(↑ NHK「あさイチ」の番組サイトよりお借りしました。大きくなりません。)
本日の一品は、NHKの「あさイチ」(2022年2月10日放送)でフランス料理店シェフの工藤敏之氏が紹介していた「サーモンのパイ包み マッシュルームソース」です。しゃれて言えば、「サーモンのパイ包み シャンピニオンソース添え」でしょうか(^^;
”実際は簡単なのに、手が込んでいておしゃれに見え、ちょっとクラフト感覚で作れる”という、まさに私の触手が伸びやすい一品の上、サーモンが大好きときているので、これはチャレンジしない手はありません(^^)v
レシピはくだんのサイトで見られますが、ここにも貼りつけます:
copy-------------------------------------------------
<材料>(2人分)
- 生ざけ(切り身)2切れ
- ほうれんそう 3株
- 冷凍パイシート(11cm×18cm) 1枚
- ホワイトマッシュルーム(大) 4コ
- ブラウンマッシュルーム(大) 4コ
- 白ワイン 大さじ2
- 生クリームカップ 2分の1
- 卵黄 1コ分
- 酢 適量
- 塩 適量
- こしょう 適量
- オリーブ油 大さじ2
- 小麦粉 適量
- 水 大さじ1
<作り方>
- さけは骨、皮を取り除き、酢をぬる。塩、こしょう(各少々)をふる。ほうれん草はよく洗い、根元を切る。
- フライパンにオリーブ油(大さじ1)を熱し、強めの中火でほうれん草を炒める。油が回ったら塩(一つまみ)をふり、サッと炒め、水を加えてふたをし、中火で蒸し焼きにする。2株は長さ3分の1に切る。1株は長いまま縦半分にして飾り用に使う。
- さけは、腹側から3分の1のところに切り込みを入れ、折り重ねる。長さ3分の1に切ったほうれん草1株分を、さけにのせて形を整える。
- パイシートは、5cm×18cmを2枚とる。残りのパイシートは飾り用に細長く切る。
- 5cm幅のパイシートの両端に溶いた卵黄を塗る。(3)にのせ、くるむように包み、両端を下に巻き込み、押さえる。表面に卵黄をぬり、飾り用のパイシートのせ、全体にもう一度卵黄をぬる。
- 天板に小麦粉をふり、(5)をのせる。190度に予熱したオーブンで、パイに焼き色がつくまで12~15分間焼く。
- ソースをつくる。ホワイトマッシュルームは8等分のくし形、ブラウンマッシュルームは薄切りにする。フライパンにオリーブ油(大さじ1)を熱し、中火でブラウンマッシュルームをしんなりするまで炒める。ホワイトマッシュルーム、塩(二つまみ)を加え、炒め合わせる。白ワインを加え、水分が飛んだら生クリームを加え、ひと煮立ちさせる。味をみて塩(適量)で調える。
- 皿に(7)を広げる。飾り用のほうれんそうをハートの形にのせ、中心に(6)をのせる。
-------------------------------------------------copy
鮭に切り込みを入れて折り重ねるのは、パイシートで包める長さにするためと思われるので、パイを自作する場合は、鮭を折り畳むことなく、鮭の大きさに合わせてパイの長さを決めるとよいと思います。
購入したものが4枚入りのパイシートだと気づかずに全部解凍してしまった上、レシピのサイズより幅が短くて2枚取れなかったので、1枚/1人分使うことにしました。幅を広く取り、7cm×18cmと、レシピより大きいパイシートで包むことになりました(余った部分は、スティック状にして一緒に焼きました。また、残りの2枚は、後日チキン包みを作りました。サーモンの方が美味しかったです)。
マッシュルームソースは、ブラウン・ホワイト両方使うのが決め手だそうで、切り方を変えているのは、それぞれの風味や味わいを生かすためだそうです。ブラウンマッシュルームは風味も味わいも豊か、一方ホワイトはさっぱりとした風味だからと、工藤シェフは言っていました。
焼き色を見ながら焼いたところ、結局17分焼きました。焼き加減はよかったですが、色としてはもう少し焼いてもよかったと思います。
バレンタインも過ぎていた(はい、作ったのはバレンタインの少し後でした)し、ハート形のほうれん草は割愛しました(^^;(「ほんとはめんどくさかったんでしょー!?」)
できあがりはこちら:
飾りのほうれん草がないと、やはり彩りがよくないですね。
パイシートの幅が広かったので、左のは具が隠れていて、彩りがますます悪いです。やはりちょっと見えている方が美味しそうかしら? それとも、隠れている方がサプライズ感がありましょうか??
実際にとても簡単で、パイ包みもソースも美味しかったです。番組サイトの画像に比べるとソースの色が薄いので、もしかしたら炒め足りなかったのかもしれませんね。
市販のパイシートはとても手軽で助かりますが、植物性油脂が苦手で少量でも入っているとすぐにかぎ分けてしまう私の鼻は、どうしてもマーガリンの風味を感じてしまいます。糖分も結構入っていますよね(^^;
それを割り引けば、手軽で美味しくおしゃれな一品です。おもてなしやイベントにも使えそうですね。どうぞお試しあれ!
こちらはおまけ…
初めてお目にかかったかつお菜を、ハムと一緒に塩炒めしたものです。くだんのサイトによると、高菜の一種だそうです。「福岡県では古くから正月のお雑煮やお吸い物の具や漬物として使われている。旨味や甘味の成分となるアミノ酸が豊富である。汁物や煮物に使うと鰹出汁のような風味が出ることからその名が付いたとされる。」とあります。
下ゆで不要なので便利ですし、確かに味が濃いですが、独特の苦みもあります。好き/嫌いが分かれるかもしれません。また、くだんのサイトには「高菜には特有の辛味があるが、カツオ菜にはその辛味がない。」とありますが、私は若干辛味を感じました。
記録のために載せておきました。
ごちそうさまでした(#^.^#)