ケイシロウとトークアバウト

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さよなら熊さん🐻~大自然が回る

2022-06-04 22:34:00 | 日記




高校時代のオノウコの先輩キウチことキウチ先輩(2019年9月22日記事「校門遥かなり~悲しき急勾配坂物語」に詳述)。
ドラム缶のあだ名された大メタボは、
北海道を旅することにした。
特に、
北海道の広大な山々には、
人が口にしたこともない、
自然の産物が、
味覚を極楽気分にするかもしれない。
そんな期待を胸に、
キウチ先輩は、
小さな山やったけど、
ひとり登山に勤しんだ。

やはり北海道の自然の空気は美味しい。
この美味しい空気を北京の人々にも与えたい😀
そんな優しい気分にさせられてしまうキウチ先輩やった。

北海道のコンビニから大量に買った鮭のおむすび🍙で、
おランチしようとひとつ食った。
が、
キウチ先輩は少し悲しみを感じた。
北海道やから鮭が美味いと思ってたら、
自分の実家のコンビニの鮭おむすび🍙と同じ味やった。
(いくらなんでも、北海道産鮭は地元でも値が張るもんやなかろうか🤔)

そんな悲しい気分を、
凄まじい咆哮が戦慄に変える😧
どう見ても熊🐻が現れた❗️
前に進めないキウチ先輩が後ろを振り返ると、
急勾配ながらもなだらかな山地になっていた。
やけど、
キウチ先輩は微笑んだ。

熊が咆哮しつつ近づいて来た。

キウチ先輩は、
両腕を真上に伸ばし、
急勾配山道を転がった!

凄まじいスピードで転がるキウチ先輩に、
熊は置いてけぼりとなる。

キウチ先輩はぐるぐる回る大自然を見ながら、
「すべては回るだけや。新しいことは古くなり、古いものが新しくなる」と心に言った。
熊の咆哮が遠くなると、
「熊🐻さん!熊🐻さん!私が回り、世界も社会も回ってる事実に気が付けば、宇宙の中心も理解できる。なのにお前は、川を上る鮭を捕らえることしか頭にない。でも、いつか、お前も、お前の存在そのものが、壮大な回転する大自然の一部やと気付いた時に、お前は冬眠することをやめて、白熊へと進化する術をものにしようとするやろう」と、
また心に呟いた。

結局、
平地まで転がり、
木に横腹をぶつけて止まったんやけど、
脂肪に守られ、
痛みは軽く済んだ。