今日で2025年がスタートした1月も終わり
1月は行く
2月は逃げる
3月は去る
という風によく言われるけど
まさしく年が明けてからはあっという間に
時間が過ぎていくことに…
リタイアした今はもうそうでもないけど
現役時代はまさにそんな感じで
第4四半期の忙しさは目が回るほど…
じゃあ4月は?
4月の例えは知らないけど
僕個人的には「ようい…ドン!」の
新しい始まりだと…
4月になれば学校も新入学や新学年だし
多くの会社も新年度を迎えるから…
でもいま思い出すと
いつも準備が整わないままに
4月のスタートを切っていたっけ?
もう関係なくなっちまったけど…
でも今年の4月は
老いぼれジジイもついに古希70代へ突入
経験したことのない年代へ…
もし
無事に迎えることが出来れば
それはありがたいことなのだろう
そんな風に思いつつ
白くなった裏庭を目にして
今朝も震えながらベッドの布団をはねのけた
朝食のトーストを食べ終えて
洗面所で顔を洗い髭を整えていると
裏口から音を立ててやってきた初孫くん
少し雪が積もってて混み合う予想のため
パパのチャラ息子が早めに出勤したようで
老いぼれジジイに愛車で送って行けと…

バッテリーを新品に交換したので
今日は順調にエンジン始動
愛車のインパネ表示の外気温は3℃
まずまずの寒さか?
雪も少しは積もってて…
インパネ確認のついでに
昨日自動車修理会社の
若い整備士から言われた総走行距離
8千キロも確認したが…
確かに購入後2年半経つのに僅か8千キロじゃ
バッテリーもヘタっちまうはずだよなぁ
今日はエンジンかかったね〜
あぁ昨日なおしたんだよ…
初孫くんとそんなやり取りをしながら
雪の溶けきらない道を注意深く運転していく
ジョグができるかどうかも確認しながら…
車の通った轍は溶けてるけど
路肩はシャーベット状でグチャグチャ
とても走れそうにないかも?
初孫くんを送って帰ってきてから
いろいろ迷ったけど…
2025年1月末の走り納めだということで
シューズがグショ濡れになるのを覚悟して
今日もやっぱり走ることに…
この子をお供にして…

家の前の道路に出た瞬間
あっという間にシューズが冷たく濡れ始める
何年か前なら
こんな路面状況だと絶対走らなかったのに…
あと何年走れるかわからない歳になったいま
これくらいなら走っておこうと…
走れるうちに…
途中ですれ違ったり追い越していく車たち
走ってる僕に気を遣って雪を跳ねないように
スピードを緩めながら進んでいく
ありがたいことだと感謝しきり…
ゴメンねこんな日なのに走っててと
心の中で手を合わせながら…
2キロ手前のちっちゃな美容室
歩道に積もった雪に注意しながら近づくと…
キュートな彼女は
お客さんのいない店内で立ったまま
鏡に向かって自分の髪を整えてる最中
そんな彼女の姿
見れて良かった…
鏡越しに僕が走り過ぎていく姿
目に入っただろうか?
見えてたのなら嬉しいけど…
目の悪いジジイには
そこまで彼女の表情を確認できずザンネン…
彼女のお店を過ぎると
すでにシューズはほとんどグショグショで
シモヤケがヒドくならないことだけを願って
そのまま走り続けていく
シャーベット状になってるだけじゃなく
ヒドい水溜りみたいなところも結構あって
何度も何度も走るのをストップして
水溜りを避けながら恐る恐る歩くことに…
6キロ過ぎから始まる長い上り坂の歩道は
滑って何度もコケるのが必至の状態のため
思い切って雪の溶けてる車道を走ることに…
迷惑そうに追い抜いていった
何台もの運転手さんたち
本当にゴメンナサイ
可能な限り路肩に寄って走ったつもりで
どうしても走りたいという
アラ古希ジジイのワガママ許して下さい


走ってる間
雨や雪は降らなかったけど
シューズだけはグショグショに濡れて
何とかいつもの10キロ終了
滑ってスピードは出せないし
何度も何度も止まって歩いたりしたのに
キロ6分半切りの好ペース
もちろんトイレにも寄ったし…
最近の
ポンコツジジイの好調さ?
自分でもよくわからない
ホントに…
まぁ好調と言えるほどの
ペース・タイムじゃないけど…
それでも
これまで持病の坐骨神経痛に苦しんで
どんなに頑張ってもキロ7分前後で
四苦八苦して走るしかなかったことを思うと
画期的にも思えるほど…
それと…
もうちょっとだけ距離を伸ばせば
今月は300キロに届いたのにと
ちょっとザンネン…
だけど300キロに届いたところで
何かが変わるわけでもないし…
アラ古希のポンコツジジイは
それでいいんだと…
今日は地区の家庭ゴミ収集日なので
ジョグに出かける前に
指定場所までゴミ袋を持っていったのだが…
最近ゴミ捨てで
度々顔を合わせるようになった
おそらく近所のどこかの若いお母さん
いつも小犬を散歩させてる…
いつもは会釈だけの挨拶なのだが
今日はちょっと距離が離れてたので
会釈代わりに手を振って挨拶
若いお母さんは
笑顔で会釈してくれるだけだったが
そのうちキュートな美容師さんのように
手を振り返してくれるだろうか?
でもなぁ
ちっちゃな美容室のキュートな彼女は
どこで会っても彼女だとわかるけど…
小犬散歩の若いお母さんは
違う時間違う場所で会っても
おそらく彼女だわからないだろうなぁ
もっと何度も何度も顔を合わせないと…
アラ古希の老いぼれジジイにとって
若いお母さんってみんな同じに見えるから…
よっぽど見た目に特徴がないと…
ちっちゃな子どもの顔を覚えられないのと
全くおんなじ現象で…
歳を取ると興味がない若い子は
なかなか覚えられなくなるらしいけど…
でもエロジジイだから
若い子に興味がないことはないはずなのに…
だけど実際に
隣地の分譲地に家を新築して
引っ越してきた若い家族の人たち
誰もみんな同じように見えて…
たまに家の前で顔を合わせると
ムコウから挨拶してくれるけど
僕にはどこの家の誰なのか
サッパリわからず…
みんな
同じように見えて…
子どもたちも似たような年齢だし…
ムコウは僕のことわかってるんだろうなぁ
茶髪の薄いロン毛で白髭のジジイなんて
この辺じゃ僕しかいないから…
しかも天候に構わず
勘違いの若者スタイルで毎日走ってるし
ちっちゃなオープンカーも乗り回してるし
街のどこで会っても絶対にわかるよなぁ
コッチは全くわからないのに…
そう思うと
何でもないところだと平気だけど
変な場所で会ったり
変なところを見られたりすると
かなりヤバいことになるよなぁ
心配だなぁ
もちろん
変なことさえしなければ
それで済むことなんだけど…
幾つになっても
エロジジイは治らないもんなぁ
まぁいいか
万が一ヤバいところを見られたところで
お互いの暮らしに何の関係もないんだから…
心配ご無用って思っておけば…
どっちみち
関係のない他人様の行いだから
それでいいんだと…
そう思うことにしとこう
それが正解さ…