今日から3学期の始まりのはずの初孫くん
朝早くから裏口を開けておいたのに
着替えのバッグは置かれないまま…
どうしたんだろう?
学校から帰ってきても着替えがないのは
今日の荒れ模様の天気だと絶対に困るはず
おそらく風の強い中
雨にも打たれビショ濡れになって
帰ってくるだろうから…
3学期の初日で
学校に持っていかなきゃならないものが
たくさんあったから
お嫁さん忘れちまったのか?
それにしても毎日のルーティンのひとつ
それを忘れちゃうなんて…
シッカリしてるようで
案外抜けてるところがあるんだよなぁ
何しろチャラ息子と結婚するくらいだから…
そんな風に口を滑らすと…
ワタシと同じよ!たまたま間違えたのよ!
アンタと結婚したのが
ワタシの人生で最大のミスなんだから!
そんなカミさんの
厳しすぎる?リアクションにタジタジ…
軽い気持ちで口を滑らさなきゃ良かったと…
やっぱり口は禍の元でしかないか…?
まぁしょうがないけど…
でも言わせて貰えば
僕にとってもカミさんと結婚したことが
僕の人生の最大のミスかもしれないし…
お互いさまさ
自分の方が全然マトモだと思ってるからなぁ
2人とも…
初孫くんがバッグを置き忘れたことで
ちょっとした小嵐が吹き荒れた我が家
その小嵐よりも
外の天気はまさに台風並みの強風の様相
雨雲レーダーによると
風速7〜8メートルくらいだから
休足日にする基準の10メートルには至らず…
なので今日も
そんなに気が進まないけど
日課のジョグへ…
僕と同じ60代なのに
とてつもない若さに見える
この子をお供にして…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/71/54dcae2555dbb47568c13cd49a830cda.jpg?1736221118)
スタート時はちょうど降ってなくて
青空まで見えてたから何の違和感もなく
いつものように走り出したけれど…
2キロ手前のちっちゃな美容室に着く頃には
すでに小雨が降り出していて…
これが小雨といえど強風の中じゃ
かなりの荒れ具合にまでなっちまって…
ちっちゃな美容室は室内も明るくて
オープンの看板もかかっていたけど
キュートな彼女の姿も見えず
車も停まってなくガッカリ…
キュートな彼女の影
少しでも拝めたなら凍える荒天の中でも
ちょっぴり元気が出たのに…
やがて雨足は
強くなったり弱くなったり
速い雨雲の流れるままに…
途中で痛いミゾレも降ってくるなど
時折の突風にフラフラ煽られながら
怪しげなステップを辛うじて踏み続けた
目深に被ったキャップも
何度も吹き飛ばされそうになって
手で抑えたり被り直したりして…
レンズについた雨粒で
見えにくくなったメガネを気にしつつ
こんなにヒドい天気でも走れるんなら
もう雨だけくらいなら簡単に走れちまうと
妙に自分の愚行ジョグに感心しながら…
だけど
実際にそのとおりだと…
強い雨風だけじゃなくて
こんなに凍えるほど寒いのに走れるなんて
もう積雪以外は怖いものなしだと…
冬の北陸で毎日走るためには
これくらいの天候は覚悟しておかなくちゃ…
好天ばかりの大都会に暮らす
グウタラ娘と孫娘が羨ましいけど…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/26/77fa384ebbf40439835485b4cdecb4b9.jpg?1736221969)
フラフラと倒れそうになるほどの横風や
全く前に進まない強い向かい風の中で
ギリギリ走り切ることができた10キロ
途中で誰かの車がクラクションを2度鳴らし
僕も誰だかわからないまま手を上げたけど
誰だったのかそんなことはどうでもよくて
ひたすら雨風を凌ぐだけで精一杯の前屈み
10キロが終わっても
手が冷たくかじかんでいるせいなのか
それともスマホの調子が狂ったのか
なかなかアプリ完了にならず四苦八苦…
まぁこの間みたいに
事故寸前になるようなことはなかったから
それだけでもヨシとしておこうか…
こんな荒天の日は
特に気を付けないとヤバいからなぁ
もう決して若くはないから
咄嗟に事故を避けるなんていう芸当も
簡単には出来なくなってるし…
マジに気を付けなくちゃ…
年が明けて今日で7日目
元日に送った
アラ古希某カオルさんへの新年挨拶メール
彼女からはまだ返信も届かず…
ひょっとすると
もうこのまま返信はないのかも…
もちろん
返信が届いたからといって
これから新たな進展が
彼女と僕の間にあるわけもなく…
そんなことを承知の上なのか
それともこれまでの僕の悪事の数々?を
どこかで知って呆れているのか?
どうなのか全くわからないけど…
コッチから
返信を催促するわけにもいかないしなぁ
たとえ催促して返信が届いたとしても
あんまり意味のない返信になるのなら…
実際にこれからの2人の間に
新しい何かが待ち受けてることもないし…
そう思うと
彼女の返信を躊躇ってる気持ちが
わからないでもない
もう
無意味に心が揺れるのは
虚しくなるだけだと思ってるとしたら…
もし本当にそう思ってるのなら
そのままそっとしておいた方がいいのかも…
いずれにしても
いつかどこかで
お互いに見かける機会があっても
再び2人だけで逢うことなんて
この先はないんだから…
おそらく死ぬまで…
そういうことじゃなくて
ひょっとして体調を崩してしまったのかも?
たとえそうだったとしても
今の僕にはなす術もないのだが…
いずれにしても
あまり余計な詮索などせずに
気長に返信を待てばいいのか?
返信があろうとなかろうと…
まぁなくっても
しばらくしてまたメールしてみればいいさ
それでも返信がなかったとしても…
彼女には彼女の想いというか
返信したくない事情があるのかもしれず…
あと何年か経てば
僕が先か彼女が先になるのか
どっちかが死んじまうことになるとすれば…
そう思って…
アッ!
その前にボケちゃうか?
そんなことなら
まだ良かったときの想い出を抱いたまま
あらためて波風を立てることもせずに
連絡を絶った方がいいのかもしれないなぁ
いまはまだ
そう思うことにして…
当分の間は…