えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

初冬のガーデニング2024 ~リングバスケットの寄せ植え~

2024年11月30日 | 花・ガーデン

 現在の戸建て住宅に移ってガーデニングをするようになってから四半世紀近くが経ちます。その間、ポットやプランター、ハンギングバスケットでの寄せ植えは数多く作ってきましたが、今回初めてリングバスケットの寄せ植えにチャレンジしました。作業前にネット動画で勉強しました。備忘録のために作り方のコツや手順をまとめたので紹介します。

 なお、過去記事でいろいろな寄せ植えを紹介しています。今見ると稚拙な作品ばかりですが、よろしければご参照ください。

「秋のガーデニング(1) ~春花壇のために~」
「秋のガーデニング(2) ~寄せ植えハンギング~」
「秋のガーデニング2018 ~ハンギングバスケットの寄せ植え~」
「秋のガーデニング2018 ~宿根草の寄せ植え~」
「秋のガーデニング2018 ~春花壇に備えて~」

 (★これより下の画像をクリックすると、大きな画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)

 

 

 

  

寄せ植え用リングバスケット
(直径30cm(内径27cm) ジュートメッシュシート S字フック付 税込1,650円)

※2年前に園芸店のセール品として購入しましたが、現在同じものがネット通販で2,640円になっていましたw(☆o◎)w

 

  

一般的には直径が34cmか28cmが多いようですね。

 

 参考にした主な動画は...
 「気分を変えて♪[リングバスケット]を作りましょう! とっても簡単に♪カワイイ[リングバスケット]が出来ちゃいます!【簡単!寄せ植え講座】【富田 英明さん】」ハイポネックスの動画)
 「【寄せ植え】初心者でもかわいく作れるリングバスケットをプロが紹介します♪【ガーデニング】【園芸チャンネル】【プリムラ】」

リングバスケットの寄せ植えのための備忘録

【苗選び】
 直径34cmのバスケットには苗を8株、28cmには6株、+小分けにしたリーフ類(アイビーなど)を入れるのが一般的。
 (※以下、8株の場合で解説)
 植えやすい花は、トレニアのように上に向かってこんもり咲く花。ペチュニアのように横に広がって中央がへこむような苗は使いにくい。ハンギングや立てかけて楽しむので、丈が高く垂れやすいものは向かない。
 2種 ×4株+リーフ1~2種が無難。

【用土】
  市販の培養土でOK。
 ※1本目のハイポネックスの動画では、同社製の何度も使えて最後は可燃ごみとして捨てられる用土を使っていました(そんな土があるとは知らなかったw(☆o◎)w)

【植え込みのポイント】
(1)なるべく高めに植える。バスケットの縁に株のつけ根が来る(一番下の葉が触れる)程度。
 用土を苗の下に入れる or 入れないは、苗の根鉢の高さによる(高さがバスケットの高さに足りない場合 or 根鉢の下を崩す場合は用土を足す)。
 3.5号ポットの苗で根鉢を崩さない場合は、用土を足す必要はない。
(2)リングの幅が苗の根鉢より細いので、苗を上から見たときに横幅の広い方を横向きにして、横長になるように根鉢をつぶす
(3)葉の高さを揃える

【寄せ植えの手順】
1.苗をポットから外し、肩の土を落とし、首周りをすっきりさせる。枯れた葉や黄色い下葉をとり除く。置き肥がのっている場合は取り除く(※下葉が傷むことがあるため)。

2.上記(1)~(3)のポイントを押さえながら苗を全部入れる。
配置:
 
同じ種類を対角に配置するのが無難。
植え込み順:
 右回り or 左回りとか順番に植えると最後に空き過ぎたりするので、対角に十文字に4株入れ、その間に十文字に4株入れる(+→X)方法が無難。
 根鉢を崩す場合は、水の中で土を落としたり、根かき棒で下部の土をかき落としたりして、なるべく根を傷めないようにする。

3.入れ終えたら、根鉢を外側に押すようにして寄せると、内側の円が大きくなってリースらしくなる。

4.苗と苗の間、内側&外側に用土を入れる。後で外側にリーフを入れるので、まず半分量を内側に入れる。自分の手前を見て入れるのではなく、対面の内側に入れると見やすく入れやすい。

5.<リーフ類を入れる場合>
 例えばアイビーなら1ポットに何本か入っているので、1本ずつに分ける
 長めのアイビーは苗と苗の間に入れる。葉先を外向きにせず、花と花の間に自然に入れ込む。葉先をリング(円)の線状に置くようにイメージすると、リース型として一体感が出る。葉が浮いたり飛び出たりするときは、隣りの苗の葉の下に入れ込むようにする。
 短めのアイビーは外側に入れる。葉を花の苗の内側に引き入れるようにすると、一体感が出る。

6.残りの用土を外側に入れる株間に隙間がある場合は、間にも入れる。バスケットを斜めに立てかけたりするし、根の発育を促すことにもなるので、用土は全体的にしっかり入れる

7.水苔(水で湿らせた乾燥ミズゴケ)を軽く絞る。1ヵ所に入れる量は人差し指の長さ&太さくらいの量。ふわっと握るようにして取り、棒状にまとめる。苗の内側と外側に、フレームの縁の内側に入れる。苗と苗の間に入れると一体感を壊してしまうので、入れないようにする。下葉を巻き込まないように注意。(※水苔で用土をきちんと押さえられていると、バスケットを逆さにしても土が落ちてこない。)
 水苔を入れるのは、水やりのときに用土を堰き止める乾燥を防ぐ・寒い時季に防寒する目的。
 土の表面にも水苔を張ると、乾燥防止、防寒になる。

8.自然にきれいに見せるために仕上げする。枯れた花・葉や汚れを取り除き、隣り同士の苗の葉と葉を動かして馴染ませ、一体感を出す

9.寄せ植え直後の水やりは、必ずバスケットを平らに置き、特に冬季はなるべく苗を傷めない方がよいので、株元に外側一周、内側一周かける
 上からジョウロでゆっくりかける場合は、土の汚れを洗い流すように3周ほどかける。

【管理方法】
置き場所:
 日当たりの良い場所に置く。夜間冷える場合は、玄関に入れるなど配慮する。
 フックに掛けてもよいが、レンガやスタンドなどに斜めに立てかけるとよい。
 外側に伸びた葉ではなく内側に伸びた葉を切ると、リースの形がきれいに保てる。

水やり: 
 水苔が乾いてきたら根元に水やり
 用土が乾いてしまったときは、タライなどにためた水に、リングの縁まで浸かるようにドボンと漬け、30分~2時間くらい置く
施肥:
 苗花の性質に準ずる。水やりや腰水するときに、水に液体の活力剤を混ぜるとよい。

                         

実践編

【苗選び】

  

実は、動画を見ないうちに適当に苗を10株買ってきてしまいまして...シックなアレンジを目指すつもりで...(^^ゞ
フリルパンジー(青紫系 色移りタイプ)×2
フリルパンジー(濃赤紫系 色移りタイプ)×2
ロータス ブリムストーン(ライム色)×2
ヒューケラ(赤レンガ色)×1
ヒューケラ(グレーパープル系)×1
シロタエギク(シルバーリーフ)×2(※タグがついていませんでした(^^;)
計10株 税込3,936円w(☆o◎)w

【用土】
 赤玉土(小粒)・腐葉土・古いポットのリサイクル土・バーミキュライト・燻炭・緩効性顆粒肥料(多い順)を混ぜました。私、市販の園芸用培養土を使ったことがないのです。花材の性質・環境(直植えの場合は日照、ポットやプランターの場合は器の材質)を考えながら用土を作るのが楽しい!(^^)v

 さて、できばえはいかに...?!

  

パンジーの花が少ないので、まだ淋しいですね(^^;

株数が多かった&ロータス ブリムストーンを小分けにできなかったので、根鉢をかなり崩してヒューケラの隣りに植え、ヒューケラの間に馴染ませました。

株元の高さをリングの縁に合わせて植えたら、葉の高さが凸凹になってしまいました(^^ゞ 苗選びの段階で合わせないとダメですよね(^^;

 花選びにも反省点が...バスケットの径があまり大きくないので、花はビオラのような小ぶりの方がよかったと思います。花数が多い方がリングの形をとりやすいですものね。
 同じ理由で、葉も小さい方がいいですよね。白妙菊は葉が小さめで切れ込みの細かいタイプがよかったかな。その園芸店にはこれしかなかったのですが...。ヒューケラは葉が大きくなるし横に開くので、アイビーとかアルテルナンテラのような小さい葉物がよかったかも。
 動画を見てから花材を選べばよかったです。何せ、ホームセンターの店頭で苗群を見ているうち、衝動的に買ってしまったので...(^^; 次回はその反省点を活かそうと思います(^^)v

  

ということで、葉を少し動かし、全体を丸っぽくした画像がこちら...ほとんど変化がわからず?!(^^;

 

 

  

ロータス ブリムストーンの色が青紫系のパンジーと補色になる&パンジーの目が黄色いので、初めて使ってみましたが、いろいろな花と相性がよさそうな絶妙な色合いですね。細かいシルバーリーフも可愛いです。良いアクセントになりました(^^)v

 

  

水苔が余ったので、土の表面にも置きました。

 

 それにしても、花材だけで4,000円近く...器を入れると5,500円w(☆o◎)w 好みだけで選んだ苗がみんな高かったようで...(^^; 一般的な寄せ植えより手間がかかるし、園芸店で売られているこの手の寄せ植えが高価なわけですね(^^ゞ

 

【後日追記】(2024.12.7)---------------------------------------------------

 上田広樹氏の動画「【ハボタンリース】今大人気!ハボタンを使ったリースの教室!」内で、私のと全く同じリングバスケットで、なるべく多くの用土を入れる方法が紹介されています(↓)。
 中敷きになっている外リング側のジュートシートを、留めてある糸を切ってリングの外側に折り倒すことで、リング内のスペースを増やして用土を多く入れる方法です。ぜひ次回以降の参考にしたいと思います(^^)v

     
   (動画よりお借りしました。大きくなりません。)
-------------------------------------------------------------------------追記終わり

 

なお、リングバスケットを100均素材で作る方法が動画で公開されています(↓)。市販のバスケットは高価ですものね。
「【100均】リース容器の作り方を大公開\(^^)/ガーデニング初リースバスケットを100均グッズだけで作りました♪」
 みなさん、いろいろなことを考えつきますね。感心することしきりw(☆o◎)w

 

 初めてのリングバスケットの寄せ植え、チョー楽しかったです(^^)v 来春が楽しみ! 暴れていないといいけど...(^^;

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日の一品(195) ~れんこ... | トップ | 初冬のフラワーアレンジ20... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

花・ガーデン」カテゴリの最新記事