「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

近畿地区訪問

2006-09-01 11:42:31 | 日々の出会い・感動
20年ぶりの日本会議キャラバン隊の隊長で近畿地方を訪問している。今回の訪問は、日本会議国民運動セミナーの出前キャラバンみたいなもので、各地区でセミナーを開催し講演を行なっている。その合間に教育基本法改正3点修正を求める国会議員事務所への陳情活動や地元の方々との街頭情宣なども行っている。毎日6時前後の起床で、宿舎近くの神社で早朝行事を行い、精神に「喝」を入れている。夜は行事終了が12時近くになる事も多く、その後反省会・翌日のスケジュール確認を終えて入浴すると寝るのは2時を過ぎてしまう。そのような生活が1週間続いている。52歳を超えてよく頑張っていると自分でも思う。

セミナーでは、魂を込めて講演を行なうので皆さん感動し激励して下さる。それが又活力となっている。国会議員の先生とも数人お会いしたが、若い代議士には思想信条的にしっかりした爽やかな青年が居て、大いに期待できる。

兵庫では、青年会議のメンバーが協力してくれ頑張ってくれた。夜の懇親会の場でも様々に話をして、大いに意気投合する所があった。志篤き青年との出会いは嬉しいものである。

京都では、黄文雄先生とお会いし、良い話を聞いた。乃木希典将軍が台湾に残した最大の遺産についてである。乃木総督の統治はあまりにも清廉潔白すぎた為に失敗したといわれているが、それでも一つ乃木総督は大いなる財産をのこされた。それは、「日本人は台湾の土地を買ってはならない」というもので、役人の内規として定められたという。その結果、台湾には日本人地主は生まれなかったそうである。この事を黄先生は本にして発表するそうである。又、「同窓会」を懐かしがるのは日本人だけで、中国人にはそのような発想はないとの事。文化比較上面白い視点である。これらの話を懇談の場でお聞きした。

私は、国民運動のパワーは人と人との出会いから生まれてくるとい思っている。そのパワーを生み出すものこそがキャラバン隊の訪問だとつくづく思う。

しかし、さすがに疲れた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿