鳥の訪問

　先日、雀が庭のプランターに土浴びに来る話をしましたが、今度は別の鳥のお話です。
　よく見かける鳥ですが種類はわかりません。雀より大きく、色はもう少し灰色がかり、尻尾は長めです
　その鳥が、我が家の敷地と隣人の敷地との間のフェンスにつかまって、何かをついばんでいるのです。てっきり草か木の実をついばんでいると思いきや...くちばしにはさまれたものを見て、そうではないことがわかりました。

　ついばんでいたのは、倒れかかる百合を私がフェンスに留めていた、白いナイロンテープだったのです。何度か飛んで来ては、フェンスの中途につかまりにくそうにつかまりながら、テープをつっついてくわえて行きました。

　おそらく巣作りに使うのでしょうね。都会（ここ稲城も一応東京都ですから...）では、巣作りに必要な天然素材が揃いにくいのでしょうか...。そう言えば、我が家の植栽の一つ、山法師の木の上の方に、御用済みの巣を見つけたことが何年か前にありましたっけ...何の鳥のだかはわかりませんが、それもほとんどがナイロンテープでできていました。
　なんだかかわいそうな気がしました。それでも、野生の生き物はたくましいですね。元気な赤ちゃんを産んでください！