えつこのマンマダイアリー

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平和百人一首(43) ~継がれる平和への想い~ 

2014年10月27日 | 平和百人一首

 「平和百人一首」とこのシリーズについての解説は、初回記事2回目の記事をご参照ください。前回記事はこちらで見られます。 

 なお、かなづかいや句読点は原文のままとするので、読みづらい点はご了承ください。

 

       平和百人一首       

製材の鋸音絶えしひとときを 麦の穂波の輝きて見ゆ

                                        広島県豊田郡忠海町 福本 逸男

       五月初めの静かなひとときです。
      あくせくと焦せる小さな人間の存在にかかはりなく、自然の生命は大らかに生々と輝いてゐます。
      昼間、器械の止んだ仕事場よりのぞんだ景を抒したもの、
       帰還してはや幾年か、
       巡り来る春に感なきを得ず。                                                             

                                                                (逸男)

                


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