今から10年前。
ケイイチロウとスパーキーが同期入所した年。
カッちゃんは11歳やった。
その年の12月、
カッちゃんの小学校の担任が、
電気炊飯器の爆発🤯で大怪我したので、
大卒ホヤホヤの男性臨時教師が来た。
が、
フツーでさえ言うこと効かないカッちゃんたちが、
臨時教師の言うことを聞くはずがなかった。
臨時教師は、
生徒たちに、
小馬鹿にされた。
それで臨時教師はこう言った。
「先生のギターの音色でお日様を昇らせてやる。それを見たら、君らは先生の偉さがわかる」、と。
生徒たちはせせら笑い、
「ギター弾いて太陽が昇るか⁉️」と小馬鹿にした。
臨時教師は、
「嘘やと思うなら、明日の朝の6時に海岸まで来い!」と答えた。
翌朝6時。
当然、
クラスの全生徒がやって来た。
臨時教師は、
全生徒の見守る中、
海岸の夜空に向かって、
ギターで「猫踏んじゃった」を演奏した。
カッちゃんは臨時教師に、
「先生。その曲は、動物愛護の精神に反します」と言ったが、
臨時教師はスルーして、
ひたすら夜空に向かって、
「猫踏んじゃった」の音色を奏でた。
すると、
段々空が青みがかり、
日が昇り出した。
全生徒は大驚愕😱🙀💯した‼️
臨時教師は、
「今度はギターで日を沈めてやるから、きょうの夕方4時にここに来い!」と言った。
当然ながら、
全生徒が来た。
臨時教師は、
海岸の空にギターで「猫踏んじゃった」を奏でた。
今度は、
生徒たちも真剣に、
空を見つめていた。
すると、
空が赤くなり出して、
しばらくして、
太陽が沈んだ。
全生徒は再び大驚愕😱🙀💯した‼️
臨時教師はクラスの全生徒の人気者になり、
担任が完治して治った時には、
全生徒の涙のうちに、
お別れした。
現在のカッちゃんは言う。
「アイツは日の出と日没の時間を知ってて、いかにも自分が太陽を出して沈めたかのように振る舞ったんや!アイツはイカサマ野郎やった🤬💯」、と。
これに対してレフティは言った。
「フツー、最初っからモロバレなんやねぇの😛」、と。