道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

9/10まだまだ暑いゆるジョグ7㎞(ボロを出さないように…)

2024-09-10 16:33:00 | 日記

今朝起きて感じたこと2点

一つはメマイ感がなかなか抜けないこと
もう一つは
今日は久しぶりに暑くなりそうだということ

メマイ感の方はなかなか治りそうになくて…
三半規管内の耳石のオサマリが悪いのか
チョットしたことでクラッと来ることが
ここに来て頻繁になってきたような…

YouTubeを観ながら
ストレッチをしてみるけれど
さほど効果が上がりそうな気配もなく…

いったい
どうすれば治まっていくのか?

それともこのまま
ずっとトモダチになっちまうのかなぁ?

もしそうなら
もう老いらくデートなんて絶対に無理だなぁ
仰向けになれないもんなぁ


暑さの方は
何日かぶりに目覚めると同時に
ベッド脇の扇風機を回したのだが…

9月半ば頃になっても
朝イチから扇風機を回すなんて
まだまだ暑い夏は終わる気配がなく
ポンコツ老体には厳しい日になりそうだと…

真夏の暑さは
身体が自然と覚悟してるから大丈夫なのだが
涼しくなり始めてからの暑さのぶり返しは
不意打ちみたいなもんだからなぁ

身体がそんなモードじゃないから
ノッキングしちゃうような…


そんな今日の朝
初孫くんをオープンカーに乗せて
通学路の途中まで…

通学途中の歩いてる友達を見つけると
ここで降ろして!という彼の指示に従い
ほんのわずかなプチドライブ

朝から暑いのに
子どもたちはフルパワーで元気なテンション
羨ましい限り…

ポンコツジジイも
彼らの飛び跳ねるようなバネがあればなぁ

そう思いつつ
自宅に戻ってから日課のジョグへ…

このユニットをお供にして…



スタートから
真夏に戻ったような暑さの中を
思った以上に軽快に走り出していく

初孫くんほどのバネはないけど…

決して無理やりではなく
足底筋膜炎の痛みが軽くなってきたので
自然と脚が前へ出るようになったみたいな…

そう自覚しつつも
この暑さの中じゃすぐにもヘバりそうだと…

風も少しは吹いているけど
生暖かい夏の風でしかなく
涼しく感じられるものじゃない

だけど
無風よりはまだマシか?

まぁ最後まで持てばいいけど…



そう思いながら走った7キロ

足底筋膜炎になってからだと
最も良いタイム・ペースで走れたのは
想定どおりか?

だけど
以前のようにキロ6分を切るにはほど遠くて…

つい6〜7年前までは
キロ5分台で走れてたというのに…

哀しいかな老化の一途








ジョグを走り終えて
洗濯物を裏庭で干していたとき…

新築の基礎工事を終えた
隣接分譲地で足場が組まれ始め…

なんだか普通の二階建てよりも
高いように思えたので
2〜3人の作業員たちに
訊いてみようとブロック塀まで
近づいて行ったのだが…

声を掛けようとして思わず固唾を飲んだ

ヘルメットや作業服姿でわからなかったが
声をかけようとした作業員たちは
なんと我が国の人たちではなくて…

ジョグでいつもすれ違う
インド系の二人組ともちょっと違う…

もっと西寄りの国の人たちみたいで
髭面でやたら濃い顔の大柄な青年たちだった

道路側で指示を出していた
40代くらいの日本人の親方?らしき人に
大声で尋ねてみると
高く見えるけど普通の二階建ての住宅だと…

境界のブロック塀間際まで迫ってるから
そんな風に見えたのかもしれない

まぁそれはいいとして
足場を組んでる作業員が
外国の人たちだって初めて知って…

道路工事なんかの土木工事に
東南アジア系の若者たちがたくさんいるのは
何度も目にしてるけど
足場工事で外国人を見たのは初めてのこと

だけど
今まで気が付かなかっただけで
ひょっとするとそんなケース
今の時代だとたくさんあるのかも?

いずれにしても
母国を遠く離れて日本のこんな片田舎で
作業に携わっているなんて…

母国で働くよりも
まだ日本の方がお金になるのだろうか?
家族や友人たちと離れることも厭わず…

まぁジョグでいつもすれ違う2人組にしても
どこで働いてるのかは知らないけど
それぞれ母国を離れる事情があるのだろう

若いうちの経験だから
他国で働くことも良い経験かもしれない

ましてや日本という
治安に秀でた国ならば
残された家族たちも安心しているに違いない

ただ
僕たち日本人は異国の人たちと一緒に
働いたり暮らしたりすることには
簡単には慣れなくて…

まぁ
僕だけかもしれないけど…

とにかく
顔つき目つきが怖いからなぁ

でもそれは
うちのカミさんも同じことか?
目が大きくてやたら怖い顔つきは…

ひょっとしたら
カミさんも異国の人なのかも?

いや…
異国というよりも異星人なのかも?

たまに思うよなぁ
そんなこと…

僕の言うことも
わかってくれないし…

訳のわからないことで
怒られたりバカにされたり…

でもまぁ
いろんなことがありながらも
別れることなく40年近い年月
一緒に暮らしてきたんだから…

オマケの余生が終わるまであと僅かな間
なんとかうまくやっていくさ…

ボロを出さないように…


9/8更にビビりながらのゆるジョグ7㎞(それで充分さ…)

2024-09-08 18:40:00 | 日記

イマイチの不調さが朝からつきまとう
ちょっとした動きで軽いメマイを感じる
不安な一日の始まり

朝からというよりは
昨夜からというべきかも?

昨日の日中はメマイもなく
そこそこいつもと同じ感じで
ジョギングのあと庭掃除や水撒きなど
何の支障もなく出来てたのだが…

晩メシを済ませお風呂のあと
前夜はメマイがヒドくて出来なかった
ストレッチをとりあえず試みてみると…

最初はメマイも起きず大丈夫そうだったので
そのまま続けてみたけれど…

1/3くらいのメニューを済ませたあたりで
やっぱりメマイが顔を出してきて
仰向けのストレッチはまだ無理だと…

で…
そこでやめたのは良かったんだけど
そのあとから些細な動作でも
メマイ感を覚えるようになって…

寝るときも仰向けになれないのは
前夜と全く変わらず…

今日の朝を迎えても
ちょっとした異常状態が続いてたという感じ

だから
顔を洗うときも歯を磨くときも
ふとした拍子にメマイ感を覚えて…

最初よりも悪いことになったのは
仰向けだけじゃなく俯いているときにも
メマイ感を覚えるようになったこと…

これまで俯けばメマイが治まってたのに
そうなるとどんな姿勢を取って
メマイが治まるのを待てばいいのか?と…

かなり不安に…








朝食のトーストを食べ終え
朝のルーティンをしてる最中に
外から大雨の降る音…

あれ?今日は雨降りだっけ?
いつもどおり走るつもりでいたんだけど…
そう思いながらスマホの雨雲レーダーを確認

どうやら線状降水帯みたいのが
我が地にかかってるようで
1時間近くは降り続くような…

メマイもあるし
無理せずに今日は休足日にしろってことか?

用意していたジョギングウェアを仕舞って
もう一度雨雲レーダーを確認してみると
線状降水帯が通り抜けたあとは
断続的な小雨なのでなんとか走れそうだと…

仕舞ったウェアをもう一度出して
ゆっくりと時間をかけて準備することに…

だけど
普通なら何ら問題はないものの
まだメマイが治らず残ってるのに
小雨を承知で走るなんて…

万が一
何かがあったらどうするのかと不安に思い
昨日よりも更にビビりながら走ることに…

この子をお供にして…



雨に濡れても平気だった練習用シューズは
この間捨てちゃったので
大会用から降格?した厚底シューズを使用
なんだかモッタイナイ気もしたけど…

かといって
新品のシューズを履くわけにも行かず
やっぱり休足日にしとけば良かったのかも…


ついさっきまで大雨だった日曜の朝
さすがに走ってる人は誰もいなくて…

歩いてる人はみんな傘をさしてるし
行き交う車もワイパーを動かしてて
そんな中をただ一人走ってるポンコツジジイ

誰も知らないだろうけれど
メマイと足底筋膜炎と坐骨神経痛の三重苦に
苦しみながらの老いぼれジジイのジョギング

その愚かさたるや
常識では考えられないと我ながらも…

だけど
そんな非常識さが僕の僕たる所以だと
走りながら変に感じ入ってしまう

愚かでしかないよなぁ

だからこそアラ古希になっても
茶髪ロン毛に白髭とイヤリング
オープンカーで爆音を轟かし
老いらくデートという呆れるアヤマチも
犯してしまうのだと…

そう思いつつ半ば自己嫌悪に陥りながら
時折り打ち付ける強い雨の中で
5キロ過ぎの長い上り坂を上っていく
情けないランニング姿

客観的に俯瞰で見えるような気もして
それが紛れもなく自分の本当の姿なのだと…

雨の中を走ってる姿
別に誰かに見せつけたいわけじゃない
自分の愚かさを知らせたいわけでもない

出来ることをただやってるだけ…
ポンコツランナーの老いぼれジジイの姿
これでいいんだよなぁ?

いいんだろ?
カミサマ…

どんなに見栄え良く繕ったって
愚かな本性って絶対に隠せないから…



昨日よりはタイムも少しだけ悪くなったけど
メマイと足底筋膜炎と坐骨神経痛の三重苦の
苦しい中でのジョグだと考えると
今日も出来過ぎだろうと…

もちろん
三重苦が全くなかった昔に比べれば
比較もできないほどのテイタラクだが…

やがて70代に入って
本当に走れなくなっちまうことを考えると
これだけでもヨシとしとかないとなぁ







我が家から4〜5キロ離れた市内に
ちょっとだけ有名なランナーがいた

素人の僕とは違って
いわゆるアスリート系で鳴らした…

団塊の世代の真ん中
76歳だろうか?僕とは7歳違いの…
そんな彼がつい最近亡くなったことを知った

会ったことはもちろんあるけど
会話を交わしたことは全くなくて…

彼を知ったのは僕が中学生のとき
その頃は自分がマラソンを走るなんて
思ってもみなかったので
彼の存在は特に興味もなかったが…

50を過ぎてマラソンを走り始め
いくつかの大会に出るようになってから
会場でたまに彼を見かけるようになって…

日頃のジョグの途中で
彼と何度かすれ違うこともあったりして…

ジョグですれ違ったときはその度に
彼は僕の方を怪訝な顔つきで見ていたけど…

僕は彼のことを若い頃から知ってるけど
彼は僕のことは全く知らないだろう
当たり前だけど…

だからこそ離れた街中で
何度もすれ違う素人ランナージジイを
怪訝に思ったに違いない

最後に彼を見かけたのは
一年ほど前だったろうか?
とあるスーパーの近くで歩いてるところを…

数年前の地元のKMマラソンで見かけたときは
普通のジイさんランナーの風体だったけど…

そのときは
すっかり本物のヨボヨボジイさんになってて
かなり驚いた

ジョグですれ違ってた頃はまだ元気な様子で
おそらくジョグでも
僕より全然速く走っていたはずなのに…

走れなくなっちまうと
あんな風に急に老け込むのだろうか?
そんな印象が…

彼が生涯独身だったことを知ったのは
僕がマラソンを始めてからのことで…

知人の話では
マラソンが彼の恋人だと…

わからない気がしないでもない
僕自身も同じような気がして…

70代に入って走れなくなったとき
僕も彼と同じように
瞬く間に老け込んでしまうのだろうか?

そうかもしれないなぁ

メマイを発症して
かなりヤバくなってきたいま
ふと彼のことが頭に浮かんだ

彼のことを詳しく知ってるわけじゃないけど
なんとなく共鳴するものがあって…

僕も
走れなくなったときは死ぬときだろう
たぶん…

それでも
死ぬまで走り続けられのなら
それで充分さ

いろんな後悔ややり残したこと
たくさんあるに違いないけど
死ぬまで走り続けられれば…

思い残すことはないさ…

それで充分さ…




9/7ビビりながらのゆるジョグ7㎞(なんとかしてくれよ〜)

2024-09-07 17:49:00 | 日記

昨日の夕方近く
カミさんも初孫くんもスイミングで
ジムに出かけたのでひと寝入りしようと
ソファで横になったとき…

朝から気配を消していたメマイが
再び顔を出して…

やっぱりヤバいなぁと顔をしかめながら
何が原因なんだろうと
症状をもとにネットで探ってみることに…

いろいろ調べてみて見当がついたというか…




おそらく
良性発作性頭位めまい症というヤツだと…

三半規管に溜まった耳石が動いて
イタズラ?してるのだと…

素人診断の域を出ないけど
たぶん僕の診たては当たってるはず…

いわゆる
脳内出血の類いじゃなかったということで
勝手にひと安心…

とは言いつつも
そのまま横になってるわけに行かないので
前庭の水撒きに取り掛かったのだが…

水撒きしながら
不用意に顔の向きを変えると
フッと辛いメマイをその度に感じて…

かなりヤバい状況だと思いながらも
原因がわかったからには
そんなに不安に陥ることもなく…

ゆっくりとした動作で
最後まで水撒きを続けることが出来た

晩飯を食べたあと風呂上がりに行う
毎日のストレッチをしようと
ベッドに横たわったときも
同じように軽いメマイに襲われ
日課のストレッチは取りやめることに…

そして昨夜は最初から
ほとんどうつ伏せになったまま寝たのだが
やっぱりなかなか熟睡出来ずに
何度も起きてしまうハメに…

そのせいなのだろう
朝起きてからも調子が良くない

身体を動かす度に
軽いメマイ感を覚えるようになってて…

例えば顔を洗ったり歯を磨いたり
トイレの便座から立ち上がるときなどに…

こんな調子で
今日も日課のジョグを走っていいのか?

そう自分に問いかけながらも
朝のルーティンを終え着替えて準備を…

アップのストレッチの段階で
小さなメマイ感を感じながらも…

今日はこの子をお供にして…



まさかメマイで倒れないだろうなと
かなりビビりながらのスタート状況

万が一倒れたときは
ランニングベルトからスマホを取り出し
カミさんに連絡する段取りを
シミュレーションしつつスタートしたけど…

もし倒れちゃったら
そんな余裕なんかないだろうなぁと
半ば諦めつつ自宅前の坂道を下っていく
ゆっくりと…

陽が照っている割には
そこまで暑くないみたいで…

日向を走っても
昨日ほどの汗をかかないということは
気温がそんなに高くないか
湿度が低めなのだろう

走りながら倒れた自分が手を上げて
走り行く車に助けを求めるイメージが
常についてまわる

果たして車は止まってくれるだろうか?

これまで
転んで立ち上がれなくなったり
尿路結石の痛みでうずくまったりしたことが
何度かあったけど…

歩道で座り込むジジイを見ても
止まってくれる車は全くなくて…

おそらく
手をあげたりのアピールがないと
車は止まってくれないと…

世の中ってそんなもんなんだろうなぁ

僕自身はジョギング中に
歩道の縁石に座り込んでるジイさんに
大丈夫ですか?と声かけしたことは
何度もあるけど…

もちろん
ただ座って休んでるだけのことで
気にかける必要なんて全くなかったのだが…

自分が苦しい経験をしないと
なかなか気づかないんだよなぁ
人って…

そんなことを思いつつ
5キロ過ぎの長い上り坂も走り切り
倒れずに7キロ終了



思いがけない良いタイムとペースになって
我ながら首を傾げることに…

え?
間違ってないか?

メマイにビビりながら
坐骨神経痛と足底筋膜炎もいつもどおりの
三重苦のジョグだったのに…

走りやすかったのだろうか?
そんな自覚は全くなかったけど…

走り終えた後の冷水シャワーは
今日もまたまだ気持ち良さが残ってて…

もう少しは暑さが続くんだろうと思う一方
新たに発症したメマイを
どうすれば治せるのかと
顔と頭に冷水を当てながら考えていた

足底筋膜炎もまだまだ治りそうにないし…

メマイの原因は
運動不足とか加齢によるとか
ホルモンバランスの崩れによるとか
そんなことらしいけど…

まず
運動不足ということはないよなぁ
毎日走ってるんだから
むしろ
走り過ぎて足底筋膜炎になってるくらいで…

あとは
加齢とホルモンバランスか…

いずれもアラ古希になっちまえば
モロ当てはまるよなぁ
もうどうしようもないってことなのかなぁ

三半規管の耳石が落ち着いてくれれば
メマイの症状は出なくなるんだろうけど
具体的に何をどうすればいいのか?

ネットを見てると
いろんな動作が示されてるけど…

そんな動作なんか
走ったりストレッチしたりして
自然にやってることばかりで…

それなのにメマイが発症するなんて
あとは耳鼻咽喉科で診てもらうしか
ないのかもしれない

まぁとりあえずは
足底筋膜炎と同様に
もうしばらく様子を見てみないと…

なんとか
自然に治ってくれないかなぁ

はてさて
老いぼれジジイのポンコツボディ
元に戻ること出来るんだろうか?

戻らないまま
墓場まで持って行かなきゃならないのか?

そうならないようにしたいけど…

カミサマ…
なんとかしてくれよ〜

お願いだから…



9/6甦るためのゆるジョグ7㎞(そのうち本当に…)

2024-09-06 16:43:00 | 日記

それは
何の前触れもなく突然に…

真夜中の3時過ぎ
寝返りを打とうとした
そのときのこと

左側の横向き姿勢から
右側の横向き姿勢になろうと
左膝を立て力を入れて腰を浮かせた

その途端に
天地がひっくり返るほどのメマイが!

まさに天地がひっくり返ったみたいな
大袈裟じゃなくて…

仄暗い中で微かに見える天井の電灯が
渦巻きのように急回転で暴れていた

アッ!
エッ?

驚いて起きあがろうとするものの
もちろん起き上がれるはずもなく
ベッドの上でノタウチ回ることすらも…

どうした?
どうしたんだ?

思わず声に出したつもりでいたけど
本当に声になっていたのだろうか?

どれくらい続いたのか?
長いようにも短いようにも…

イヤやっぱり長く感じたのは確か
やがては波が引くように…

ただメマイがおさまるまで激しく動転して
いろんなことが思い浮かんだことだけは
ハッキリと記憶している

家やお金のこと
カミさんや子どもたち孫たちのこと
アラ古希某カオルさんのこと
などなど…

よっぽど
カミさんの助けを呼ぼうとしたけれど
自室からだと声は届かないだろうと思い
とどめることに…

そして次に吐き気がやってきて…

上半身を肘で支えるよう少しだけ起こし
3度ばかり込み上げてくる波を
無理やり飲み込んで凌いだ

どうしたんだ?
本当にどうしちまったんだ?

何とか吐き気を飲み込めたと思ったら
今度は汗が額からドッと出始め…

決して気温が高いわけじゃない
だけど僕にとっては焼けるほどの暑さ?
脂汗や冷や汗というよりは
いわゆるホットフラッシュ地獄でしかなく…

やっとのことで上体を起こし
ベット脇の扇風機を強にして
汗だくになった顔を
シャツで拭きながらしばらく風を当て続けた

そしてベッドに座り
かがみ込むようにして
不意の異常事態が治るのをひたすら待った

腕のGarminを見ると
すでに4時近くになっていた

もう大丈夫かもしれないと思い
再びベッドに横になってみたけれど…

横になった途端に
小さいメマイがさざ波の如く押し寄せ
吐き気もそれに乗っかるように…

慌てて起き上がってベッドに座りながら
もう一度かがみ込むような姿勢を…

どうやら
この姿勢が一番落ち着くというか
メマイも吐き気もおさまることがわかって…

何度かベッドに横たわってみたり
座ってかがみ込む姿勢を取ったりと
繰り返してみたものの
なかなかおさまる気配はなくて…

やがて4時半…
突然のメマイに襲われてから
すでに1時間以上が経っていた

なんだろう三半規管のトラブルなのか?
それとも脳内出血の類いなのか?

いずれにしても初めての体験
お酒を呑み過ぎて目が回るのとは
全然違うと…

そういろいろ考えを巡らせてるとき
不意に便意を催し
恐る恐るベッドから立ち上がってみる

壁に手をつかないと身体を支えられないし
いつものように歩くことも出来ず
一歩ずつゆっくりとゆっくりと壁をつたって
カタツムリのように自室からトイレへ向かう

トイレで便を出した後
自室へは戻らず食堂の椅子に座り込んで
腕を枕にうつ伏せ状態になって休むことに…

この体勢が最もラクに感じられたのか
知らず知らずのうちに少し寝入っていた

夜明けが近くなってきて
ボンヤリと周りが見えるようになってから
自室に戻って枕をうまく使いながら
うつ伏せをキープして休むことに…

うつ伏せなら
メマイも吐き気も起きないことが
なんとなくわかって…

おかげで少し寝ることができたのだろう
気づくと6時半を回ったところ
いつもならとっくに起きてる時間

だけど起き上がれそうな感じもなく
もう少しだけ横になっていようと思いつつ
7時前にやっと起き出すことに…

というのも7時を回れば
初孫くんがやってくるはずだから
それまでには裏口の鍵を開けとかないと…

まだ感じる苦しさにもがきながら…

ひょっとしてこのまま死ぬかもしれない
そんな不安が脳裏をよぎっていた

死ぬ前にアラ古希某カオルさんや
独身キャリア女子たちとのメールのやり取り
スマホから消してしまおうとさえ…

結局は消さなかったけど…

こんなヒドい状態で
今日はとても走れる状況じゃないと
休足日にすることに決めたのだが…

実際に起き出してみると
やたらお腹が空いてることに気づいた

お腹が空くってことは
もう大丈夫ってことかも?

そう思って
朝食のトーストをいつものように食べ始めた
不思議と美味しかった

食べ終わった頃に初孫くんが顔を出して
あと5分経ったら送ってねと言ってきたので
何事もなかったように
わかったよと返事を…

結局
カミさんには真夜中のメマイのことは
打ち明けず仕舞い…

要らぬ心配をかけるだけだろうし
それよりも何よりも
そんなことを打ち明けようものなら
いろんなことが制限されることになると…

ジョギングもそうだし
お酒やタバコはもちろんのこと…

果たして
カミさんに打ち明けないことが
良いのか悪いのか…
吉と出るのか凶と出るのか?








初孫くんを送り届けるために
外へ出ると…

涼しい外の風はなんとも言えず気持ちよく
オープンカーの良さをあらためて痛感
生きててよかった

初孫くんとの会話も弾んで
ついさっきまでの異常事態
どこかへ飛んで行ってしまったような…

自宅へ戻ってから
遅ればせながらの朝のルーティン

仏壇に手を合わせながら
バァさんにメマイのこと尋ねてみたけど
返事はなく…

お参りのあと
どうしようか迷いに迷っていた

走ろうか
走るまいか…

とても走れる状態じゃなくて
休足日にきめたはずなのに…

そう迷ってる時点で
僕の気持ちは走る方へ傾いてると…

5キロでもいいから走りたいと…

もし今日を休足日にすれば
今夜もメマイに怯えることになるかもと…

少しでもその不安を解消するためには
いつもと変わらない一日を送る方が
いいはずだと勝手に思い込み…

いつもの毎日に甦るためのジョグだから
そう言い聞かせて走ることに…

走ったって構わないだろ?
バァさんよ〜

この子をお供にして…



陽が昇って
すっかり気温が上がってからの
スタートになってしまったので
なおさら注意しながら…

急ぐことは全く考えず
老体に負担をかけないで5キロを走れればと…

相変わらずの坐骨神経痛と足底筋膜炎を
抱えながらも…

もし走ってるときに
夜中のようなメマイに見舞われたら
それこそ死んでしまうかもしれないと
不吉に思いながらも…

だけどここで乗り越えないと
もう走れなくなるかもと自らを鼓舞しつつ…

5キロのつもりが
気がつくと7キロコースを走ってた
無意識のうちに…

習慣って怖いものだと思う反面
だからこそ習慣にすることが大切なんだと…



タイムやペースはガタ落ちだけど
気温が高かった割には湿度が低かったせいか
支障なく走り切ることが出来て良かった

そして
冷水シャワーも久しぶりに気持ちよく…

冷水が真夜中のメマイの苦しさを
キレイに洗い流してくれるようにも感じて…

冷水シャワーのあと
今日は
午後からは何もせずに休むことにしようと
そう思いながら洗濯物を干していた






そのうち
本当に倒れるときがやってくるのだろうか?

もしかして
真夜中のメマイがその本番で
たまたま助かったということなのかも?

今回は助かったけれど
そのうち本当に…

第二陣がやってくるときが…


9/5それでも暑いゆるジョグ7㎞(ジジイの足掻き…)

2024-09-05 17:54:00 | 日記

暑い時期の毎夜の風呂上がり
エアコンの効いた自室で扇風機を回しながら
20〜30分のストレッチ

ストレッチが終わると
エアコンは付けたままで食堂に戻り
足などに薬を塗ったり何かと諸用の数々

それをひと通り終えてから自室に戻り
寝る前にタイマーをセットして就寝

これが老いぼれジジイの
夏の時期の寝る前の手順なのだが…

一昨日と昨日の2日間は
エアコンのタイマーをセットすることなく
スイッチを切って就寝

要はそれほど
最近は夜が涼しくなってきたのだと…

そして今朝も
タオルケットをかけたままでの起床

とはいうものの
朝晩は涼しくなったけれど
まだまだ夏は終わらないのが現実

日課のジョグへ出かける準備をしてると
すでに朝でも汗が滲み始めてきて…

裏口から顔を出した初孫くんに頼まれて
通学路の途中まで愛車で送り届けたが
午前8時半を回れば
やっぱり街は夏の顔に変わってる

家に帰ってきてから慌ててジョグの準備
少し遅れそうになってしまって…

今日はこの子をお供にして…



スタートして感じる足底筋膜炎の痛みは
今日もなんら変わらない

良くなることもないけど
一時のように走れないほど
痛いわけでもなく…

だけど
治りそうにない坐骨神経痛と同じように
足底筋膜炎もまた半永久的に続きそうな
そんな気さえしてきて…

まぁそれでもいいか?
昔のように戻れるわけじゃないけれど
とりあえず走れるだけならなんとか…

といいながらも
左足に施すテーピングの厄介さに
最近は辟易しつつもあって…

いつまでこんな面倒臭さいことを
続けなければならないのかと…

そう思いつつ
ポンコツジジイを待ち受けていたのは
久しぶりの朝からカンカン照りのコース

幾分は涼しくなったとはいえ
陽に当たればそれでも暑いと…

真夏に戻ったように感じながら
汗が滴り落ちていくことに
妙に安心したりして…

今日こそ冷水シャワーも
以前のように気持ちいいだろうと予想しつつ
焦げるような朝陽を浴びながら
5キロ過ぎの長い上り坂を上り切った

大通りに出てすれ違った車の誰かが
僕に会釈をして通り過ぎていったが…

フラフラして走ってるジジイには
それが誰だかわからないくらいのボケ感覚
久しぶりに熱中症気味になってたのかも?



だけど
走り終わってからの冷水シャワーは
やっぱり冷た過ぎて今日もぬるめに…

なんやかやと言いながらも
ポンコツジジイが気づかないうちに
暑すぎる夏は終わっちまったんだろうか?
ぬるめの冷水シャワー…

それでも夏はまだまだ変わらないだろうと…







少し前
先月のお盆過ぎから
とあることにハマってて…

何がキッカケだったのか覚えてないけど…

何かと言うとそれはハマショー…



ジョグのお供は洋楽の女の子に決めてるけど
昼食や夕食後に彼をAirPodsで聞きながら
食器を洗うのが習慣になっちまって…

別に昔からのファンでも何でもなく
彼の歌はサビの部分を齧る程度でしか
知らなかったのが現実

どうして今になって
彼の歌が気に入ってきたのか
自分でもよくわからない

去年の秋だったか
メンバーの一人が彼のツアーに参加するため
長野だったかを訪れたときの感想で
僕の雰囲気がハマショーに似てると…

そう言われれば
見た目はそういう部分があるかもしれない
茶髪というか金髪というかメガネとかも…

もちろん
僕自身がそれを意識してるわけでもなく
真似をしてるつもりでもない
ダイイチ彼は髭なんか生やしてないし…

たしか僕よりも2〜3歳年上だったかと
とても年上には見えないけれど…

まぁ芸能人っていうか
有名人なんてそんなもんだろうけど…

そんな彼の哀愁漂う歌声と
ビートの効いたロックのリズムとアレンジに
今日もひとりエツに入りながら…

どこか遠くに置き忘れてきた青春の日々
苦くて戻りたくもないはずなのに
もう一度手探りしながら見つけようと
もがいてるのかもしれない…

もちろん
見つけることができるのは
老いた現実だけでしかないのに…

アラ古希某カオルさんが呟いたように
僕もすでに歳を取りすぎたのだと…

いくらハマショーを聴いたところで
飽きるほど聴いたところで…

僕が見つけられるのは
坐骨神経痛や足底筋膜炎で
思うままにならないポンコツ老体でしかない

それが
夢も希望もない現実だと…

だけど
聴かずにいられないのは…

哀しいかな…

ジジイの足掻き…