道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

1/11ビミョ〜なシャーベット状のゆるジョグ10㎞(そんな時代だと…)

2025-01-11 16:57:00 | 日記

1の数字が3つ並んだ日付の今日
何か縁起が良いことがありそうな…

そんな今日の朝
お天気はそんなに悪くもなさそうだけど
夜中に少し積もったのか?
暗いままの裏庭はまた真っ白な感じ…

だけど
もう積雪寒波のピークは通り過ぎたはず…

そう思いながら明るくなってから
朝食のトーストを咥えつつ食堂の窓を開けて
自宅前の道路の状態に目を凝らすと…

昨日の日中で
すっかり溶けたはずの路面には
新たなシャーベット状の雪が…

やっぱり降ったのか…
う〜ん…
ビミョ〜だなぁ
走れるんだろうか?

幸いにもというか
今日は月忌参りの日のため
走るとしてもお参りが済んでからだから
いつもより遅めのスタートになる見込み

そのわずかな間に
少しでも溶けてくれればありがたいと…

そんなことを考えつつ
菩提寺のT大卒のご住職の後ろで
手を合わせていた

ご住職が帰られてから
いま一度道路の状況を確認してみたものの
ほとんど変わってないシャーベット状態
今日も寒いからそう簡単には溶けないか?

それでも走りたいから
シューズがグショ濡れになることを覚悟して
走るかしかないと自分に言い聞かせながら
ジョグの準備を…

今日はこの子をお供にして…



案の定
玄関を出ると外は思ったより寒くて
これじゃなかなか溶けるはずもないと
腹をくくってスタートしたが…

スタートすると
俄にシューズの中の足指に冷たい感覚

これ以上ヒドくなるなよシモヤケくんよ〜
そう頼みながら足を進めるものの…

路肩や歩道の上は
ずっとシャーベット状態が続いてて
スピードもほとんど出せず…

まぁ出したとしても
大した速さにもならないんだけど…

足指から広がり始める冷たさに
負けるもんかと自らを鼓舞しつつ…

2キロ手前のちっちゃな美容室
キュートな彼女の車は停まってたものの
本人の姿は店内に見えずガッカリ…

そう思ってると
交差点から現れたどこかのおじさんランナー
2〜3度は見かけたことのある…

僕を見つけたからなのか
すぐ道路を横断して反対側の歩道に…

僕よりは若くて50代といったところか?
背丈も僕と似た感じで
同じようにそんなにも速くなさそうな…

それでもこんな寒い中
しかも足元の悪い状況なのに走ってるのは
確固たる目的があるのだろうか?

まさか僕と同じで
家に居たくない理由でもあるのか?
それとも単に走りたいだけなのか?

彼の走りからは何故なのか
全然想像もつかないけど…

物好きは
僕だけじゃないってことなのかも?

フッと苦笑いしながら
足を止めずに走り続ける



冷たいシャーベット状の路面に苦しみながら
なんとか走り切った10キロ

早く家に帰って
熱いシャワーを浴びたいと
幹線道路を曲がって家近くまで来たとき…

隣地の宅地分譲地の道路から出てきた車
すれ違いざまに運転手の男性が
僕を見て軽く会釈を…

助手席には奥さんらしき女性

誰だかはハッキリ知らない
たぶん何軒かある新築住宅のうちの誰か
わからないまま僕も会釈を…

僕はムコウが誰だかわからないけど
ムコウは僕を知ってるのだろう

確かに
これまで何軒も我が家へ引越挨拶に来てて
その都度僕が応対してるんだから…

そんな彼らの一人ひとりを
僕は覚えられないけど
薄い茶髪ロン毛で白い髭面のジジイなら
簡単に覚えられるのかもしれない

それに毎日走ってるからその姿も
何度か見られてるかもしれないし…

いずれにしても
ご近所さまだからといって
昔みたいに付き合いが深くなることはない

世代も全然違って
ムコウはチャラ息子のような年代だし…

ムコウにすれば
コッチは親の年代か?

たとえ年代が近くても
共通の話題がなければ
親しくなることもなく…

最近じゃ
共通の話題があってもなかなか…

近所付き合いも結構難しくなってきた
そんな時代だと…



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