ケイシロウとトークアバウト

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雷恐怖症の戦慄

2022-06-20 22:40:00 | 日記




これはカッちゃんが、
高校時代に体験した出来事や。

カッちゃんはある夜、
親友のかんちゃんの家に、
泊まりに行った。

かんちゃんの家族は親切に、
カッちゃんをもてなした。

そこに、
降水量0%予報やったのに、
雷雨となった。
同時に、
かんちゃんの家族の顔色が曇った。

雷⚡️が鳴った!
すると、
かんちゃんの父親が泣き叫んだ❗️
そして、
泣き叫びながら、
家中の物を壊しはじめた!

カッちゃんが息を呑んでる間に、
再び雷⚡️が鳴った!
かんちゃんの父親は絶叫して、
食卓にあったマヨネーズを顔にかけまくった!
カッちゃんが、
「おじさんやめてください!」と制止しようとしたら、
かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
カッちゃんの顔に、
マヨネーズをかけた!

またまた雷⚡️が鳴った!

かんちゃんの父親は、
激しく絶叫して、
かんちゃんが大切にしていた、
額縁に入った、
恵比寿マスカッツのサイン入り写真を叩き割って、
ぐしゃぐしゃにした。

その時、
近所に雷⚡️が落ちた❗️

同時に、
かんちゃんの目付きが変わり、
父親に襲いかかったが、
父親は泣き叫びながら、
かんちゃんに蹴りを入れて、
熱帯魚の水槽にかんちゃんの顔を突き入れた!

また雷⚡️が落ちた!

今度はかんちゃんの母親が、
椅子を持って、
父親の背中に叩き付けた!
かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
かんちゃんの母親を壁に叩き付けた!
その隙に、
カッちゃんがかんちゃんを助けた。

かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
カッちゃんに掴みかかって、
炊飯器の飯を手でつかんで、
カッちゃんの口に無理矢理押し込んだ!
カッちゃんは悲鳴を上げた!

その時、
雷雨が静まり、
かんちゃんの父親も大人しくなった。
カッちゃんは涙目🥹に心臓バクバクやった🙀

かんちゃんの父親は落ち着いた表情になり、
散らかり放題の部屋を見て怒り💢
「片付けろ❗️お前ら❗️」と怒鳴った!

そして、
ウツが入ったカッちゃんたちが片付け終わろうとした時、
遠雷が聞こえた。
カッちゃんは悲鳴を上げて、
かんちゃんの家から逃げた。

かんちゃんの父親は、
極度の雷恐怖症やということやけど、
これは
メンタル専門の医師に見せるべきやなかろうか------🤔


バスの中の救世主

2022-06-20 00:06:00 | 日記




今から4年前。
ヨウイチが、
きたりえ(北原里英)の卒業コンサートに感動した帰り道、
バスが大渋滞に巻き込まれた。
乗客はガチガチガチにキレた🤬🤬🤬‼️
そして口々に、
「トイレが近い!」だの「腹減った!」だの言い出して、
「運転手!運転手!」と八つ当たりし出した。

ある男など運転手に、
「TSUTAYAに延滞取られる!」とまで絡んだ。
ヨウイチも運転手に、
「1時間以内に父さんの心臓を取りに行かないと命がもたない」と言った。
乗客たちはヨウイチに、
「見え透いた嘘をつくな!」と注意した。

平謝りを続ける運転手をよそに、
バスは動かない。
乗客たちのイライラは極限5秒前になった。
ヨウイチが運転手に、
「ドアを開けてください。ぼく走りますから!」と言った。
運転手は、
「無茶を言わんでください!」と注意した。

乗客が不満に不満を呟き始めた時、
ひとりの青年が、
無言で、
運転手の許可とって、
バスのトランクから、
たくさんの荷物を取って来た。
それらは、
寿司の道具で、
長角付台、盛台、炊かれた白米びっしりの寿司飯台、寿司ネタケースといったものやった。
青年は無言で寿司を握り出したので、
乗客のひとりが、
「あんた誰や😦❓」と問うた。
青年は寿司を握りながら、
「握り一平という者にございます」と言った。

ヨウイチは運転手に、
「この頃のバス会社は寿司屋と業務提携したんですか?」と問うたが、
運転手は「知りません」と冷たく返答した。
握り一平は、
握った寿司を乗客たちに手渡し、
「お食べなせえ」と言った。
乗客のひとりが、
「むらさきある?」と問うと、
ヨウイチが、
「ぼくが持ってます」と言って、
バックから、
北原里英の応援用紫色ペンライトを出した。
さっきの乗客はキレて、
「ナンや😡それは⁉️むらさきというのは醤油のことや😡❗️」と怒鳴った!
握り一平は、
「ワッチの握った寿司にむらさきは用ごさんせん。そのまま食いなせえ」と言った。
乗客は寿司を口に入れて、
その美味さに驚嘆した😳💯

握り一平は運転手の横に来て、
「運さん。寿司食いなせえ」と言って、
口元に寿司を近づけようとしたが、
運転手は、
「勤務中です。いただけません!」と断った。
乗客たちは、
「テメェ、俺らの寿司が食えねえのかよ😡⁉️」と怒鳴った。
(完璧にバス内はカオス化してるね😬)

握り一平は運転手に、
「運さんが寿司を求めなくとも、寿司は運さんを求めておいでです。ここは寿司をお立てくださって食してあげてはござんせんか❓」と深々とお辞儀した。
運転手が頷いたので、
握り一平は、
寿司を運転手の口に入れた。
運転手は噛むとすぐに、
「美味い😋💯‼️」と叫んだ!

握り一平は、
ありったけの寿司を乗客や運転手にご馳走して、
寿司に関する様々な話をした。

いつのまにか、
渋滞は緩和され、
バスは普通に走り出した。

終点に来て、
乗客たちに頭を下げて歩き去る握り一平を、
運転手も含めて、
みんなが見送った。
乗客たちは言った。
「あんなに胸の内は憎しみでいっぱいやったのに、今では心が熱く燃えるようやないか」と。
そして、
握り一平の後ろ姿に、
「握り一平❗️あんたは大物や❗️」と呟いた。