道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

2/17今日はスロージョグ13㎞(バイトのお姉さん②)

2023-02-17 17:56:00 | バイトのお姉さん



朝陽が射し込む前庭を眺めながら
一昨日も昨日も雪で走れなかったけど
今日は走れるのだろうかと…

朝の気温は
氷点を上回ったり下回ったり…

ただ
お天気だけは良さそうだから
走ろうと思えば走れないはずはないと…

たとえ短い距離でも
雪のない走れるコース
何なら我が家の周りを
グルグル回ったって…

そう自分に言い聞かせて
走れるコースを思い浮かべながら
いつものスロージョグへGO!



融雪装置のある走れる通りを選びつつ
何度か行ったり来たり迷いながら走った
今日のスロージョグ13キロ

まぁ
トータルで13キロも走れたんだから
それでヨシとしなくちゃ…

肺ガン治療で苦しんでるトモダチや
ガンの再発に怯えてるメンバーを思うと
走れるだけでも幸せなことだと…

すっかりお供になってしまった
坐骨神経痛とシモヤケの痛みで
当分はスロージョグから
抜け出せそうにはないけど…

そんなポンコツの老いぼれジジイゆえに
不満足な我が身を尚更愛おしく感じつつ…

走れるだけでも御の字さ…









《バイトのお姉さん②》

友達以上の好意を持つようになってから
人目のないところで顔を合わせたりすると
いつもハイタッチをするようになり…

幹部とバイトの間柄では
到底ありえないような仲睦まじさ?

そんな秘密めいたことが
尚更2人の距離を縮めることに…

ただ
契約期間の終了が段々と近づいてくると
彼女も落ち着かなくなってきて…

3月で私もうクビになっちゃうんですか?

一応契約上はそうなってるんだけど
何とかならないか
出来るだけのことはやってみるよ

思ってた以上に仕事をこなせる彼女に
幹部の僕が出来ることといえば
雇用期間の延長を図ることくらいで…

結局
彼女のクビは繋がったものの
4月からは僕の管轄を離れて
別フロアのセクションへ…

3月末
バイトの彼女も含めて
異動辞令の出た社員たちの送別会

僕が仕事の都合で
出席できないことを知った彼女の…

○○さんがいない送別会なんて
全然嬉しくなんかない!

少女みたいに駄々をこねた顔が
あざとくもあり
嬉しい想いもして…

まぁ
今までとおんなじ社内にいるんだし
顔を合わせようと思えばすぐに
毎日でもさ…

彼女を慰めつつ
4月からのそんな状況が
むしろ2人を一層近づけることになるとは…

頻繁に会えなくなると
日々の仕事の中での不安やミスなど
彼女からその都度LINEが届くようになって…

僕の方も
マラソン大会の結果に
一喜一憂していることなど…

それぞれ家庭をもつ身でありながら
まるで恋人同士みたいなやり取り?を
繰り返すようになっていた

そうした中で思い切って…

ねぇ
今度一緒にゴハンでも食べない?
2人きりで…

本当ですか?
お誘い真面目に受け取ってもいいんですか?

いいよ
別にゴハン一緒に食べるだけだから…

そんな僕の言葉の裏に
立派な?下心があったことは
言うまでもないが…

ただ
主婦でもあり母親でもある彼女は
そう簡単に都合がつくわけでもなく…

すぐには日程が決まらず
ヤキモキしたが…

しばらくして
ようやく日取りが決まって
なぜか何でもない平日の夕方

僕は週末の方が良かったけれど
おそらく彼女に都合のつく日は
その日しかなかったんだろうと…

なにしろ主婦だからなぁ…

その都合のつく日の
仕事終了後の午後6時に
待ち合わせをして出かけることに…

当時
僕はマラソンの練習がてら
自宅から会社までの数キロ
軽いジョギングか早足の徒歩通勤をしてて…

車通勤の彼女に乗せて貰って
目的の場所まで行くことにしたのだが…

会社の駐車場じゃ社員たちの目があるからと
彼女が選んだ待ち合わせの場所が
僕が歩いていける会社近くのドラッグストア
駐車場の広いところで…

僕もそこが
あまり目立たないように思えたけど
実際には逆にかなりヤバい場所で…

と言うのも…


( to be continued … )


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