道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

1/24疲労の波の中のゆるジョグ10㎞(それでも構わないか?)

2025-01-24 17:20:00 | 日記


愛車のインパネが示す外気温は3℃
それでも屋根をオープンにして
初孫くんを小学校近くまで送り届ける

冷たい風が車内に吹き込んできても
初孫くんは文句は言わない

雨雪さえ降っていなければ
僕がオープンにして走るのは
初孫くんにも周知の事実?

だから
そんなもんだと承知してるのだろう
半ズボンの寒い格好でも…

オープンにして走らせてると
登校中の小中学生や行き交う車の視線が
痛く感じるのは自意識過剰だろうか?

それでも寒さに負けず
初孫くんを無事送り届けてから
やんわりとジョグの準備を…

寒いけどお陽さまも出てるから
今日も真っ赤なロンTをインナーに重ね…

この子をお供にして…



2〜3日続いた速めのペースのせいか
今日は足腰もやや疲れ気味で
昨日までとは違う重い感じ…

若い頃とは違って
すぐに疲れは溜まっちまうし
そしてなかなか取れない年齢

それでもこうやって
毎日走れるだけでも御の字だと…

ズキズキと痛む足指のシモヤケ
負担をなるべくかけないようにして
ステップを進めていく

いつもなら
6キロ過ぎの長い上り坂を上り切ると
フッと軽くなるのだが…

今日はやっぱり疲れが溜まってるのか
追い風に変わったはずなのに
重いままの状態から抜け出せず…

そして俄に暑く感じ始めたと同時に
いつにも増して汗が多く流れ始める




調子が出ずじまいの10キロジョグ
汗だくになりながら家の近くまで…

毎日走ってれば
思い通りにいかない日もあるさ

期せずして
すでに目安の月間200キロに到達済み

でももう若くはないんだから無理は禁物
頑張りすぎないようにしないと…

そう思いながらも
最後の交差点の青信号に間に合うように
ラストスパートをかけようとしたとき…

歩道の向こうから歩いてきた
お散歩らしきスラッとした女性

陽が眩しいのか両手をかざしながら
走ってる僕の姿を見つけると笑顔に変わった

ん?知ってる人か?
お姉さんなのか?オバちゃんなのか?
そう思って近づいていくと…

近所の同い年の女性知人のIちゃんだった
オバちゃんに間違いなく…


おお〜ッ!元気でいるのか?

元気です〜!
こうやってウォーキングしてるんだから…

そうか〜
オレに負けずに頑張れよ〜!
じゃあなぁ〜


本当は立ち止まって
少しは話をしたかったけど
ゴール手前だったから
止まるわけにもいかず…

青信号の交差点を渡ってすぐに
10キロに達しランニングアプリを止めた

アプリを止めて後ろを振り向くと
すでにIちゃんの姿は小さくなってて
声をかけても届かない距離にまで…

やっぱり思い切って立ち止まり
彼女と話をすれば良かったと…




年末に彼女の勤める某センターで会ったとき
普段は顔を見ても特に声をかけないのだが…

夏頃だったか某センターから帰る間際
不意に僕の方に駆け寄ってきて
毎朝走ってるのすごいわ〜と
わざわざ伝えてくれたことがあったので
年末なのに忙しいね〜と
遠くから声をかけると…

夏頃と同じく少女のように駆け寄ってきて
実は年内いっぱいでここを辞めるの
もういい歳だから…と打ち明けてくれて…

夏頃もそうだったけど
年末のときもちょっとした驚きがあって…

というのも
彼女とは小中学校の同級生でありながら
話を交わしたことすらないくらい
おとなしい子だったから…

10数年前に某センターで見かけたとき
ひょっとして同級生のIちゃんかも?と
思いつつ話すことは全くないままでいたのに
突如そんな風に話しかけられて…

もしかすると何十年ぶりにもかかわらず
彼女の方は僕だと気づいてたのかもしれない

でも
確かあの頃はいまと違って
まだ体重が100キロ近くあった
醜いデブの中年男だったはずだけど…

まぁそれはどうでもいいとして…

どうして彼女が僕に
訊いてもいないことを話しかける
ある意味積極的ともいえる
そんな態度に変わったのか…

1年前までは全く会話も交わさなかったのに
サッパリわからず…

ひょっとして
1〜2年前に年上のご主人が亡くなったことと
関係があるのか?

いや…
関係ないだろう
そんなことって関係あるのかなぁ?

でもおそらく
僕が彼女にある程度好かれていることだけは
間違いのないことだと…

じゃないと
絶対に話しかけてこないよなぁ

ひょっとしてこれが
新しい老いらくの恋の始まりになるかも?

う〜ん…
でもなぁ…

もうお互い古希だぜ
仲良くなっても
茶飲み友達がいいところか?

それでも構わないか?