
三人の高校中退オンナがいた。
名をそれぞれ、
カルミ、フウコ、ツクネと言い、
自称花の中退トリオのつもりなんやけど、
人は、
彼女たちを、
草の中退トリオと呼んだ。
この草の中退トリオは金欠に悩まされていたので、
フウコの親戚が経営する、
高級雑貨店に侵入することを計画した。
隠し金庫があるらしい。
それで、
とある深夜、
この高級雑貨店に侵入して、
後悔した。
やって、
暗くてケバい室内の異様過ぎる店やった。
ツクネは泣きそうに、
「ナニかいそう😨❓」と呟いた。
カルミは軽く笑い、
「お馬鹿ねあんた。ナニがいるってのさ⁉️」とからかった。
フウコは、
「親戚のおばさんはジャッロ(イタリア恐怖映画の呼称)に凝ってるのよ」と自慢した。
カルミは店内見回して、
「悪趣味やわ」と言った。
その時、
いきなり、
店のシャッターがガシャンと降りる音が凄まじく響いた!
草の中退トリオは悲鳴を上げた!!
ツクネがハンカチを出して、
お尻の方に持っていき、
「ちびってしまったわ」と泣きそうに言った。
カルミはキレて、
「びくつくんじゃないのよ!このタコが😡‼️」と怒鳴った!
ツクネは、
「心臓が止まりそうだわ。心臓一個じゃ足らない!百個はないと!」としゃべりまくった。
カルミが表情をこわばらせて、
「ねぇ。線香の匂いがしない❓」とヒソヒソ声で言った。
ツクネが泣きそうに、
「嫌だわ!盆も彼岸も来てないのに」と言った。
フウコも唇震わせて、
「線香の匂いがするのには理由があるのよ」と呟いた。
カルミは青ざめた表情に涙を落とし、
「どんな😩❓」と呟くと、
フウコは声を落として、
「実わね、あたし、線香の香りがする香水つけて来たのよ」と囁いた。
カルミは震える声で、
「お前、後で蹴りを入れるわ」と囁き返した。
ツクネはフウコに、
「ハヨ隠し金庫の場所をお言い!」と言って、
ベルトを抜いて背中を叩いた!
フウコは唇噛み締めて、
「もう一回、力を込めて叩いてちょうだい!」と言ったが、
カルミがキレて、
「帰るわよ😡❗️基地外ゴトは後にしないと!」と怒鳴るので、
フウコは大きなクローゼットを指して、
「がっぽりあんのよ!」と言った。
そこで、
草の中退トリオは、
クローゼット前に来て、
うれしそうに、
扉を開けた。
そこには、
真っ白な半裸の少年が立っていた👻
草の中退トリオは超絶叫した🙀🙀🙀❗️❗️❗️
すると、
いきなり数人の警官が入って来た。
深夜パトロールの際、
店内が騒がしいので、
署に連絡入れて、
仲間を呼びつけたとのことやった。
警官の一人が、
真っ白な半裸の少年に、
「いくらおばさんの店だからって、深夜に呪怨の俊雄くんごっこはあまりしない方がいいよ」と言った。
カルミは半裸の少年指して、
「お前、務所から出てきたら、魚の開きみたいにするからな❗️」と脅した!
真っ白な半裸の少年は、
俊雄くん風の奇声を発した。
(この少年の名前を後で調べたら、シロミというらしい。意味深🤔)
こうして、
草の中退トリオは、
侵入と強盗未遂の容疑で連行され、
書類送検された。