道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

6/28雨の月忌参りは休足日(それだけのこと…)

2024-06-28 17:03:00 | 日記

朝起きたときまだ雨は降ってなくて
雨雲レーダーを覗くと
9時前から雨雲がかかる見込みで…

少しは走れるかもと思ったけど
あいにく今日は月忌参りの日

お参りが終わってからだと
それから準備して走り出しても
ちょうど雨雲が差しかかる頃になりそうで…

しかも毎月下旬の月忌参りは
ご住職のやって来られるのがいつも遅め
遅い時は8時半過ぎになることも…

たぶん
我が家の前に回る檀家数が多いのだろう
たまに奥様が代理のときもあって…

なので
今日のジョグをどうしようか半ば諦めながら
朝刊を読みながらトーストを食べてると…

案の定
開けた窓の外からパラパラと雨音
雨雲レーダーの予想時刻より早く…

でもこれでスッキリと諦めがついた

夏のシャワーランも嫌いじゃないけど
明日には雨も上がりそうだから
ジョグは明日にでも…

当分は大会もないんだから
無理して雨の中を走ることもないと…







月忌参りも終わり
毎朝のルーティンも済ませて一段落

庭掃除も出来ないし
雨で愛車を洗車するのもおかしいし
どうしようか?と…

そう思ってたら
カミさんが用事で午前中は出かけると…

何というタイミングだろう!
カミサマもなんて気が利くんだろう!

願ってもいなかった貴重な鬼の居ぬ間
わずかな半日だけだけど
早速プチチートデイにすることに即断



昨日のゆるジョグで吐き気をもよおすという
痛い目にあったばかりなのに
朝からプチチートデイで飲むなんて…

ひょっとして
完全なるアル中になっちまったか?

そうかもしれないなぁ

退職すると同時に
カミさんとはさらに仲が悪くなったけど
初孫くんの面倒見やバァさんの施設入所など
いろいろとあってリタイアメントブルーに
陥ることもなかったのに…

バァさんも亡くなり
初孫くんも小学校に上がり…

バツイチ女史や独身キャリア女子との
メンド臭い関係も断ち
アラ古希某カオルさんとの老いらくデートも
すでに実現してしまったし…

初孫くんのためにと購入した
愛車のオープンカーも坐骨神経痛のせいで
自由に乗り回すことも億劫なほど…

いま老いぼれジジイに出来ることは
毎日のささやかなジョギングと
毎夜の晩酌くらい…

もちろん庭いじりや残ってる財産の処分など
やらなきゃいけないことも結構あるけど

だけど
おそらく自分自身でも描いてた老後って
こんな感じなのだろうなぁと…

これからどれだけ長生きしたところで
もう望むことは何もないような…

これから
初孫くんは大きく成長していくだけだし
グウタラ娘にも初孫娘が生まれ
何かを望んだところでキリがないと…

老いぼれジジイの
この世における役目ってもう終わったかも…

月忌参りの
T大卒のご住職のお経を聞きながら
そんな感慨も覚えて…

雨に濡れる窓の外の景色を眺めつつ
そんな気がしてならない

68歳で死んじまったオヤジ
入院してから死期が迫るまで
いったい何を考えていたんだろう?
僕に何かを告げることは全くなかったけど…

まぁ
もし僕がいま死んでしまうとしても
チャラ息子やグウタラ娘に
何も言い残すことはない

まぁ憎しみはあるものの
カミさんにだけはこんなチャラくて
不実?だった自分を謝りたいとは思うけど…

でもなぁ
謝ることが出来たところで
カミさんの心には僕の本当の想い
届かないだろうしなぁ








プチチートデイ…
朝っぱらから少し飲みすぎたかもしれない
そこそこ酔っ払ったかも…

それでも小雨降る中で
少し濡れながら庭掃除も敢行したし…

気がかりなのは
この雨じゃ洗濯物がなかなか乾かなくって
いつものように
コインランドリーへ行けば良かったかも…


午後には酔いも覚めて
いつものありふれた日常に戻り
何気ない暮らしの姿

こうやって
老いぼれジジイのオマケの余生
もう少しは続いて行くのかと思うと…

それはそれで幸せなのか?
それとも哀しいのだろうか?

どっちでもいいか?
どうせあと何年生きられるやら…

何年生きたところで
世間が変わることはないだろうし…

老いぼれジジイがただ老いていくだけのこと
どんなに抗おうと…

それだけのこと…



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