ケイシロウとトークアバウト

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そこに水あり😭

2022-06-24 19:16:00 | 日記




今から5年くらい前。

凄まじく暑かった😩
そんな暑い日に、
モーさんは、
親戚の叔父さんの介護手続きをすべく、
長旅をして、
叔父さんの家に来た。
一泊しないと、
帰りの便が無い、
ド田舎やったから、
叔父さんの家に世話になることになった。

とにかく汗まみれに、
叔父さんの家に来たモーさんを、
叔父さんと叔母さんは喜んだ。

それで、
この地域名産の天然氷の氷水を出したので、
モーさんは美味しく飲んだ。
勿論、
暑くて喉が渇いていたので、
おかわりをお願いした。
叔父さん夫婦は、
快く、
何杯も持ってきてくれた。

夕となり夜になった。

モーさんはお腹減って来たけど、
叔父さん夫婦は、
天然氷の氷水しか出さない。
それで、
モーさんのお腹が鳴ってしまったので、
叔父さん夫婦は、
年金前で食事を出すのも苦しいと、
悲しげに言った。
モーさんも、
悲しげに頷いた。

すると叔母さんが、
「でも、水ばかりじゃ駄目ね。塩分も取らなければ」と言い、
台所の方に行った。
そしてナニかの器を持ってきて、
「こんなもんしか無いんだけど、おあがり」と言って、
モーさんの前に、
器に入った盛り塩を置いた。


無責任の代償

2022-06-23 22:34:00 | 日記




今から15年ほど前のこと。

とある賃貸マンションの七階に、
マツシタという50代男がいた。

マツシタは、
花好きな性格から、
たくさんの植木鉢をベランダに置いていた。
それで、
管理人や不動産屋が、
植木鉢の重量問題で、
やかましく注意することになったんやけど、
マツシタは、
ことごとく、
スルーした。

マツシタの下階には、
カワダという60代男がいて、
「ONE PIECE」にハマっていたが、
たまにはフツーの本を読みたいと言って、
本屋から、
ショーペンハウエル(宇宙の構造はナニゴトも不幸になるように存在してるので、自殺を勧めた哲学者)の書籍を購入した。
そして、
本の影響をモロに受けて、
毎日を、
悲しく寂しく生きていた。
そんなカワダやから、
ベランダの天井が軋むところで、
それが当たり前と思い込み、
気にすることなく、
洗濯物を干していた。

そんなある日、
マツシタが、
植木鉢に水をやろうとしたら、
「メリッ❗️❗️」という音とともに、
ベランダが崩れた🙀
重い植木鉢は、
たまたまベランダで洗濯物を干してたカワダの上に落ち、
カワダはそのまま、
蓮🪷の咲いているところへと旅立った。

しばらくして、
警察に連行されてるマツシタのそばに、
花愛好じじいのミヤザキが来て、
「ベランダが崩れたところを見たんやけど、カワダが白い衣を着て、笑顔で天に昇って行ってたよ」と言った。
マツシタは、
「人が務所に連行されてる時に馬鹿なことを言うな😡」とキレた。


伝道師さま😫

2022-06-22 23:23:00 | 日記




2011年の春。
俺らのところにケイイチロウ(AM)とスパーキーがやって来た。
AEを含め、
この3人をホモクロはイケメン三銃士様と呼んだ。
そして、
少なくとも、
この3人の誰かの髪に手を当てたいという欲望が強くなり、
ホモクロは、
次第に、
情緒不安定になった。

それで、
ホモクロは、
プロテスタント教会に行って、
イケメン三銃士への想いを、
神の力で、
振り切ろうと決意した。
ホモクロは、
牧師との触れ合いから、
聖書と祈りの喜びに過ごすこととなった。

しばらくして、
同志社大神学部から、
卒業したばかりの22歳の男を、
伝道師として教会に置いてくれというお願いがあった。
伝道師を2年すれば、
牧師になる試験を受ける資格を得れる。
そういう訳で、
この伝道師の受け入れは、
大賛成の内にまとまった。

伝道師着任の日曜日。
ホモクロは伝道師を見て、
そのイケメンぶりに、
酸欠状態になり、
気絶しそうになった。

ナニも知らない伝道師は、
ホモクロと仲良くなり、
一緒に聖書研究や祈りをするようになったが、
ホモクロの視線は、
聖書よりも、
伝道師の股間に向けられるんやった。

ある日、
ホモクロは、
伝道師に、
神の為に、
イケメン三銃士を忘れるとの誓いを立てたいと言い、
証人になってくれるようにお願いした。
伝道師は快く承諾した。

ホモクロは、
「天の父よ。あなたとキリスト以外のものには振り向かないことを誓います」と祈り、
一緒にいた伝道師のベルトに手をやった🫲
伝道師は驚き😳、
「ナニすんですか⁉️」と声を荒げた。
ホモクロは、
「伝道師さま。旧約聖書の創世記24章9節の聖句を一緒に朗読してください」と頼んだ。
それで、
二人は朗読した、
『そこで、僕(しもべ)は主人アブラハムの腿の間に手を入れ、このことを彼に誓った』、と。

伝道師はこの聖句を朗読した後、
顔が青ざめた。
更にホモクロは、
「新約聖書ヨハネによる福音書の13章には『聖書の言葉は実現しなければならない』と書かれています」と言い、
伝道師を見つめ、
「伝道師さま❗️」と叫んで、
再び伝道師のベルトに手を当てた🫲
伝道師はガチギレして、
「聖書の都合のいいところばかり引用しやがって😡そんなもん通用するか😡😡❗️」と怒鳴った!
ホモクロは涙目になり、
「聖書に書かれたように誓わないと意味がありません!」と言い、
また、
「伝道師さま❗️」と叫んで、
伝道師のベルトに手をやった🫲
伝道師はガチガチガチにキレて、
「神への誓いは他のやり方も聖書に書いてあるんだよ🤬❗️」と怒鳴った!
ホモクロは、
「私はこのやり方がいいです」と言い、
伝道師の股間に目を向け、
「伝道師さま❗️」と叫んで、
伝道師のベルトに手をやった🫲
伝道師は、
聖書を持って、
ホモクロの頭を叩いた!

この一撃は重みがあった。
分厚い聖書の重みに、
伝道師の怒り💢がプラスされていた。
ホモクロは、
聖書の一撃の重みで、
足をふらつかせながら、
教会を後にした。
そして、
その日を境に、
ホモクロが教会に行くことはなかった。

ホモクロの日常は、
神への想いから、
再び、
イケメン三銃士へと、
恋慕する毎日となった。
そして、
気がつけば、
時は一年が経過して、
2012年の6月となっていた。
その10年後、
ケイイチロウがいなくなり、
イケメン三銃士は解散してた(勝手に結成させてた癖に😛)が、
ホモクロは、
今でも、
AEやスパーキーの帰り道に、
隠れながら、
二人を見つめているという。




秘密に引きこもり

2022-06-21 22:09:59 | 日記




とある年齢不詳の男が、
パーカー着てフード被ったまま、
雑魚寝していた。
部屋は二重カーテンに閉め切り、
パソコン用ゲームソフトが散らかった部屋やった。
この男の名は、
忠生(タダオ)と言い、
長年、
引きこもっていた。
そんなタダオが、
スマホ📱の現時間見つめ、
「あいつが来る」と不機嫌に呟き、
起き上がって、
隣室に入り、
ドアを閉めた。

しばらくして、
引きこもり息子の部屋前に、
ゲキという名の父親がパスタ🍝を持ってきた。
そして大声で、
「置いとくからな!!」と叫んだ!
返事は無かった。
ゲキは、
歩き去った。

しばらくして、
隣室からタダオが自室に帰ってきて、
ドアを開けて、
パスタ🍝を取り、
すぐに閉めた。
そして、
スマホゲームしながら、
パスタ🍝を食った。

こういう無味乾燥な父子関係は、
日常生活の中でシリーズ化した。

ある日、
ゲキの甥に当るレフティがやって来た。
レフティは勝手に合鍵使って無言で上がり込み、
「叔父さん!叔父さん!」と叫んだ。
ゲキはトイレの中から、
「レフティ、勝手に上がらないで。それから叔父さん、出かかってるから」と声掛けした。
レフティは、
「この前持ってきたゲームソフトにダチのメアドのメモ入れててさ。メモ欲しいんだけど」と言うと、
ゲキはトイレから、
「わかった。でも、叔父さん、出かかってるから」と返答した。

レフティは台所に行き、
その隣部屋に物置兼地下室への階段を降りた。
そして薄暗い室内を歩き続け、
突き当たりにある階段を上った。
真っ暗な部屋に出た。
そのまま、
その部屋の隣に行くと、
そこはタダオの部屋やった。
なのに、
タダオはいなかった。

レフティは気にすることなく、
ダチのメアド入れたゲームソフトを探していた。
そこに、
先程の真っ暗な隣部屋から、
パーカー姿のゲキが入って来た。

レフティはゲキに背を向けたまま、
「叔父さん。俺の母さんが、引きこもり息子と親父のひとり親子劇するのそろそろやめろと言ってるよ」と言うと、
ゲキは、
「サマーはな子供いるからいいけど、俺にはいないんだし。嫁にも逃げられたし、ほっといてほしいよな」と言うと、
レフティはゲキに向かい合い、
「空想の息子がいること信じて、子供と父親の一人二役してた叔父さんスゲーよ!けど、空想親子で息子を引きこもりにして苦労するなんて、意味あんの⁉️」と言った。
ゲキは、
「タダオは俺の人生の鏡なんや。俺の人生を忠実に生きてる息子なんや」と答えた。
レフティはゲームソフトにあったメアドを取ってポケットに入れ、
「母さんにはテキトーに言い訳してやるから金くれよ」と言った。
ゲキは、
財布を出して、
3千円渡した。
レフティは「Amazonギフト券が買えるぜ」と言った。

レフティは、
隣室に行って階段降りて、
さっき来た物置兼地下室を戻って行った。
その背後からゲキかタダオか判別不明の声が、
「親父、レフティ入れたのか?後で家の中調べろよ!ナニか無くなってるぜ」と言うと、
「わかったよ、タダオ。本当にレフティは困ったヤツだ!」と返答された。

レフティは後で俺に言った。
「凶公。子育てって大変なのは現実だけかと思ってたら、空想の中でも大変なんですね」、と。
俺は心に言った。
「それはお前のアホなおいさんだけやろうが」、と。



雷恐怖症の戦慄

2022-06-20 22:40:00 | 日記




これはカッちゃんが、
高校時代に体験した出来事や。

カッちゃんはある夜、
親友のかんちゃんの家に、
泊まりに行った。

かんちゃんの家族は親切に、
カッちゃんをもてなした。

そこに、
降水量0%予報やったのに、
雷雨となった。
同時に、
かんちゃんの家族の顔色が曇った。

雷⚡️が鳴った!
すると、
かんちゃんの父親が泣き叫んだ❗️
そして、
泣き叫びながら、
家中の物を壊しはじめた!

カッちゃんが息を呑んでる間に、
再び雷⚡️が鳴った!
かんちゃんの父親は絶叫して、
食卓にあったマヨネーズを顔にかけまくった!
カッちゃんが、
「おじさんやめてください!」と制止しようとしたら、
かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
カッちゃんの顔に、
マヨネーズをかけた!

またまた雷⚡️が鳴った!

かんちゃんの父親は、
激しく絶叫して、
かんちゃんが大切にしていた、
額縁に入った、
恵比寿マスカッツのサイン入り写真を叩き割って、
ぐしゃぐしゃにした。

その時、
近所に雷⚡️が落ちた❗️

同時に、
かんちゃんの目付きが変わり、
父親に襲いかかったが、
父親は泣き叫びながら、
かんちゃんに蹴りを入れて、
熱帯魚の水槽にかんちゃんの顔を突き入れた!

また雷⚡️が落ちた!

今度はかんちゃんの母親が、
椅子を持って、
父親の背中に叩き付けた!
かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
かんちゃんの母親を壁に叩き付けた!
その隙に、
カッちゃんがかんちゃんを助けた。

かんちゃんの父親は泣き叫びながら、
カッちゃんに掴みかかって、
炊飯器の飯を手でつかんで、
カッちゃんの口に無理矢理押し込んだ!
カッちゃんは悲鳴を上げた!

その時、
雷雨が静まり、
かんちゃんの父親も大人しくなった。
カッちゃんは涙目🥹に心臓バクバクやった🙀

かんちゃんの父親は落ち着いた表情になり、
散らかり放題の部屋を見て怒り💢
「片付けろ❗️お前ら❗️」と怒鳴った!

そして、
ウツが入ったカッちゃんたちが片付け終わろうとした時、
遠雷が聞こえた。
カッちゃんは悲鳴を上げて、
かんちゃんの家から逃げた。

かんちゃんの父親は、
極度の雷恐怖症やということやけど、
これは
メンタル専門の医師に見せるべきやなかろうか------🤔