道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

9/12暑さとお疲れモードのゆるジョグ7㎞(生きていくさ…)

2024-09-12 16:28:00 | 日記

昨夜はエアコンのタイマーを
2時間にセットして寝たのだが…

普通なら30分か延ばしても1時間だけど
要はそれほど暑く感じられたということで
朝5時過ぎには目覚めると同時に
蒸し暑くてベッド脇の扇風機をすぐに回した

ここ2日ほどかなり暑かったけど
今日もまた同じように真夏さながらの暑さ…

昔って
9月になってもこんなに暑かったっけ?

そんなことはないだろう?
今からちょうど半世紀前
50年ほど前の高校生時代の2学期の始まりは
不良だったから夏服は着ずに
Tシャツの上に黒い学生服を着て
見栄を張って通学してたはず…

もちろん少しは暑かったけれど
そこまで暑くもなかった記憶が…

だからこそ
冬服の学生服だったんだろうけど…

いずれにしても
今日もまた真夏のように暑くて…

すでに汗をかきながらジョグの準備を…

今日はこの子をお供にして…



ストレッチの時点から
かなりのお疲れモード気味だと
自分でも十分わかっていた

ここ3日間のジョグは
自分でも無意識のまま
キロ7分を切るペースだったからなぁ

持病の坐骨神経痛と足底筋膜炎そして
良性発作性頭位めまい症の三重苦を抱えて
そんなペースで走ってれば
疲れも溜まるはずで…

もう若者じゃないんだぜ?
アラ古希のポンコツジジイだぜ?
せめて50代とかならわかるけど…

昨日までは初孫くんを真似て
バネが弾むように走れたけれど
今日はとてもムリだと…

疲れてた…
疲れが身体全体を覆っていた
下半身だけじゃなく上半身までも全て…

重く感じる身体を引きずりなごら
急いでる感じの通勤者たちを追い越すも
彼らにジジイの好不調がわかるだろうかと…

わかるわけがないよなぁ
というか素人ランナーのジジイの調子なんか
全く興味ないよなぁ彼らには…

たとえ
目の前でコケたところで…

若い女の子のケツばかりに目が行く
エロジジイとは違って
今から始まるイヤな仕事のことで
頭がいっぱいなんだろうから…

そんな想いで彼らを追い抜きながら
ステップのリズムもペースも定まらないまま
5キロ過ぎの長い上り坂を
死に物狂い駆け上がったけれど…



フラフラになったのは
暑さで熱中症気味になったせいなのか
それとも治りそうにないメマイのせいなのか
知る由もなくて冷水シャワーを浴び続けた

今日も冷水シャワーの気持ち良さは
言うに及ばぬほど…

いったい
いつになったら暑い夏が終わるのか…?







ジョグの7キロを走り終えて
フラフラしながら家に向かってるとき
遠くから反対側の歩道を歩いてくる
僕も似たような歳まわりのカップル2人組…

お揃いの日傘をさして散歩なのだろうか?
このクソ暑い中を仲良さそうに…

なんだか見覚えがあるような…

向こうもコッチをずっと見ていたけど…

近づくにつれて
目の悪いジジイにも誰なのかわかった

近所に住む某国立大の教授先生だった
Tさん夫婦だと…

挨拶しようと思ったけど
コッチを向くことなく
別の何かが気にかかるようで…

T先生はもう仕事なんかしたくないから
ノンビリ余生を暮らすと言ってたけれど…

僕よりは少し年上だから
すでに70代になってるはず…

奥さんは僕と同じくらいか
少し年下だろうか?詳しくは知らないけど…

それにしてもこうやって見る限り
仲の良さそうな老夫婦の典型的な姿だと…

僕とカミさんなら
こんな光景なんて絶対にあり得なくて…

まぁ
人それぞれの生き方考え方

彼らのように仲良く歩く姿
カミさん以外の誰かとなら歩いてもいいけど
カミさんとなら歩きたくもないし…

おそらくカミさんも同じ思いだろう
きっと…

いくら長年連れ添った夫婦でも
あるべき姿というか
お互いが望んでるカタチは違うだろうと…

いつ
何がキッカケで僕とカミさんの間に
深い溝が出来てしまったのか
ハッキリとは覚えてないけど…

もういまになって
その溝を埋めようとは全く考えてなくて…

むしろ
その溝を上手くいかしながら
いまのまま生きて行ければいいとさえ…

その方が
絶対に僕のためでも彼女のためでもあると…

チャラ息子の初孫くんが小学生になり
グウタラ娘にも初孫娘が生まれたいま
あらためて僕たち夫婦の関係を
検証する必要もないと…

このまま何もなかったように
やがては僕が潰えて次にカミさんも…

その方が
チャラ息子にとってもグウタラ娘にとっても
都合のいいことになるのだろうと…

知る必要のない
ポンコツジジイのアヤマチの数々など
まったく知らない方がいいのだと…

カミさんにもそんなことがあったのかどうか
この歳になればあったとしても
もうどうでもいいことだし知りたくもない

なんの波風も立たず
初孫くんと一緒に大声でケンカして
これからも生きていければそれでいいと…

そう思うのは
良いことなのか?
それとも…?

まぁ仕方ないさ
今の生き方以外にどんな生き方ができる?
どうせ繰り返してもアヤマチしか…

そう思って生きていくさ
何でもなかったように
これからも…

生きていくさ…

坐骨神経痛も
足底筋膜炎も
良性発作性頭位めまい症も抱えながら…



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