かれこれ３ヶ月近く前に作った「本日の一品」で恐縮ですが、市販のすり身を使って作る簡単な海老シンジョ料理を紹介します。
椎茸に海老シンジョを盛って揚げるもので、TV朝日の番組「食彩の王国」（２０１４年１０月１１日放送分）で紹介されていたのを参考にしました。くだんのサイトの「食材のリスト」欄から過去の放送分が見られますが、残念ながらこのメニューは載っていないようです(^_^; シンジョの材料は車エビ・鱧（はも）・大和芋・卵・浮き粉でした。
私はエビのすり身の冷凍品を使い、適当に作りました。それでよろしければ、レシピを載せておきます(^_^；
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＜材料＞
生椎茸（肉厚で大きめのもの） ８個
エビすり身（冷凍品） １５０ｇ
はんぺん １枚（６０ｇ）
シソの葉 ２枚
椎茸の軸 （もったいないので(#^.^#) ）
生姜のしぼり汁・出汁・日本酒・塩・片栗粉 各適量
＜作り方＞
１．解凍したエビすり身をほぐし、すりこぎでする。
２．小さくちぎったはんぺんと、みじん切りにしたシソの葉と椎茸の軸を１に加え、よくすり混ぜる。
３．他の材料を加え、さらによく混ぜる。粘度は出汁と片栗粉で調節する。
４．軸を外した椎茸に片栗粉を打ち粉し、３をスプーンで盛りつけ、全体にも片栗粉をまぶす。１７０℃前後の油で揚げる。
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できあがりはこちら：
＜本日の一品＞ ＜本日の箸置き＞
レモン汁をかけて食すといいと思いました。
材料には「椎茸 ８個」と書きましたが、実は手許には２個しかなく...残りは平たい団子にして揚げました(^_^;
ちょうど葉つきのカブがあったので、「海老しんじょとカブの餡かけ」を参考にしてそれも作りました。
翌日、散歩のお供のお弁当に残りを入れましたが......
ちょっとぽそぽそする感じでした。材料を練っているときは、固さはちょうどよいと感じていたので、揚げることではんぺんの水分が飛んだのでしょうね。はんぺんに卵白や山芋が入っているので、つなぎには出汁と片栗粉を使いましたが、やはり卵白（卵黄？）や山芋を少し加えたらよかったのかもしれません。
くだんの番組で紹介されていた、岐阜県川辺町の農家の三兄弟 「しいたけブラザーズ」が原木栽培にこだわって作る椎茸は、通常の２倍の大きさw(☆o◎)w そして、農場には「ド～ンド～ン！」と大きな音が鳴り響き...。実は、「雷が多い年は椎茸が豊作になる」という昔からの言い伝えがあることから、榾木（ほだぎ）をコンクリ？の壁に打ちつけ、椎茸に刺激を与えているのだそうです。それがおいしい椎茸を作るコツなのだとか。生産者はいろいろな工夫と努力をしているのですね。
ここからは、料理とは関係ない独り言なのですが...
シンジョは真薯、「薯」は自然薯の薯ですよね。Wikipediaでは、「『糝薯』『真蒸』『真丈』といった表記もされ、『しんじょう』と呼ばれる場合もある」とあります。
そこで、つらつら考えたことは...
「真薯」→「真丈」「真蒸」
「一所懸命」→「一生懸命」
「しんじょう」「いっしょう」と、言いやすさからか音が伸びて、さらに、音だけではなく、本来の漢字までが変化していますよね。「いっしょうけんめい」はリズムがいいからでしょうね。４ビートで刻むと２拍子ですものね(^_^;
でも、一方で、
「領収証」→「領収書」
のように、逆に音が短くなったことに伴い、字まで変わった言葉もあるんですね。「しょう」が３つ重なって言いにくいからかな？
かと思うと、「風物」でいいところを、全部「風物詩」にしちゃったり...(^_^; 詩をつける方が、語感として収まりがいいからなのでしょうか？？？
話し言葉が書き言葉に大きく影響するんですね。話すための手段が先だったのだから、当たり前か...(^_^; でも、言葉って面白いですね。
とんでもない脱線でした（^_^; ごちそうさま（#^.^#）
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