最近食べ物記事が多くて恐縮です。私のヨガの先生によると、秋は胃酸の分泌量が多いので空腹を感じやすく、「食欲の秋」になるのだそうですよ(*^_^*)
本日の一品は、NHKの「あさイチ」(10月2日放送分)で、料理研究家の清水信子(しんこ)氏が紹介していた「小田巻き蒸し」です。これは大阪の郷土料理で、わかりやすく言えば「うどん入り茶碗蒸し」。うどんを苧環(おだまき)に巻かれた麻糸のイメージに見立てたところからついた名前だそうです。
レシピはこちらですが、ここにも貼りつけます:
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<材料> (2人分)
・卵・・・(大)1コ
・だし・・・カップ1
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・うす口しょうゆ、みりん・・・各小さじ1
・塩・・・小さじ4分の1
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・ゆでうどん(冷凍)・・・2分の1玉
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・酒、うす口しょうゆ・・・各少々
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・鶏ささ身・・・1本
・小えび・・・4匹
<C>------------------------------
・酒、うす口しょうゆ・・・各少々
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・しめじ・・・4分の1パック
・かまぼこ(薄切り)・・・4枚
・みつば・・・適量
<作り方>
- 卵を溶き、だしとAを加えて混ぜてざるなどでこす。
- 冷凍うどんは表示のとおりに解凍し、Bで下味をつけておく。
- 鶏肉は一口大のそぎ切りにして、えびは頭と背ワタを取り、Cで下味をつけておく。
- しめじは石づきを取って小房に分けて、みつばは2~3センチ長さに切っておく。
かまぼこは中央部分に切り込みを入れ、端を切り込み部分にくぐらせておく(手綱にする)。 - 小さいどんぶりに(2)と(3)としめじ、かまぼこを入れ(1)の卵汁を注ぐ。
- どんぶりを厚手の鍋に並べ、水を約2~3センチの深さまで入れてふたをし強めの中火にかける。煮立ったら弱火にして7~8分間蒸す。中心に竹ぐしなどをさして、澄んだ汁が出たらみつばを加えてふたをして10秒~30秒間ほど蒸らしたらできあがり。
※牛乳で作る場合※
だしを牛乳(カップ1)に変えて、塩の量を加減する(適量)。
ほか、分量・作り方はだしの時と同様
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ポイントは、
★卵液は必ずこしてなめらかにする
★牛乳を使う場合は、牛乳に塩分があるので塩を控える方がよい
★うどんはゆでうどんなどでもOKだが、コシのあるものの方がよい&下味は忘れずにつける
★鍋で蒸す(鍋に直接器を入れて蒸すことから、「地獄蒸し」という)ときは、器の共蓋はせず、鍋の蓋はする
だそうです。
シメジがあまり好きではないので生椎茸に代え、三つ葉がなかったので長ネギにしました。また、帆立を加えました。シーフードミックスの小えびを使ったので、ついでに帆立も入れただけなのですが...。
鍋での地獄蒸しと、最近買い換えたウォーターオーブン型レンジでの蒸し煮と、両方で調理してできばえを比べてみることに...(#^.^#)
できあがりはこちら:
<本日の一品>
@ウォーターオーブン @鍋
それぞれ2個ずつ並べて作ったため、ウォーターオーブンの方がムラなくできあがりました。鍋の方は、ガスの直火に近い部分と遠い部分とで、若干蒸しムラができたのです。ただ、ウォーターオーブンは鍋の倍の時間がかかりますね。
それから、うどんはやはりコシの強いもの or 固ゆでうどんにすべし!です。蒸し時間分、火が通り過ぎるわけですから...。
こちらは、レンジやオーブン調理で活躍している鍋つかみです。右は友人のお手製! 素敵でしょう? Kちゃん、ありがとうね!!
余談ですが...つい先日のこと、NHKの朝の連ドラ「ごちそうさん」の中で、おばあちゃんが孫である主人公の女の子に語る場面がありました。「昔は食事の材料を集めるのが今より大変でね。お客さんに食事を用意するとき、馬を馳せ、走り回って集めさせたのよ。そこまでしてくれたことへの感謝の気持ちを、『ご馳走様』という言葉に込めたのよ」と。森下佳子氏の脚本...心に残りました。
ごちそうさまでした(#^.^#)
早速真似して作ってみたいと思います。
簡単ですし、炭水化物も同時に摂れるので、忙しいときにうってつけだと思いますよ。ぜひ試してみてくださいね(*^_^*)