先週のことですが、友人が主宰をしている天然酵母パン教室に飛び入りして、ドイツの焼き菓子シュトレン(stollen)を作ってきました。
ドイツでは、クリスマスの4週間前にシュトレンを作り、アドベントの間(イエス・キリストの降誕を待つ期間)に少しずつ食べる習慣があるようです(アドベントについては、こちらの過去記事をご参照ください)。
このページによると、「シュトレンとは、もともと坑道や地下道の意味。トンネルの形に似ているからこの名がついたと言われている。真っ白でやわらかな粉砂糖に覆われた外観は、幼子イエスを包むおくるみに見立てられることも多いよう」とあります。
作り方をざっとご紹介します。但し、作業中は手が粉だらけで写真を撮ることができなかったので、全工程の画像はありませんm(__)m
<材料> (教室で習った分量なので、記載しませんm(__)m)
強力粉・砂糖・塩・バター・卵・生種(生イースト)・ぬるま湯・ラム酒漬けドライフルーツ・スライスアーモンド(ロースト)・
[仕上げ用] 無塩バター・シナモンパウダー・グラニュー糖・粉砂糖
<作り方>
1.こねる |
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2.生地がまとまってきたら、バターを練り込む。生地のブツブツ感がなくなり、なめらかになるまでよくこねる。 さらに、ラム酒漬けドライフルーツを混ぜ込んでこねる。 薄く伸ばしても生地が切れなくなったらOK。 |
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5.ベンチ |
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6.成形 |
7.二次発酵 天板に載せ、1時間ほど寝かせる。 |
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8.焼成 (ガスオーブンの場合) 150℃に余熱したオーブンに入れ、8分ほど焼き、190℃に上げてからさらに15分ほど焼く。 ※温度と時間はオーブンによって加減してください。画像分は、少し焼き過ぎたそうです。レーズンが外に出ていたため、焦げてもいますね(^_^; |
でも、ちょうどよい甘さで、天然酵母だからか、とても優しい味と食感です(#^.^#) この後、ラム酒とコアントロー(ラム酒が足りなかったため)を染み込ませた布巾で包み、保存しています。味が変わっていくのが楽しみ(*^▽^*)
[左] こちらも同様に求めたもの。こちらの過去記事で一度紹介したRoyal Doultonの「Brambly Hedge」四季シリーズより、「Winter」です。
[右] 同時期に旅行した旧西ドイツで求めたもの。童話「ヘンゼルとグレーテル」が描かれています。
シュトレン、クリスマスを待ちながら、毎日味の変化を楽しみつついただくものなのですね。知りませんでした。
パン屋さんやケーキ屋さんで売られているものは、結構な値段しますよね。
パン作りは時間がかかるし、力も要りますが、作ったという充実感が得られますね。天然酵母で作る手づくりパンの味わいは格別のような気がします(^_^;