ケイシロウとトークアバウト

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夢の実験室

2021-12-27 00:14:00 | 日記




心理学の先端を研究している大学教授夫妻がいた。
(以下ムズいので注!)
•人間の持つ喜怒哀楽の情が頭に思い浮かぶ前、
喜怒哀楽の情の種子のようなものがある。
この喜怒哀楽を概念とするなら、
喜怒哀楽の種子は前概念とされる。
これをアナロゴンという
(以上ムズいの終わり)

この心理学教授夫妻は、
アナロゴン研究を極め、
人間の負の感情を抑制しようと試み、
様々な実験を行おうとした。
それで、
大学側に、
実験室を所望したが、
スルーされた。

仕方ないので、
大学側を納得させて、
実験室いただくまで、
自分たちで実験することにした。

まず旦那の方が、
あらゆる高級珍味を食べ歩きまくり、
食欲の概念が形作られる前の状態を調べようと試みた。
この実験で、
夫婦の貯蓄の半分は消えた。

次に嫁が、
あらゆる高級ブランド買いまくり、
ブランド品を手にする喜びが作られる前の状態を調べようと試みた。
この実験で、
残りの貯蓄の半分が消え、
消費者金融からの借金までした。

嫁は泣きそうに旦那に、
「まだまだだわ。入り口にも至ってない」と漏らした。
旦那は力強く、
「大丈夫だ。実験が足らなすぎるんや」と慰めた。

それで嫁は、
母親所有の実家と山林を無理矢理説得して売り払い、
その金で、
いろいろなホストクラブに行った。
色欲が形作られる前の状態を調べる為やった。
シャンコもしてもらった。
人がほめられてうれしくなる前の状態を調べる為やった。

このホストクラブ通いにナニかを掴んだ嫁は、
旦那に、
「あと少しなのよ」と言った。
それで、
デリホス(出張ホスト)をお願いした。
すると、
横須賀彗星が来たので、
嫁は、
不良がかった二枚目ホストの体に、
自身の体をもって、
にゃんにゃんゴトを営んだ。
コトが終わると、
嫁は満足そうに夫に、
「思慮に富んだ実験が成功に近づいたわ」と力強く言った。
その背後から、
横須賀彗星がせせら笑いながら、
「ナニが思慮に富んだ実験だよ😂オトコと寝たかっただけやろが!」と言った。
この実験で、
有り金すべてを失った。

夫婦は、
大学側に、
仮レポートを提出して、
引き続き、
人の心に形作られるモノの前の状態を調べる実験を続けることを、
大学側に申し入れた。

大学側は、
仮レポートを読み、
感嘆した。
そして夫妻に、
実験室を与えることを告げた。

実験室贈呈日。

夫妻はドレスアップして、
大学の著名な教授陣とともに、
真新しい大きな実験室に通された。
夫婦はこの実験室を見回して、
「ナンて素晴らしい実験室やろか😶」と感動した。
そしたら、
学部長が、
「あんたらの実験室はあれや」と指差した。
夫婦は、
指差されたところを見て、
ガク(愕😱)が入ってしまった!
それは、
犬小屋やった😱😱

嫁は声を震わせながら、
「私たちの実験を犬🐶レベルだというわけね」と言うと、
旦那も、
「悔しい😡うらめしい😡😡けど、この悔しく恨めしい心が形作られる前の研究をしなければならない」言って、
犬小屋に入った。


サンタクロースは振り向かない

2021-12-25 22:36:00 | 日記




非常に裕福な家庭があった。
たくさん所有していた土地が、
高値で売れまくり、
金には不自由しない家庭となった。
この家庭の夫婦の座右の銘は、
「金こそすべて」やった。
また、
生まれた子供にも、
長女を金子(かねこ)と名付け、
長男を金太郎(かねたろう)と名付けた。

そして、
この土地成金家族は、
当然のように、
フツーに暮らす近所を見下していた。
特に、
妻のサチコは、
「我が家は金(きん)に囲まれ、近所は菌(きん)に囲まれる」とまで言い、
近所から呪われた😳

そんなある日、
夫の会社の経営難から、
この裕福な家庭は、
1日7食食ってた飯が、
1日1食となった。
この家庭の凋落ぶりを、
近所は知って知らぬふりをした。

1日1食でもやし食うのに疲れ果てた家族の為に、
散々人を見下していた世界へと、
サチコは歩むことを決意した。

大手モールの事務所に訪れたサチコは、
気品よく、
「求人募集のお広告見て参上いたしましたの?ハヨ雇ってつかあさい!」と、
相変わらずの上から目線でモノを言った。
面接官の人事部長にウツが入ったので、
サチコを追い払おうとした時、
専務が来て、
売り場のサンタクロースが急病になったから、
あの人を雇えと小声で言った。
人事部長は専務に、
「あんなプライドが高くて人を見下してる人を雇うんですか?履歴書の最終学歴には江戸大学卒と書いてあります。ありもしない大学書いて詐称してますよ!」と小声で反論すると、
専務は、
「頭の足らん奴でも今は必要なんだよ」と小声で言い返した。
サチコはツンとしながら、
「各々方。全部聴こえておりますことよ」と言った。

専務は、
サチコと雇用契約を結んだ。
そして、
サチコをイベント部の部長のポジション与えた。
サチコはイベント部の部長の仕事はナニかと問うと、
男性社員が、
「部長はサンタクロースの格好で、売り場をホウホウ言いながら、歩き渡らないといけません」と答えた。
サチコは顔を曇らせ、
「そのようなことをあたくしがしなければいけませぬことか😨❓」と問うと、
男性社員は、
「はい。その仕事はイベント部の部長職しか出来ない高貴なお仕事ですから」と答えた。
サチコは承諾した。

翌日。
サンタクロースの格好で、
鈴を鳴らしながら「ホウホウ」言って、
売り場を歩くサチコに気付いた近所の主婦が、
集まって来た。
そしてサチコに、
「あなたサチコさんでしょう?」と問うと、
サチコは、
「あたくし、そのような名ではございやせんの。ごめんあそばせ」言うて、
再び、
「ホウホウ」言いながら、
売り場を歩いた。
近所の主婦たちは、
サチコの後ろ姿に、
いきなり、
「サチコさん‼️」と大声で呼び掛けたが、
条件反射でも振り返ることはなかった。

この光景を見ていた人事部長が、
サチコに、
「正体完璧にバレてるのに、なぜ、振り返らなかったんですか?」と問うと、
サチコは、
「ほほほほ、ホウホウ」と笑い、
「お仕事の最中にサチコなど存在いたしません!存在しているのは、イベント部の部長であるあたくしざんす」と答えた。

クリスマスが終わっても、
会社側は、
サチコに居残るように懇願して、
プリキュアだのメフィラス星人だのおひなさまだののコスプレやらせたが、
サチコは、
イベント部の部長として、
堂々と仕事した。

一連の出来事に感動した社長は、
サチコを、
企画部主任部長に大抜擢した!
モノホンの大会社の重役にまで上り詰めたサチコ。
相変わらず人を見下しながらも、
その見下しに悪意が削がれている事実から、
近所では、
とても好かれるおばさんとなった。

そしてクリスマスには、
イベント部の部長の初心に帰ると言って、
サンタクロースの格好して、
売り場を歩くという。



絶叫のメリークリスマス😱

2021-12-24 23:11:00 | 日記




結構昔の話。

モーさんが、
商店街で、
サービス系のバイトをしていた。

クリスマスイブ🎄に、
サンタ🎅さんの格好をさせられた。

その日は風が強かったので、
クリスマスフラッグ(クリスマス旗)が、
半分取れかかった。

商店街の店舗から、
モーさんに、
クリスマスフラッグをつけ直すように言われたので、
サンタ🎅さんの格好で脚立にのぼって行った。

クリスマスフラッグは、
強風ではためきまくり、
なかなか手に取れない。
おまけに、
サイズの合わない長靴のせいで、
脚立を倒してしまった❗️
その勢いで、
モーさんは、
クリスマスフラッグ背後の窓を突き破って、
人家の部屋に突っ込んだ!

そこには、
下着を着ようとしていた全裸の女性がいて、
サンタ🎅のモーさん見て、
絶叫した‼️

モーさんはパニくり😳
慌てまくりながら、
女性に、
「メリークリスマス!!」と言った。


魚をサバくことは魚を裁くことか😳⁉️

2021-12-23 21:17:00 | 日記




〈スズメバチ処刑ショップ ビー取る巣〉のハチさんとすずめちゃんは、
会社の再建資金稼ぎに奔走していたが、
ハチさんの高校時代の同級生のハマノという男から、
自身が経営の旅館の、
料理係への誘いがあった。
当然、
承諾した。
ハマノは、
2人が居酒屋で働いた事実(2021年8月7日記事「居酒屋しつれい」詳述)を知っていた。
が、
経営したデタラメな事実は知らなかった。
このことが、
後々の悲劇となっていく。

住み込みで働くことになった二人は、
旅館で、
それぞれの部屋を充てがわれた。
すずめちゃんは大喜びでハマノに、
「モーニングコールは朝の11時よ!時間厳守だからね!!」と厳しく言った!
ハマノはキレて、
「お前、ナニ威張りよるんや😡❓お前は俺に雇われた身やろうが😡😡それに朝は11時じゃない!朝4時起床や!!」と言った。
すずめちゃんは泣きべそ😢
「朝4時は眠いわ。夕方4時にして」と頼んだが、
スルーされた。

翌朝4時。
旅館の厨房。

ハチさんが買い物に行ってる間、
ハマノはすずめちゃんに、
刺身を作るように言った。
すずめちゃんは元気に「任せてて」と言って、
急いで厨房を後に駆けて行った。
ハマノが我慢強く待って30分くらいに、
すずめちゃんがスーパーの刺身パックを持って戻って来て、
パックの中の刺身を皿に移した。
そして大声で、
「はい‼️」と言って、
ハマノに出した。
ハマノは、
「お前、人が辛抱強く待ってるのに、スーパーの刺身とか買って来るな!」と叱った。
そして、
生きた魚🐟をサバくことを要求した。

すずめちゃんは困惑して、
「魚をサバくの?あたしが😳❓あたしは魚の裁判官じゃないわ😡‼️」と食ってかかった!
ハマノはすずめちゃんを蓮の咲いているところに送ろうとする気持ちを抑え、
サバくことと裁くことの違いを説明した。
すずめちゃんは悲しげに、
「同じことです。何もかも曝け出すんですから」と反論すると、
ハマノは冷ややかに、
「魚🐟をサバかないと言うんだね。それじゃ給料は渡さない!」と言った。

一方、
ハチさんが、
野菜類の買い物から帰って来たが、
厨房の様子を覗いて、
戦慄した😱

厨房では、
すずめちゃんが包丁手にして顔を背けて泣き声で、
「どうして悲しい顔をするの❓でも仕方のないことなのよ」と言って、
ハマノに向かい合った。
ハマノは無言ですずめちゃんに対していた。
すずめちゃんは包丁掲げた。
それを遠くで見ていたハチさんは心臓バクバクやった😱😱
すずめちゃんは泣き言で、
「お願いよ❗️」と叫び、
包丁持った手を震えさせ、
「お願いだから死んで‼️」と言って、
すぐ横のまな板に動く魚に包丁入れた!
ハマノは拍手👏した!!

ハチさんが確かめると、
すずめちゃんの横にまな板があった事実が、
視界から遮られていたことがわかった。
ハマノはハチさんに気付くと、
「すずめちゃんが刺身を作るよ」と声をかけた。
ハチさんは、
厨房での100%の刃傷沙汰を覚悟していただけに、
二人の人情の深さに感嘆した。

すずめちゃんが、
「出来ました」と言ったので、
ハマノがすずめちゃんが差し出した皿を見た。
が、
ウツが入った😡
ナント魚を、
ウロコと皮ごと、
四つ切りにしただけのものやった。
ハマノは怒りで声を震わせ、
「ナンや😨❓この刺身は😡」とキレた!
すずめちゃんは泣きべそ😢に、
「ごめんなさいね。海水温度がいつもより高かったのよ」と言った。
ハマノがガチギレして、
「ナンや😡その言い訳わ🤬‼️」と怒鳴った!

ハチさんが、
荷物まとめて出て行く覚悟をしていた時、
中居さんが来て、
「オーナー。裏庭にスズメバチが巣を作っています‼️」と叫んだ!

すずめちゃんとハチさんの口元に、
笑みが浮かんだ☺️☺️





2016年当時の冬至にて

2021-12-22 23:42:00 | 日記




今から5年前の冬至のこと。
元大学教授の初老夫婦がいた。
夫のシンスケは国文学を担当していたが、
妻のヒロコは、
英文学の学部長をしていたので、
シンスケはヒロコに頭が上がらなかった。
おまけに、
ヒロコは上品でありながらも、
気が強かった。
が、
そんなヒロコにも悩みがあった。
破天荒な性格と、
カボチャ顔🎃にカボチャ体型していた妹コウコの存在やった。
実の妹とはいえ、
いつも大声で下品な話し方をするコウコに、
ヒロコは手を焼いていた。

この日、
冬至やからゆず風呂しようとか夫婦で話していた時に、
玄関先から、
コウコのダミ声で、
「ここは包囲された!お前たちを逮捕する!!」と響き渡った!

ヒロコは嫌々ながら、
コウコを中に入れた。

コウコは開口一番に、
「全くの景気の悪さにクリスマスケーキさえ買えないわ!」と言った。
ヒロコは冷ややかに、
「またアレのせいだと言いたいんでしょう?」と言うと、
コウコはムキになって、
「名前を言うなよ❗️アレの名前を言えば、全部おしまいなんだから❗️」と大声出した!

ヒロコが茶を出すと、
コウコは不満そうに、
「ナニよ😠この茶は⁉️木枯らし吹きまくられて凍えたあたしに出がらし入れやがって‼️」と声を荒げると、
ヒロコは、
「緑茶じゃないわ。レモンティーよ」と説明した。
シンスケもコウコの勘違いだと横から口を入れた。
コウコは悲しげに、
「あたしの人生は間違いだらけやった。だから姉は言うのよ!コウコはコウコ。上から読んでも下から読んでも、右から読んでも左から読んでも、コウコはコウコ」
ヒロコは冷たく、
「事実でしょう⁉️」と言った。

コウコはガチギレして、
「えばり散らかしやがって😡テメェはトカゲのタマでもしゃぶりやがれ‼️」と叫んだ!
ヒロコもガチギレして、
「下品な‼️心も顔も下品だわ‼️」と言い返す!
コウコは更にキレて、
「赤鬼にケツを食いちぎられろ🤬生き埋めにするぞ🤬このゲロアマが‼️」と叫ぶ!
ヒロコは超ギレして、
「感覚のおかしさに気付けないの😡⁉️なんでもアレのせいにして😡😡ズルん怪人とかいないのよ‼️」と叫び返すと、
コウコは悲鳴を上げた!
そして、
「言ったな!ついにその名を言ったな!!」と騒ぎ出した。
ヒロコは構わずに、
「あなたの人生はあなたがおかしくしたの❗️ズルん怪人のせいじゃないのよ❗️」と言い放つ!
コウコは負けずに、
「違うわ❗️全部ズルん怪人が仕組んだのよ❗️ズルん怪人は、この話し合いも今耳にしてるのよ❗️」とムキに言い返す!

そこにシンスケが間に入り、
「コウコさん。きょうは冬至です。これから昼が長くなり春へと時は移っていきます」と言った。
コウコは、
「春になってもズルん怪人からは逃げられないわ‼️」と叫んだ!
シンスケは気にせずに、
「ゆず風呂に入って行きませんか?心身が温まれば健康になります。そうなれば、ズルん怪人もあなたに手を出さないでしょう?」と言う。
コウコはこのシンスケの申し出に落ち着き、
ゆず風呂に入ることにした。
そして、
気持ちよい湯上がりの元に、
機嫌よく帰って行った。

次にヒロコがゆず風呂に入ろうとしたら、
携帯にコウコから電話があった。
そして、
「ズルん怪人にやられた❗️歯が浮いてナニも噛めないわ」と泣き言漏らした。
テキトーに通話を終え、
浴室に入ったヒロコは驚いた😳
湯船に浮かんでるはずのゆずがひとつも無かった😳😳
ズルん怪人のせいか😨❓
しかしヒロコは明確な答えを持っていた。
「ズルん怪人やない❗️あのカボチャ女のコウコがゆずを全部食ったんや😡❗️」、と。