えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

第2章 怒涛の日々 16.

2007年04月25日 | 乳がん闘病記
16.
 Bさん夫妻の両方からサポートを受け、「イデアフォー」にも助言をもらううちに、病気を公表するかしないかについて、自分の気持ちに変化が生まれつつあった。公表してもよいのではないかと思い始めていたのだ。
 なぜなら、私がBさんに連絡ができたのは、彼女が自分の病気を友人にうち明けていたからだ。「イデアフォー」の電話相談担当者たちにしても、自らが経験者であることを堂々と公表しているからこそ、相談にのれるのだ。
 私も友人に公表していれば、いつかBさんのように友人のサポートができる番が回ってくるかもしれないと思った。どうせ辛い思いをしたのなら、この経験を活かさない手はないではないか…。

 こうして、友人には随時必要に応じてうち明けていこうと決めた。もちろん、相手の気持ちの負担を考えた上で、相手を選ばなければいけないし、伝える内容も人によっては多少異なるかもしれないと思っていた。
 その旨を親友のAさんとCさんやBさんに伝えた。彼女たち自身も口外しないように気を配る必要はなく、誰かに私のことを訊かれれば、その人との関係において臨機応変に伝えてくれてかまわないと話した。
 男女を問わず高校の同級生との親交が多々あるのだが、場合によっては男性にも公表してかまわないと思った。奥さんや姉妹など、男性にとっても身近に大切な女性がいるわけだから…。

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