今から5年くらい前。
凄まじく暑かった😩
そんな暑い日に、
モーさんは、
親戚の叔父さんの介護手続きをすべく、
長旅をして、
叔父さんの家に来た。
一泊しないと、
帰りの便が無い、
ド田舎やったから、
叔父さんの家に世話になることになった。
とにかく汗まみれに、
叔父さんの家に来たモーさんを、
叔父さんと叔母さんは喜んだ。
それで、
この地域名産の天然氷の氷水を出したので、
モーさんは美味しく飲んだ。
勿論、
暑くて喉が渇いていたので、
おかわりをお願いした。
叔父さん夫婦は、
快く、
何杯も持ってきてくれた。
夕となり夜になった。
モーさんはお腹減って来たけど、
叔父さん夫婦は、
天然氷の氷水しか出さない。
それで、
モーさんのお腹が鳴ってしまったので、
叔父さん夫婦は、
年金前で食事を出すのも苦しいと、
悲しげに言った。
モーさんも、
悲しげに頷いた。
すると叔母さんが、
「でも、水ばかりじゃ駄目ね。塩分も取らなければ」と言い、
台所の方に行った。
そしてナニかの器を持ってきて、
「こんなもんしか無いんだけど、おあがり」と言って、
モーさんの前に、
器に入った盛り塩を置いた。