少し前のことですが、大型連休中に鑑賞した伝統工芸やアートを紹介します。一つは、東京都町田市の大賀藕絲織(ぐうしおり)、もう一つは、若きアーティストによるオリジナルアートの「一文字アート」です。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。★リンクに別画像がある場合は、マウスオンするとその旨が表示されますが、ブラウザによっては読み込めない場合がありますm(__)m ★撮影日は2024年5月1日&4月29日です。)
アート鑑賞 ~大賀藕絲と一文字アート~
<町田の大賀藕絲織>
こちらの過去記事で紹介した町田市の障害福祉サービス事業施設の「大賀藕絲(ぐうし)館」。正倉院をモチーフにして建てられています(1990年竣工)。
大賀藕絲織とは当館で作られている織物で、大賀ハスの茎から抜き出した細い糸(藕絲)を紡いで織られるものです。
こちらのページによると、拙ブログでもよく紹介している「町田薬師池公園」を計画した当時の大下勝正市長が、夏期の集客のためにハスの栽培を始めたところ、一向に咲く気配がなかったので、大賀ハスの産みの親である大賀一郎博士と親交のあった住職を訪問しました。博士の遺志を継いで種子の配布先を限定していた住職から種子を譲り受ける際、市長は「緑の保全」・「障がい福祉」・「大賀ハス」をつなぐ職場づくりとして藕絲織事業を考案し、大賀ハスの栽培を始めたそうです。当時の町田には蓮田がなかったので、「上野の不忍池からハスの茎を運び、薬師池の芝生にテントを立てて、茎から繊維を取る作業を試行錯誤して考えた」とのこと。
同館で栽培・管理している紅花で染色した藕絲織で作る香袋(右下画像)・蓮紙・ハスの実のお手玉や根付け・果托を押しつぶして乾燥させた「町田蓮座(れんざ)」(右上 用途は銘々皿など)などが、障害者によって制作され、館内のショップで販売されています。
きっと手間暇がかかるのでしょう、藕絲織はとても高価で、手に入れることができませんでした(^^;
代わりに求めたのは、さくらシフォンケーキ・キャラメルシフォンケーキ・ハスの実ケーキ・ハスの実スノーボール・ハスの花を模したキャンドル...(^^;
千葉で発掘され、大賀博士によって芽吹いた古代ハスの3粒の実が、東京の町田でいろいろな形で脈々と引き継がれているのですね。
<一文字アート>
初めて目にした長澤 翼氏の「HITOMOJI 一文字アート」。折しも、クレマチスを目当てに訪れた「神奈川県立相模原公園」(こちらの過去記事もご参照ください)の温室2階にある展示ルームで開催されていました。
「撮影可、SNS掲載可」ということだったので、すべてではありませんが写してきました。
独創的、繊細、優美な作風...。展示順路と逆順に観てしまったため、作者はてっきり女性だと思っていたところ、最後に男性だと知ってびっくりw(☆o◎)w たまたま来場していた作者のお祖母さまとお話ししました。お孫さんを誇りに思っていらっしゃることが伝わってきてほのぼの。これからのますますのご活躍をお祈りしております。
こちらはおまけ...
くだんの「神奈川県立相模原公園」と、それに隣接する相模原市の「相模原麻溝公園」。
【右上】上述の温室(「サカタのタネ」プロデュースの「グリーンハウス」)
【右下】温室2階の展望室から見た「噴水広場」。フランス式庭園を囲む両脇のメタセコイア並木が素敵です。
この日の目当てだった種々のクレマチス。「相模原麻溝公園」を囲むフェンス際と園内のクレマチスガーデンに植えられています。
「大賀藕絲館」を訪れた日は冷たい雨、相模原に行った日も曇りがち...。でも、夫の脚が感染症のために不調だったので、ゆっくり芸術鑑賞しました(^^)v
> 本物は木と隙間の幅が同じですが、
> うちのは鉄部が細いので重量感は無いです。
> なので反応した人はまだ2人だけ。
なるほど、ベランダですものね。
> 蜂窩織炎って真っ赤になるやつですよね。
> 足の指が骨髄炎になった時の見た目がこれでした。
そうです、真っ赤にパンパンに腫れて、熱を持って。象の脚のようでした(^^;
目に見えない大きさなのに、これだけのことをしでかすのですから、細菌は侮れないですね。
虫に刺されたり噛まれたりした痕もないので、どこから忍び込んだやら...(^^;
私の同級生も昔この感染症になったそうで、重症だったので数日入院して点滴してもらったそうです。
本物は木と隙間の幅が同じですが、
うちのは鉄部が細いので重量感は無いです。
なので反応した人はまだ2人だけ。
※
蜂窩織炎って真っ赤になるやつですよね。
足の指が骨髄炎になった時の見た目がこれでした。
でも、「エートは日本語で8だ」という返しは、うちの誰かさんの感性?と似ています(^^ゞ
卍崩しの高欄模様? よくわからなくて検索しました。なるほど、凝ってますね。どちらかというと、お宅全体の雰囲気が和風なのでしょうか。
あと、卍崩しには、和紙の模様によくある斜めのパターンと水平のパターンとあるようですが、「横棒がある」ということは、水平パターンなのかな。建築学的に言っても、斜めパターンはめんどくさそうです(^^;
鉄製ということは、それなりに重量があるのでしょうね。見た目の重量感もありそう。
> 夫の脚が感染症…
何だか大変そう、お大事に。
ありがとうございますm(__)m
パン作りの記事の最後にちょこっと書きましたが、脛の皮膚から細菌が入って蜂窩織(ほうかしき)炎というのになって、結構大変でした。3週間以上経つ今もまだ完治せず...。
山で岩登りをされるボッケニャンドリさんもお気をつけくださいませm(__)m
> 正倉院をモチーフにして建てられています
家は特に特徴は無い形ですけど、
ベランダの手摺は卍崩しの高欄模様にしました。
横棒があるとそれを子供が踏み台にして危ないからと建築屋は渋りましたけど
(^^;
ちなみに木は腐るからってことで鉄製。
> 夫の脚が感染症…
何だか大変そう、お大事に。