えつこのマンマダイアリー

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旬の恵み ~ふきのとうで蕗味噌~

2017年03月02日 | 歳時記

 春の野菜や山菜には、菜の花・セリ・たらの芽・ふきのとうなど、ほろ苦いものが多いですね。その苦みは、植物性のアルカロイドによるそうです。くだんのページには、「動物から自身を防御するためにこれらの苦味物質(多くは有毒)を生産する能力を進化により獲得したと考えられている」「多くのアルカロイドは他の生物に対して有毒である。しばしば薬理作用を示し、医薬や娯楽のための麻薬としてや、幻覚儀式において使用される」とあります。よくデトックスになるといわれますが、有毒なのに、人間にとっては薬理作用があるわけですね。まさに「毒を以て毒を制す」ですね。

 よく出入りしている、というより、入り浸っているカフェの「ファーマーズマーケット」でふきのとうを見つけた(↑)ので、大好きな蕗味噌を作りました。レシピはAllAboutのレシピを参考にしました。ここにも貼りつけます。

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<材料>
ふきのとう…… 7~8個
味噌・みりん・砂糖……各大さじ3(お好みで加減してください)
油(またはごま油)……適量

<作り方>
1.お好みでどちらかを選んでください。
【香りや苦味を楽しみたい場合】
ふきのとうを半分に切り、水にさらしてアクを抜く。
【香りや苦味を抑えたい場合】
ふきのとうを茹でてから、水にさらしてアクを抜く。
2.水気をとって細かく刻み、油で炒める。
3.味噌・砂糖・みりんを入れ、弱火で練り混ぜながら煮詰める。

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 砂糖はてんさい糖を用い、みりんの代わりに、日本酒ともち米こうじの甘酒を使いました。あのたまらないほろ苦さが好きなので、茹でずに、水にさらしてアクを抜きました。
 NHK「きょうの料理」藤田 貴子氏が紹介しているレシピは、ゆでたり、水にさらしたりしない作り方です。「※ふきのとうを刻んだまま放置するとアクが回るので、手早く刻んですぐに鍋に入れていく」とあります。ご参考までに。


       

 
          
 たまたま冷凍庫にあった
生麩を田楽にしました。熱々のご飯やおにぎりのお供に、また、ふかした里芋やグリルした野菜につけて食べても美味しそうですね。 

 

 天ぷらにしたかったけど、下手くそだし、蕗味噌の方が長く楽しめていいかなと思ったtakuetsu@管理人でした(^_^;

 


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4 コメント

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はるか (k_r)
2017-03-03 08:01:42
自分の親の故郷の愛媛県では今はるかという名のみかんが旬です。ニューサマーという別のみかんも旬を向かえようとしています。春はデトックスと言われていますね。みかんの皮を干したケンピを親はよく使っていました。アルカロイドはやや恐そうですが少しならよいのですね。勉強になりました。マオウという漢方薬も主成分はアルカロイドだと思います。マオウ、キョウニンのペアで昔から風邪に使われているようですがどちらもやや。札幌市は4月に蕗の薹がです。
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k_rさんへ:愛媛ですか! (takuetsu@管理人)
2017-03-03 23:00:46
k_rさん、コメントをありがとうございますm(__)m お元気でしたか?

そうですか、ご両親は愛媛ご出身なのですね。私が訪れたことのない数少ない県の一つです。温暖なよい場所なのでしょうね。

ケンピ?陳皮かな? いろいろな効用がありますよね。それをお使いだったとは、さすがk_rさんのご両親ですね。

漢方には「毒を以て毒を…」のものが少なくありませんね。よく使われる附子など、トリカブトですものね。

季節の変わり目、また毒出しのこの時季は、痛みが出やすい時期でもあります。どうぞお元気で。
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陳皮 (k_r)
2017-03-04 22:57:36
確かに漢方で使うみかんの皮は陳皮のようです。親がケンピと言っていたような記憶がありケンピと思っていました。みかんは香りの薬という側面もあり、また西宇和の最高級温州みかんは皮ごと食べれます。僕は一度しかたべたことはありません。いつか御賞味下さい。
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k_rさんへ:柑橘の香り (takuetsu@管理人)
2017-03-05 19:37:17
k_rさん、度々ありがとうございますm(__)m

芋けんぴのように、高知のお菓子に「けんぴ」というのがありますから、それと混同されていたのかもしれませんね。

父が温州みかんを皮ごとよく食していたので、私もときどき食べていました。農薬が心配で、なかなか食べられませんけれどもね。
皮ごと食べられる金柑も好きですよ。
柑橘系の香りは大好きです。香りの王様ですね。ラベンダーだの、西洋からハーブの香りの物が入る前は、とにかく香りといえば柑橘系が好きでした。
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