ようやく秋晴れに恵まれた三連休の中日に、東京都町田市の図師小野路地区の里山を歩きました。途中でプチ事件が勃発し、短い散歩となりましたが、久々の青空の下で気持ちよく歩けました。コラージュ画像で紹介します。
なお、同じ地区の9月末の様子がこちらの過去記事で見られます。よろしければご参照ください。この地域や谷戸についての解説も記してあります。
(★これより下の画像をクリックすると、大きな画像や別の画像が見られます。★撮影日は2024年11月3日です。)
秋の里山 ~町田市小野路の谷戸の秋~
<五反田谷戸>
何度もこの地区を歩いているのに、この谷戸は入口がわかりづらいので、いつも間違えて行き止まりの小径を入ってしまったり、民家に通じる道に入ってしまったり...この日は3度目の正直で入れました(^^; 前日にまとまって降った雨でぬかるみ、日陰の畦道はちょっと歩きにくかった(^^ゞ
稲刈りが終わってからかなり経つようで、稲架(はざ)掛けは姿を消し、刈り根から伸びた新芽がだいぶ長くなっていました。冬場に枯れて田植え前に漉き込まれ、来年の苗の栄養になるのでしょうね。場所によっては雨水がかなりたまっており、まるで田植え後の田んぼの体をなしていました(^^;
谷戸田の上流にある溜め池(下段右端)で事件が勃発...突然「痛いっ、痛ーいっ! 虫が目に入った!!」と、日頃冷静な夫が珍しく素っ頓狂な声で叫び出し、目を押えて大騒ぎ! でも、彼と私との間には、細い水の流れの上に置かれた足場のよくない半丸太が横たわっており、私は咄嗟に動けず...。「水をくれ~!!!」と言うので、双方が少しずつ歩み寄り、「ちょっとあったかいけどいい?」と、保温水筒に入れてきた白湯を差し出し...何度か洗って、最初の激痛からは脱しましたが、ヒリヒリ感と異物感は取れず...(^^; なんでも、一瞬カメムシの匂いがしたとのこと。目を覗いても異物が入っている様子はなかったので、侵入?激突?の瞬間に、あの臭~い液体を出したのかもしれませんね。一段落してから、「あーー、びっくりしたーーー!」と言っていました。彼があのように狼狽(うろた)えるのは珍しいので、私こそびっくりしましたよw(☆o◎)w
こういう場所を歩くときは、水かぬるま湯(人肌でないとダメね(^^;)は必携だと思わされた出来事でした。因みに私、いついかなるときも、都心に行くときでも、外出時は白湯を持ち歩いております。3.11後、そういう習慣になった人は多いかも(^^;
<神明谷戸>
この地域で最も田んぼの面積が大きい谷戸です。なんと、奥の方にまだ稲架掛けが沢山残っていました。ここにも、上流にある山桜の大木の足許に溜め池があります(下段右から2枚目)。
夫は赤トンボを指に載せる(他のトンボは載りません)のが得意で、この日も道にとまっているとんぼを指に載せたところ、30mほど一緒に散歩してくれました(トップ画像がその様子です)(^^)v 誰かさんは赤トンボの気持ち?はよくわかるようですが、奥さんの気持ちはとんぼ、もとい、とんとわからないようです(^^;
ところで、結局彼の目はどうなったかと申しますと...後刻入ったレストランのトイレで再度洗い流し、少しずつ良くはなりましたが、翌朝、上瞼が腫れてきたので眼科へ...。幸い眼球や瞼に目立つ異常はなかったようですが、細菌感染防止と炎症止めの薬が処方されました。大事に至らなくてよかったです(^^)v
唐突ですが、「狼狽(ろうばい)」の由来が面白いですね。狼狽=後ろ足の短い狼+前足の短い狽(狽が狼に乗っかって歩くことでバランスをとっていた)がうっかり離れたら、動けなくなって慌てふためいた、というのが有力らしい...。まるで老後の夫婦みたい。さしずめ(成り立ちからしたら「さしづめ」じゃないの?!)、我が夫婦の場合は夫が狼で私が狽でしょうねぇ。その方が私は楽ちんだけど、前足が弱るかも...(^^)v
赤トンボだけじゃなくて、カメムシ?ともお友だちになっておいた方がいいんじゃない?のtakuetsu@管理人でした(^^ゞ
上から落ちて来たゴミが目に入ってから持ち歩くようにしてます。
保温水筒の水を使うのって、機転が利きましたね。
湯が入ってるので俺は使えると思わないで狼狽するかも。
ちなみに塩持ってたら完璧ですね。
混ぜると染みないです。
事件が起こった日は祝日で眼科に行けなかったので、私が白内障手術の後にもらっていたヒアルロン酸目薬を差してもらっていました。涙が出ないと言うので。
持っていたのがぬるま湯でよかったです。冬場ならもっと熱いお湯を入れて持ち歩くので、使えなかったかも。水筒の蓋に入れてしばらく冷まさないと使えませんものね。狼狽しちゃいますね(^^;
>ちなみに塩持ってたら完璧ですね。
>混ぜると染みないです。
なるほど、生理食塩水を作るわけですね。消毒にもなるかな?