高知の日本協議会の中心者であった利根洋一氏が急逝された。享年50歳であった。先月中旬に高知を訪れた際にご自宅に泊めて戴いたばかりであった。驚き、悲しみ言はむすべなし。思ひを拙歌に込めて詠めり。
利根洋一氏を悼みて詠める 多久善郎
土佐の地に この人ありと
たのもしく 思ひつ訪(と)ひて
語らひし 利根の命よ
何故に 天がけりしか
五十歳(いそとせ)の 若き生命に
うつしよを おはりたまふか
勤皇の 土佐のみ史(ふみ)を
今し世に あらはしいかむと
汝(な)が語る そのみことばの
偲ばれて 胸はふたがり
悲しみに とどめかねつる
この涙 ああ利根兄よ
何故に 先立ちますか 吾ら残して
反歌
五十(いそ)にして先逝きたまふ汝(な)が命惜しくもあるか御國思へば
勤皇の篤き志(こころ)に生きたまふ利根の命よ道照らしませ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます