
立春を過ぎてから雪が降り、今日も曇天で気温が上がらず、寒い1日です。暦の上では春でも、実際は寒さ厳しいこの時季ですが、植物は着々と春への準備を進めていますね。私はそんな冬萌えや春隣りのこの時季が結構好きで、先月下旬からあちこち里山を歩いています。その中から、今回は、冬と春が隣り合わせの里山の様子を紹介します。町田市の「薬師池公園」と、稲城市の「上谷戸(かさやと)親水公園」で撮った画像です。
コラージュ画像を中心に紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると、大きい画像が見られます。★撮影日は2019年1月28日&2月7日です。)
初春の里山2019 ~冬萌え&春隣り~
ロウバイ(左上&記事トップ画像)が馥郁とした香りを放ち、福寿草が綻び始め、紅梅は木によって咲き始めていました。
渓流にはクレソンが繁茂し、雨後のせせらぎには力が溢れ…
因みにクレソンは、ホタルの幼虫の餌となるカワニナの生息に必要な植物で、清流でしか育ちません。
鳥がそこかしこでさえずり、トントントンと奏でて(コゲラ)いました。左上から右回りに、シジュウカラ・エナガ・キセキレイ・コゲラ。
鳥は寒いと体を膨らませて体温を逃がさないようにするのでしょうかね。みんなぷくぷくしていて、可愛いのなんの…。また、冬場は動作が緩慢な気がします。写真に撮りやすいのですよね(^^)v 特に、いつも気ぜわしく尻尾を上下させるキセキレイが、このときは落ち着いて?いました。
稲城市の市鳥であるチョウゲンボウも上空を舞っていましたが、うまく撮れず…(^_^;
なお、2年前の今日、同公園で撮った野鳥の数々がこちらの過去記事で見られます。興味のある方は併せてどうぞ!
早くもスギやヒノキの花粉が飛び始めたようで、私の鼻は花粉に反応しております(^^; 里山を歩けるのも今のうち!
立春を過ぎたら、「冬萌え」という季語は俳句では使えないのかなのtakuetsu@管理人でした。