そんなに深酒をしたわけじゃない
チビチビと時間をかけて飲んでたと…
それでも
いつもなら午後10時には寝てしまってるのに
昨晩は久しぶりに夜更かし?をしちまって
床についたのは夜更けの1時過ぎ
去年のTMマラソン前日の飲み会以来の
日付変更線越えになったと…
そんな寝不足のまま
午前5時の熱中症警戒アラートの通知に
一旦起こされたけれど
睡魔に抗うことも出来ず再び夢の中へ…
ベッド脇の扇風機を回したまま
6時まで目が開くことはなく…
それでも早く起きて
早い時間に走らないと
今日はヤバい暑さになるとわかってから…
開かない瞼を必死に擦りながら
やっとのことで上体を起こした
別に無理に毎日走らなくても構わないのだが
走れるときに走っとかないと
いつ走れなくなるかわからない
老いぼれジジイのポンコツ老体だから…
ということで寝不足のまま
坐骨神経痛の痛みの引かない尻を叩きつつ
7時半には日課のジョグへ…
この子をお供にして…
走り出した途端
尋常じゃない暑さはもちろんだったが
寝不足で体調不全の老体には
結構辛い因果なジョグになりそうだと直感
それでも走らずにはいられないのが
僕たる所以というかジジイの悪い癖
ならば
走るっきゃないよなぁ
寝不足でも体調不全でも…
土曜日の朝の7時半という時間帯は
動き始めてるようで
まだ静かなままの街の雰囲気が漂い…
老いぼれジジイも
半ば寝ぼけたままで走ってたのかも…
だけど脳みそは寝ぼけてても
身体の方は順調に反応してるんだろう
予想以上のハンパない汗の量が…
だけど
脚の方は決して順調じゃなく…
わざと信号待ちになって休めるように
スピードを調整したりして
止まる理由を見つけながら…
5キロ過ぎの長い上り坂も
初めっから歩くつもりで…
途中ですれ違った若いランナー2人
若いといってもおそらく40代
2人とも下り坂だから結構なスピードで…
僕と似たような体型だけど
彼らの年齢とは親子ほどの差があるはず…
そんな彼らの跳ね上がるような後ろ脚が
ポンコツジジイには限りなく羨ましくて
オレもあんな風に走れたら…
土曜日で仕事がお休みだからこそなのだろう
こんなバカみたい暑い日に
汗だくで力いっぱい走ってるなんて…
彼らには彼らなりのランニング計画が
あるに違いない
暑かろうと寒かろうと…
365日が休みの老いぼれジジイとは違って…
歩いたせいで50分以上かかったタイム
しょうがないさ
今日の調子だとこれが精一杯さ
もうこんな暑さの中じゃ
タイムやペースは気にしないでおこう
毎日休まず走れることだけを優先にして…
今後もアラート級の暑さはまだまだ続くはず
おそらく今月いっぱいまでは…
そんな中で歩いてでもいいから
毎日7キロを走れればそれだけでいいさ
今のポンコツジジイには…
それが分相応さ
昨晩の夜更かしは
約一年ぶりに我が家へ訪れた
旧友たちとの再会…
花の中3トリオならぬ中退トリオの1人のJと
学生時代に毎日顔を合わせ遊んでいたBと…
Jとは大学を中退してコッチへ帰って来た後
しばらくだけ交流が続いたけれど
その後殆ど再会することはなかったのに…
中退トリオのもう1人のWが
肺ガンで死にそうになった2年前から
再び急接近することになって…
それにつれてBも同じように…
そんな彼らと世間話をしてると
空白期間だった半世紀の時間が
全然なかったみたいに思えて…
もちろん
JもBもそしてこの僕も相応に歳は取った
半世紀を経てみんな69歳の年だから…
みんないろんな経験を経てきて
今に至ってるはずだろうし…
彼らにも僕にも
ひと口では言い表せない様々なことが
山ほどあるんだと…
だけどお互いに交わす会話は
50年前と何ら変わることなく
他愛もないようなことばかりで…
ニンゲンってそんなものなんだろうか?
そんなもんだろうなぁきっと…
現に去年肺ガンで亡くなってしまった
中退トリオの1人のWなんか
単に今は会えないだけで
まだ生きてるようにも思えて…
そうやって錯覚のように
いつのまにか1人ずつ消えていくのが
いいのかも?
日付変更線を超えてから
また今度会おうと言いながら
彼らは帰って行ったけれど…
そのまた今度が確実にやってくるのなら
何でもないありふれた
バイバイの挨拶になるはずだけど…
なんだか
乗り慣れたデカいミニバンの運転席の彼の顔
いつになくマジメな表情に見えたのは
気のせいだろうか?
何にもなければいいけど…
単なる気のせいなら…
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