誠組を乗っ取った、セコヤクザ夫婦、
馬場亜子とマスラオが、
高級なお店に、
夕飯食いに来た。
店員は、
愛想よく、
馬場夫婦を、
最も良い席に座らせた。
それで、
この夫婦は、
はなはだしく、上機嫌になった。
店員が金文字のメニュー表を持って来たら、
マスラオが、
「いらんわ!そんなもん。カレー持って来い」と言った。
馬場亜子も、
「取り皿も持って来い。ひと皿二人で分けるんやから」と言った。
そこに、別の店員が来て、
馬場夫婦を手違いで、違う席に座らせたことを、深々と詫びて、
「どうぞ、カウンターの方へお座りください」と言った。
マスラオは、ガチギレして、
「貴様!こら。誰に向かってカウンター行け言うとんじゃ!ワシらは誠組の組長じゃ!こら」と、怒鳴った!
店員は、
誠組と大林組を間違えたと謝罪した。
馬場亜子が、
「大林組❓どこの与太じゃ!!ここは、誠組のシマじゃ❗️」と叫んだ。
マスラオは馬場亜子に、
「貴様!こら。大林組は建設会社じゃ!!ババア!!」と、怒鳴った。
馬場亜子は、
「ババアじゃねえ!馬場亜子じゃ!!最後の子を省くな、貴様!!」と叫んで、小刀でマスラオの腕を刺した!
マスラオは悲鳴を上げて、
「貴様!こら!誰の腕に刃物当てとんじゃ!!」と叫んだ。
店員達もお客らも、大いにパニくった。
そこで、
店長が現れて、
土下座🙇♂️して、
「どうか御冷静に」と、嘆願した。
マスラオは、
「貴様!こら。詫びるなら、伊万里牛ステーキ食わせろ」と叫んだ。
馬場亜子も、
「馬場亜子のお席は、ここだからね」と、念押しした。
店側は、
馬場夫婦の言う通りに、
精一杯のおもてなしをした。
この夫婦が帰ると、
店長は、
誠組の前組長の一人息子、
誠佐七こと、任侠佐七に、
涙ながらに電話した。