ケイシロウとトークアバウト

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ブラジルから来た少女

2022-05-22 20:05:00 | 日記




ヤマモトという40代夫婦がいた。
キリスト教会(カトリック)の熱心な信者で、
現地の孤児院から、
黒人の女の子を引き取り育てていた。
女の子はマリアという名やったので、
そのまま、
ヤマモトマリアという姓名になった。
マリアは、
日本人学校に行き日本語を学んだ。

このマリアが16歳になった時、
ヤマモト夫妻の都合で、
日本に行かなければならなくなった。

が、
日本でのいじめ問題は、
海を越えて、
ブラジルまで伝わっていたので、
マリアは恐れおののきつつ、
ノブミツの学校に転校した。
今から6年前に。

ノブミツと同じクラスになったマリアやったけど、
クラスメートから、
「日焼けし過ぎてる娘は嫌い」と言われ、
孤立した。
担任から教職員から困り始めた。

その時、
ノブミツが、
クラスメートたちに、
「俺はヤマモトマリアの秘密を知ってるぜ!」と言ったので、
クラスメートたちは、
「言え!言え!言え!」と急かした。
マリアは怪訝な表情でノブミツを見つめた。
ノブミツはマリアを指して、
「こいつはiPhoneを充電しながら寝てたんだよ。そしたら、iPhoneから出火して全身大火傷したんだ。何度も皮膚移植して今の姿になった。だから俺は、スマホの充電器は安物には手を出さないようにしたぜ」と言った。

一瞬、
クラス全体が静寂に包まれた。
そして、
一人の女子が涙を浮かべてマリアに、
「ごめんなさい🙇‍♀️そんなこととは知らなかったのよ!」と言うと、
クラス中が「ごめんなさい🙇‍♀️ごめんなさい🙇‍♂️」の謝罪の雨あられとなり、
ヤマモトマリアは、
多くの友人を作った。

当然、
後から、
ノブミツの嘘がバレても、
一旦友情が結ばれた後では、
些細なことになる。

現在、
ヤマモトマリアはブラジルに戻ったらしいけど、
ノブミツを始め、
多くのダチとLINEで連絡取り合ってるという。

ケイジロウ(レフティは茶化すから今回はスルー)、
今回(6年前やけど)、
まかり間違えば、
一生小馬鹿にされかねないハッタリやった。
まあ、
クラスに影響力があったノブミツやったから、
円満解決したんやけど------
ケイジロウ、
こういうハッタリかましてエエんやろか🤔



ある日の変な人

2022-05-21 18:52:00 | 日記




ヨウイチがアキノリ君のところで宅飲みしていた日の出来事。

インターホンが鳴ったので、
アキノリ君が玄関ドアを開けると、
見たこともないちょんまげカツラ被った小柄なオヤジが、
出刃を振り上げて立っていた。
そして、
「今こそ私は名誉の為に戦う決意をいたしました!」と言ったので、
アキノリ君は落ち着いて、
「あなたの名誉ってどんな名誉ですか?」と問うた。
オヤジは、
「私の名誉とは私が何も名誉を持たないということの名誉です!」と答えた。

室内では、
ヨウイチがスマホで警察に、
「おまわりさんよこしてください」と通話していた。



ドアを開けて中に入ると------😢

2022-05-20 18:51:00 | 日記




マリコという20代オンナが、
夫カネオの転勤に伴って、
とある住宅街に引っ越して来た。

マリコは非常に内気な性格やから、
この地の人間関係に悩んだ。
カネオに相談しても、
仕事が忙しいとスルーされる。
また、
カネオは早く出勤して遅く帰ってくるので、
マリコは驚天動地に寂しい日々を送った。
おまけに、
30代オンナにしてこの地のボスであるミドリが意地悪く、
「回覧板は必ず相手に手渡さないと許しませんよ!」と言って来るんやった。

ある日、
ミドリが、
近所の取り巻き主婦連中とダベっていたので、
マリコが挨拶して、
「ナンのお話し?」と問うと、
ミドリは意地悪く、
「あなたがきちんと相手に回覧板を手渡すかどうかトーキングいたしておりましたのよ」と言った。
マリコは悲しくなって、
そのまま帰宅した。

そんなある日、
回覧板がマリコのところに回って来た。
すぐに回覧板を、
次の相手であるミドリに手渡さないといけない。
けど、
平日の昼間に、
ミドリは家に居るんやろうか🤔と訝りつつ、
マリコはミドリの家に来た。

インターホン鳴らしたけど、
返事無し!
改めて出直そうとしたが、
日頃から、
回覧板でからかわれていたので、
そのまま帰るのも気が引けた。

それで、
マリコ自身もわからないまま、
どういう訳か、
ドアノブをひねってみた。
ドアが開いた。
マリコは中に入り、
「回覧板お願いします❗️」と叫んだが、
返答は無かった。

マリコは玄関で靴を脱いで、
「回覧板お願いします❗️」と叫びながら、 
勝手に上がった。

一方、
寝室では、
コトもあろうに、
ミドリはカネオとにゃんにゃんゴトをしていた。
そこに、
寝室のドアが開き、
「回覧板お願いします❗️」という声とともにマリコが入って来た。
ミドリとカネオは絶叫した😱😱❗️❗️

寝室の光景を愕然と眺めていたマリコに、
ミドリはガチギレして、
「ナンなのよ❗️あんた😡勝手に上がり込んで❗️」と怒鳴った!
マリコは悲しそうに、
「あたしは回覧板を届けに来ただけです」と言った。
ミドリは更にキレて、
「回覧板持ってきたというだけで、人の寝室を勝手に開けていいって言うの⁉️」と怒鳴ると、
マリコは、
「あなたこそ私の夫と寝てて、このままでは済みませんからね!極刑を求刑いたします❗️」と声を荒げた!
ミドリは悲鳴を上げた!
カネオは泣きそうに、
「マリコ、話し合おう😢」と言ったが、
マリコはスマホを出して画像を撮った。
そして二人に、
「あなた方には黙秘権があります。供述は、あなた方に不利な証拠として用いられることもございます。けど、あなた方には弁護士の立会いを求める権利がございます。もしあなた方で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらえる権利もございます」と言って、
立ち去った。

この日を境に、
ミドリは近所の目を気にして、
夜中に風呂敷を被って、
出歩くようになった。
そしてカネオは、
カトリック教徒にも関わらず、
四国八十八箇所巡礼へと旅立った🙏



流れの側の木を切って------😨

2022-05-19 21:53:00 | 日記




ブサイクな四角顔にガチャ目(斜視)の熊太郎と、
卵顔に知恵遅れの障害持った10歳のノック君の話。
(2019月9月27日記事「Why😳❓ピカチュウ😿❓Why😳❓」に詳述)

熊太郎は、
ノック君の勉強机を買ってあげようとしたが、
結構高額やったので、
諦めた。
それで、
とある山寺が所有する大きな裏山に、
熊太郎とノック君は訪れた。
裏山の木を切って手作り勉強机をこしらえる為やった。

この裏山には滝に通じる川が流れていた。
そこに、
手頃な細い木が何本もあったので、
熊太郎は、
自前のノコギリ🪚で木を切り始めた。
その際、
ノック君が、
わざと目をバチバチさせて、
熊太郎のガチャ目の真似をしていた。
熊太郎はそれを横目で見て、
ノック君を川に流したいと思った😡

そんなノック君に気を取られていたせいで、
木が川に落ちた。
すぐに、
木は流れに運ばれ、
滝の方向に持って行かれた。

そして、
1時間くらいが経過------

熊太郎とノック君は、
裏山の下の滝の側で、
警察官にいろいろと質問されていた。
近くには、
坊主が👨‍🦲が倒れていて、
応急処置が行われていた。
ナンでも、
熊太郎が切った木が、
滝行していたこの坊主を直撃したとのことやった。
坊主は担架に乗せられ、
救急車🚑で搬送された。
熊太郎は、
不法伐採と坊主への慰謝料の二つのことで、
後々、
法によって裁かれる可能性があることを、
警察官は告げた。

後で、
坊主が入院している病院に、
熊太郎とノック君がやって来た。
その際、
坊主の担当医に、
先生へのお金がない(慰謝料と医者料の勘違いか🤔)ので、
ノック君の臓器を抜いて好きにしてくださいと語った。
ノック君は、
わざと目をバチバチさせて、
熊太郎のガチャ目の真似をしていた。


大僧正様がやって来た

2022-05-18 23:33:00 | 日記




仏教界最高位の僧を大僧正(だいそうじょう)と言う。
今回、
とある資産家一家が、
困った人々に、
たくさん寄付をするという名目で、
大僧正を呼んで、
供養をしてもらうことにした。

一方、
土地に不慣れな大僧正は、
普段着に帽子をかぶって、
お呼ばれされた資産家の家をあらかじめ調べておこうと、
その家の裏に来た。
凄まじく大きな家で、
裏庭のドアが開いていたので、
中に入った。

裏庭には、
大きくて立派な盆栽があった。
大僧正は、
盆栽いじりが好きなので、
下手に手入れされてた盆栽に近づき、
側にあったハサミで、
手入れしてた。

そこに、
この家の資産家夫婦が来て、
大僧正を庭師と間違えて、
蔑んだ。
資産家の旦那は大僧正に、
「全くケチなこと考えるじゃないか⁉️時間外労働して後で手当をもらうつもりか⁉️」と言うと、
奥さんの方も、
小皿に入れた一個の角砂糖を大僧正に近づけ、
「角砂糖でもかじりやがれ!」と怒声で言った。
大僧正は二人に深くお辞儀して、
裏庭から外に出た。

それから数時間して、
僧衣をまとった大僧正が、
資産家一家の玄関に到着した。
資産家夫婦が挨拶に現れて、
大僧正を見て、
心に「ドッキ~ん😱」としたが、
徹底的にごまかして、
「これはこれは大僧正様!こんな足をつけるのも恐れ多いところに来ていただきまして」と、
うやうやしく頭を下げた。
大僧正は、
「どうぞお構いなく」と一礼した。
資産家一家の奥さんが、
「大僧正様のお姿に仏様を感じます」と手を合わせると、
大僧正は、
「ありがとうございます。奥様。ご供養が済み次第、角砂糖をくださいませ」と言った。