悩もまた大切にした方が…

だからやっぱり
明日は走りたい…

いつもの10キロでいいから
もう贅沢は言わないさ

ポンコツな
アラ古希ジジイだから…

それで充分さ…