亀山真代氏作の「笹の葉・笹の葉リース」の折り方で、リーフのリースを作りました。同じユニットを複数組み合わせて作るユニット折り紙の一種です。
折り方を「おりがみと和紙のダイヨ」さんのこちらのサイトで見つけました。出典は、『おりがみNo.383』(「日本折紙協会」2007年7月発行)のP.25-26だそうです。
このブログでの折り方の公開については、こちらの記事(「お知らせ ~このブログの折り紙記事について~」)で説明しているような措置をとっておりますが、ダイヨさんがおりがみと和紙のネット販売サイトなので、おそらく創作家の亀山氏に了解をとった上で掲載しているとみなし、折り方をリンクしました。
作者は笹の葉をイメージして創られたようですが、色や紙を変えて応用を楽しむことができると思うので、この季節に紹介しています。
(★トップ画像以外の画像は、クリックすると大きくなります。)
折り紙 ~リーフのリース~
15cm角折り紙8枚で作ると、直径約25cmのリースになります。一般的な折り紙の6色、8枚で作ったのがトップ画像(↑)です。
くだんのサイトで気をつけたい点が2つ…
1点目は、この折り図では山折り線と谷折り線の表示が区別されていないので、①で谷折りしてしまうと、後で作業の無駄が出てしまいます。「 ①の三角十文字」は山折り(表=色のついた面から見て谷折り)した方がよいと思います。なんとなれば、①~④でつけた折り線を基に、⑤で鶴の初期形を4つ作るからです。鶴の初期形は、裏(無色面)から見て「四角十文字に谷折り+三角十文字に山折り」してから「中心点を頂点にして折り線をまとめる」と、合理的に折れて(一度つけた山折り線を谷折り線に変えたりすることなく)きれいにできあがるのです。
2点目は、ユニットの組み方の向きです。このサイトでは、作品画像はリースの重なり方が左回りですが、折り図では右回りになっている点です。折り図どおりに作ると、サイトの画像とは反対向きのリース=私の作品のリース(↑)になります。
伝承折り紙の「ことり」を、7.5cm角折り紙で作り、置いてみました。(左右で何が違うかわかりますか?(#^.^#) )
マスキングテープを両面テープのようにして貼り、取り外し可能にしておくと、他の季節用に転用できますね。
「ことり」は伝承折り紙なので、折り図を載せても著作権に抵触することはないと判断して載せますね。何かの折り紙についてきたものです。
②で、頭の部分の折り返しを逆にすると、頭部が白ではなく、全身同じ色になります。右の淡い青い鳥@上の右画像がそれです。それぞれ、100均の小さな丸いシールを目に貼りつけました。
紐やリボンでぶら下げなくても、ひっかければOKです。
どの色の葉をどの位置に持ってくるかで、リース全体の雰囲気が変わるものですね。同じリースなのですが…。
七夕飾りをつけたら七夕用に、星・キャンドル・ポインセチア・サンタクロースなどを飾ればクリスマスリース用にと、いろいろ楽しめますね。
とりあえず、今手許にある「小人」(こちらの過去記事参照ください)を載せてみました。クリスマスリースなら、もっと深い色味のグリーンの濃淡で作ったらいいかもしれませんね。あぁ、タント紙で作ると、裏面の白色が表に見えないので、高級感が出るかもしれません。リース全体がしっかりしますし。
トウカエデのイメージで、こんな色合いはいかがでしょうか? 秋のリースになりますね。やはり6色・8枚で作っています。
[右] どんぐり(こちらの過去記事をご参照ください)を載せてみました。
で、最終的に、例によって家内某所に飾ったのがこちら…
右画像の「ねこちゃん」(竹川青良氏作)と落ち葉については、こちらの過去記事をご参照ください。
【後日追記】(2016.11.15):何度も紹介してきているヨガ仲間のおじさまに、こんな素敵なプレゼントをいただいたので、仲間に加わってもらいました(↓)。
80歳を優に超えたおじさまなのですが、妙齢とはとても言えないまでも、私たちと一緒にヨガをなさったり、こんなに細かい作業をなさったり…奇跡のおじさまですね(*^_^*)