ご奉迎３日目

今日も、行幸啓奉迎委員会の国旗小旗配布車を運転して、行啓沿道及び、お立ち寄り地で国旗小旗を配った。熊本市内は朝早いせいかあまり沿道奉迎は出なかったが、合志市、泗水、菊池市、山鹿市、大津町と沿道にも多数の国民がお見送りした。午後からは生憎の雨となったが、それでも傘を差して殿下をお待ちする人が多数居られた。

合志市の菊池恵楓園入り口、合志市辻久保、菊池市の沿道、大津町の本田技研入り口前には、それぞれ近くの保育園の園児達が並んでお出迎えした。園児達の可愛い姿に殿下もさぞ喜ばれた事だろう。

最後の熊本空港でも、沿道、１階、２階と人々が集まり、偶然の奉迎に大変喜ばれていた。

今回のご奉迎には九州各県・中国各県の警察が警備で動員されていた。私が見ただけでも、宮崎・大分・長崎・島根県警が居られた。どこでも和やかな警備で、警察の方も各地で小旗配布に協力して下さった。同じ方と数箇所で会った為に、空港ご送迎が終了した時には、お互いに「お疲れさまでした」と言葉を交し合って苦労をねぎらいあった。

ただ、沿道で掲示する横幕については、事前に県警と合意を取ってあったにもかかわらず、大津では許可が出なかった為、私が抗議して再度上の確認を取ってもらって、予定通り掲示する事が出来た。現場の方が警察に言われてあきらめ、横幕を広報車に戻してしまわれて居た為、抗議して許可を取った時には、広報車が３００メートル位離れた所に居て、かつご到着１０分前だったので、動くに動かれず、私からの電話を受けて、広報車のウグイス嬢のご婦人達が走って持って来て下さった。途中まで私も走って受け取りに行ったが、ご婦人達は久々に走ってバテテしまわれた。幸い苦労が実って、ご到着３分前に掲示する事が出来た。

空港で、この３日間皇太子殿下にずっと随行された村上寅美県議会議長から「各地での心配り有難うございました。各地で盛大に奉迎して戴き知事も非常に喜ばれています。」とねぎらいの言葉があった。皇太子殿下もご到着当日に「県民の盛大な歓迎を受けて嬉しい」旨語られた。警察からも熊本の奉迎は盛大ですごいとの言葉を聴いた。

今回のご奉迎は、片岡事務局長が全て取り仕切って準備と運営を行った。心からその労をねぎらいたいと思う。