えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

新年仕事初め ~障子の貼り替え~

2017年01月04日 | 歳時記

 大変お恥ずかし話ですが、年が明けてからの昨日、障子を貼り替えました。何せ、夫が日本にいるときが少ないもので、年内に仕事が終わりませんで…(^_^; 
 誰かが障子のそばでよろけて体当たりしちゃったり、部屋干しの洗濯物干し竿が刺さったりして、大人だけの家だというのに、結構派手に障子が破れていましたが、幼い孫たちがときどき来るので、貼り替えずにそのままにしていたのです。でも、いくらなんでも無残な姿になったし、ドイツに住む孫たちが向こう2年は帰国しないことがわかっているので、重い腰を上げたというわけです。
 要領を記録する意味で、記事にしておきます。破れなければ、次に貼り替えるのは何年か先のつもりなので…(^_^;
 (★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m)

 

 

 

 ホームセンターで購入した障子紙は、「カセン和紙工業株式会社」製でした。
  ◆必要な道具:こちらをご覧ください。
  ◆あると便利な道具:こちらをご覧ください。
  ◆貼り替え方:
    くだんのサイトのこちらのページに載っています。
    動画もこちらにあります。(古い紙を剥がす前に、穴を開けたりして遊ぶのもあり、
     というのがおかしいですね(#^.^#) )
    また、くだんのサイトには、「アイロン貼り障子紙」とその貼り方も紹介されています。
    
 我が家では、障子紙に添付されていたこちらの説明を見ながら作業しました。 

 
 

我が家の障子は幅が120cmと、一般的なものの1.5倍あるので、障子紙を探すのにも、ホームセンターを2ヶ所回りました。(我が家メモ:「コーナン」にあり)
厚口の丈夫なものを選びました。
因みに、製品添付のこちらの表示にあるように、材料は木材パルプ・レーヨン・マニラ麻・ビニロンだそうです。

糊は、専用のワンタッチ糊を用意しました。刷毛や糊を入れる容器は必要ありません。

 

   
 
 

<古い紙を剝がす>
添付の説明では濡らしたタオルなどで、くだんの動画では専用の剥がし剤で、紙を剥がす方法が紹介されていますが、我が家では水を含ませた使い古しの歯ブラシを使いました。

水平に置いて作業するのが一般的ですが、敢えて立てかけて作業した理由は……↓

 
  
 

糊が溶けて剥がれた部分から順に、重力で自然に剥がれ落ちるのを利用したのです。
それと、畳には陽が当たっているので、すぐ乾いてしまうかもしれないと考えたからです。

そ、それにしても、紙が汚れていることw(☆o◎)w

 
  
 

全体がベロ~ンときれいに剥がれました(#^.^#)

 

 
  
 

濡れタオルで、残った紙や糊をきれいに取り除くと…桟の縦横の交点の何ヶ所かで、木が毛羽立っているのが気になりまして…DIY得意な夫が申すに、最初に作ったときにかけた電気カンナのかけ方がまずかったのだろうと…(^_^;

 

 
  
 

そこで、木が乾くのを待ってヤスリをかけ、毛羽立ちをとって滑らかにしました。

 

 

  
 
 

<障子紙を仮置き&仮留めする>
巻紙の外側の面を木枠に当て端を仮留めします。説明にはセロテープで、とありますが、我が家はマスキングテープを使いました。

 

 
  
 

まず中央を留め、紙を少し引き出して、紙と枠が平行になっているかどうか確認してから、両端を留めます。我が家のは幅広なので、さらにその間を、計5ヶ所仮留めしました。

一旦紙を巻き戻しておきます。

 

 
   
 

<糊づけする>
桟に糊を、中枠→外枠の順につけていきます。
専用糊は、口が桟を挟めるように作られており、使いやすいです。

 

 
  
 

<障子紙を貼る>
巻紙をゆっくり転がしながら貼ります。緊張の瞬間ですが、慎重かつ大胆に転がすのがコツのようですよ(#^.^#)

 

 
  
 

桟に沿って、内側から外側に向かって紙を手で優しく押え、紙を桟に密着させます。

紙を仮裁ちし、糊が乾くまで待ちます。

 

 
  
 

カッターで「化粧裁ち」(本裁ち?)します。
くだんの動画では、専用のガイドルーラー?を使っていますが、我が家では、ウン十年前にアメリカで購入した、キルト用の大きい定規が役に立ちました。

 

 
  
 

できあがり~!
あれれ? 斜めにちょいとシワが見えますかねぇ。ま、いっか…(^_^;

たるみがひどいときは、霧吹きするとよいと、くだんの説明に書いてあります。

 

 
 
 
 部屋が明るくなりましたよ。っということは、障子がそれだけ汚れていたということですね(^_^;
 
 中途半端に残った障子紙のよい利用法はないでしょうか? クラフトとしては、ランチョンマットやコースターなどが作れそうですし、折り紙作品の裏打ちにも使えそうですね。非常時のグッズとして、非常用リュックに入れておいてもよいかもしれません。防寒のために新聞紙をまとうのと同じように利用できるのではないかと…? 新聞紙よりさらに暖かそうですよ。なんちゃって…。
 
 
 新年仕事初めの夫婦共同作業でした。お疲れさま~(*^▽^*)
 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
さあ。 (はなこころ)
2017-01-05 10:44:15
2017年
今年もどうぞ
よろしくお願いします。

酉年みみかほう 本日
始まります~。

・・はなこころ
返信する
はなこころさんへ:こちらこそ! (takuetsu@管理人)
2017-01-05 16:36:36
はなこころさん、年頭のご挨拶をいつもありがとうございますm(__)m

年末年始の冬休みが明け、ブログ更新開始ですね。はなこころさんのメリハリのあるブログ生活を、私も見習いたいものです(^_^;

本年も楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
返信する

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