道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

痩せた女が好き…

2020-04-15 22:43:00 | 日記


午後7時頃
初孫くんをママの待つアパートに
送り届けたあと
帰り道にあるドラッグストアに寄った

入口付近でカゴを手にしたとき
買い物を終えて出ようとした
誰かとすれ違った

顔見知りだろうと
知らない人だろうと
視線を合わせることすらメンドくさいこの頃…


あっ!
コンニチワ〜


と挨拶する女性の声に
思わず振り向いてしまった

前期高齢者になったというのに
エロジジイの性根はそう簡単に治らない
女性の声なら誰だろうとすぐ…

視線を向けた先には
退職した会社のアラフォー女子

というより
すでに40代半ばになっちゃったか?

初めて会ったときはまだ20代
スレンダーで可愛かったが…

(今はガリガリ?)

若いのに仕事が出来て
というより出来過ぎて?
40過ぎても独身のまま…

まだ30代半ばの頃
妙に仲良くなって
エロジジイの餌食?になりそうな
あやしい雰囲気だったけど…

その頃僕には
別の彼女がいて…



それにしても
どうしてこのドラッグストアで会う?

帰り道といえば帰り道かもしれないけど
このドラッグストアに寄るための回り道?

どっちにしても
退職した僕を見かけて
わざわざ声をかけてくるなんて…

まだ僕に…


やぁ!
仕事の帰り?

そうですよ〜
コロナに負けず
頑張ってるんですよ〜


相変わらず仕事一筋か?
とそう言いかけてヤメた

コッチは何気ないジョークのつもりでも
アラフォー過ぎの独身女子には
毒気の強い言葉かもしれず…

とっさに
そんなインスピレーション…


そうかぁ
時期が時期だからなぁ
何かと忙しいし大変だろうけど頑張れよ〜

はい!

じゃあまた今度な!

はい!
また今度…


何がまた今度なのか
ハッキリしないまま
手を振って別れたけれど…

どこにでもある世間一般の挨拶風景なのに
エロジジイには意味ありげな会話に思えて…


出口を出て行く
痩せ細った後ろ姿が
どこか寂しいような
なんだか哀しいような…

仕事ができる女だからこそ
なおさら…



っか…
どうしてそんなに
痩せた女が好きなんだろう?

こんなジジイになっても…




特に細いウェストは…



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