えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

新聞記事より ~心にふれる話~

2014年07月24日 | 雑記

 私が今まで引用してきた新聞記事というと、安倍政権がらみの腹の立つテーマばかりだったのですが、いつもそれではやりきれないので、今回は心がほっこりする記事を引用します。東京新聞朝刊の一面にときどき掲載される「心にふれる話」というコラムです。

 

    (2014年7月21日 東京新聞朝刊より ※段落のブロック分けはブログ管理人によります)

   

    改札口のさびた傘立てには今日も数本、ビニール傘がささっている。
   張り紙には「お客さまからのご好意により寄付されたものです」。
   雨が降れば、必要とする誰かがさしていく。東京・練馬の地下鉄平和台駅で
   続く善意の置き傘は、ある高齢の男性の思いから始まった。

    男性は十数年前、駅からの帰り道に急な夕立でずぶぬれになった。
   「同じように困った人は多いはず」と駅に傘を寄付することを思いついた。
   近所で不要になった傘を集め、20本ほどたまるたびに届けた。壊れた
   傘は曲がった骨を伸ばし修理した。はさみ研ぎ職人で「直せば使える。
   もったいない」が口癖。足が弱っても「雨でぬれた人が風邪をひいたら
   大変」と自転車の荷台に傘をくくり運び続けた。2010年、寄付した数は
   二千本を超えた。89歳になっていた。

    男性はその後亡くなったが、善意は思わぬ形で引き継がれた。
   置き傘の由来を知った人たちが傘を届けるようになったのだ。
   10本単位で持ってくる人もいる。「困っている人がいれば助け合おう」。
   一人のお年寄りが広げた傘の輪が、この街の空の下でつながっている。
                                           (横井武昭)

                                 

 

 素敵な記事に水をさすようで恐縮ですが、「張り紙」は間違いで正しくは「貼り紙」だと、私はずっと思ってきました。でも、調べたところ、最近は「張り紙」でもOKなのですね(^_^; 誤用が慣用化した例の1つでしょうか?
 最近は「初めて」を「始めて」でもOKとするなど、私にしてみれば心地悪い「誤用の慣用化→正式化」が増えてきました。でも、言葉なんてその蓄積の集合体だと考えると、あまりギスギス考えない方がいいのかな(^_^; でも、やっぱり気持ち悪いな...(^_^;

 

 おまけです。

           

 

     
 今年に入り、母が4ヶ月半も自宅を離れることになったり、片目を失明したりと、しんどいことの多い日々でしたが、今月はおめでたい出来事が2つ続きました。1つは夫に... ↑ は、あちこちからいただいた電報の一部です。押し花電報や刺繍電報をもらう機会はあまりないので、記念に撮っておきました。
 もう一つは娘に...これは、故あって、もう少し先に発表しましょう(*^_^*)

 


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