マツシタと言う男がいた。
十代で脳梗塞に倒れて(ケイジロウ😳十代で脳梗塞😳😳あれ、年寄りがなるもんやないの😳😳😳)、
その後遺症で、
体にちびっと障害が残った。
マツシタには兄弟がいて、
かわいがられる代わりに、疎んじられた。
ガチギレしたマツシタは、
一人暮らしを決意。
身障者専門の相談員さんの紹介で、
結構古いマンションに入れてもらった。
このマンションの人々は、
マツシタに塩対応で接した。
マツシタの心は、
塩で溶けるナメクジのように絶望した。
そんなマツシタを励ましたのは、
若い女性管理人さんやった。
管理人さんは口癖のように言う。
「きょうはBadあすBest」
この言葉は、
マツシタの支えとなった。
そんな管理人さんが辞めてしまった。
そして、
別の女性管理人さんが来た。
かわいい感じの女性やけど、
どこかで見た顔やと言う印象が強かった。
そして、
この管理人さんは、
マツシタには、
無関心に接した。
ある日、
部屋の壁が割れて、
中から、ガス管が出て来た。
管理人さんに苦情したら、
「そこのガス代は未払いなので大丈夫です」と返答された。
訳のわからん言い方に不安を覚えたマツシタは、
「あすBest。あすBest」と呟き、感情を抑えた。
今度は、
マンションの大規模補修の際、
手違いで、
マツシタの部屋の窓が壁にされた。
管理人さんに苦情したら、
「部屋に窓が無いのなら、心に窓を持ちなさい」と言われた。
マツシタは部屋に戻って「あすBest。あすBest」と呟いた。
それから今度、
マツシタが、
ダチから、
キミの脳梗塞は、前世の業や!と言われて、部屋でふて寝してた時、
いつものように「あすBest。あすBest」と唱えながら、
何気なく白天井覗いたら、
顔色変えて、
「アスベスト😱😱😱」と叫んだ❗️
管理人さんに肺ガンになると苦情しまくると、
「今に癌の薬がマツモトキヨシでお勧め品コーナーに並びます」と答えたので、
マツシタはキレて、
「癌が治る薬とかねぇんだよ!!」と叫んだ!
そしたら、
管理人さんは涙ぐみ、
「STAP(スタップ)細胞はあります❗️」と言って、
走って出て行った。
マツシタは、驚いた。
どこかで見たと思ぉてたら---ヤッパシ(と言って、確証ねぇのよ、ケイジロウ)。
でも、
あの管理人さんは、
出て行ったきり、
戻って来なかった。