ケイシロウとトークアバウト

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天国と地獄があるところ

2024-09-20 22:58:00 | 日記




当記事は、
再び、
50代銀行員の札金子(さつかねこ)が削除した記事を、
当ブログが復元編集して公開することになった。
札金子を紹介してくださった牧カオリさんに感謝いたします。

あたしは札の匂いが染み付いたオンナ札金子!
朝から晩まで札束と暮らすうちに、
風呂に入っても、
札の匂いが取れることはなかった。

銀行!!

天国と地獄があるところ。

この札金子は、
幾万の天国と幾万の地獄を見て来た。
銀行こそ、
金銭の神殿!
ここは、
人生の心臓部!
頭に磨きのかかる奴こそがここでのさばる権利を有する。

今、
🏧から、
たくさんの札を出したオヤジが、
「俺は彼持ちや!」と威張り、
近くにいる二十歳の若造に、
「いくらかくれてやるぜ!」と札であおぎながら、
ポケットから50円玉出して若造に渡した。
このオヤジが、
有り金すべてを引き出していることくらい、
この札金子はお見通しなのだ!
いわば、
文無しオヤジやな。

🏧には気弱そうな男が、
真剣な表情で二千円札を預金している。
支払いモンの残高不足で請求来て、
しぶしぶ払ってることも、
札金子は見破る!
この男は、
生活に困る。
おそらく、
スーパーの売れ残りの腐れ玉ねぎ買って飢えをしのぐことやろう。

ある男が、
あたしの窓口に、
50万円預金する為に、
通帳添えて提出した。
あたし札金子は、
この男に、
裏切りの匂いを嗅ぎつけたんやった。
それで、
猛スピードで札束数えつつも、
注意力ぎんぎんに目を見開いた。
そして、
犯罪の証拠を手にした。
この男は、
50万円の札束に、
10枚のDAISOのお札を混ぜていたんやった。
あたしは、
さりげなく、
頭取に電話して、
この男の処置を頼んだ。

そろそろ休憩したいと思ってたとき、
野太い猫撫で声が、
「交代の時間よ」と耳に聞こえる。
見ると、
デカい男が厚化粧して、
レディーススーツに身を包みながら立っている。
カツラがズレてることも知らないこの男は、
銀行員成りすまし強盗やったが、
頭取の通報で逮捕された。

来る日も来る日も、
金、金、金。
あたしの札束を数える同じ手が便所でケツを拭く。
けれど、
預金者どもは気にせずにゼニを預ける。
銀行レディと神社の巫女は、
大切なものにお仕えするということに共通の価値観があるのだ。
ここに札金子は真理を得た。
「金は失う為に手元に置かれているのだ」
多くのゼニを得て多くを失え!
これこそが経済社会のあり方なんやから!!

以上、
札金子(さつかねこ)の復元ブログ記事を、
牧カオリを通して、
札金子の許しの元に、
公開する!



阿部の生命

2024-09-20 01:44:00 | 日記




あべっちこと阿部啓一郎がしつこくも復活した。
啓一郎はケイシロウ(FK)の家に押しかけ、
「来るな!」というケイシロウ(FK)に、
「阿部の生命宿る俺とお前はキレる😠ことはあっても切れることはねぇよ」と語り、
ケイシロウ(FK)の家に上がり込んだ。

ケイシロウ(FK)から啓一郎が来たから二人でそっちに行くとのLINEが入る。

しばらくして、
俺とケイシロウ(FK)と啓一郎の3人の顔合わせとなる。
ここに、
じっくりと3人で顔合わせしたのは3回目(じっくりやなかったら3人で会った回数は結構ある)。
しかし、
いつものことやけど、
この阿部家の二人を見る度に、
2016年末から2017年元旦に来た、
ケイイチロウ(AM)とケイジロウ(SK)を連想する。
明らかに、
啓一郎はケイイチロウ(AM)にあたり、
ケイシロウ(FK)はケイジロウ(SK)にあたる。
しかも、
ケイシロウ(FK)がペースを握るので、
もし、
ケイイチロウ(AM)とケイジロウ(SK)でまだやってたら、
ケイジロウ(SK)がケイイチロウ(AM)の上に立ってたことやろう。
そして、
啓一郎とケイシロウ(FK)は、
性格的に、
ケイイチロウ(AM)とケイジロウ(SK)の遥か上を行く。

ケイシロウ(FK)が啓一郎を拒絶しても、
元祖阿部家の啓一郎による、
阿部の生命の繋がりを説かれ、
仕方なく親戚付き合いを余儀なくされる。

啓一郎はケイシロウ(FK)に雑談した。
その内容が以下。
⬇️

啓一郎はいとこのベラドンナとその夫のえんどう豆の呼び出しを食らった。
ベラドンナは啓一郎に、
「散々あたしらから借金して踏み倒しやがって!きょうこそ容赦しないよ!」と凄む。
えんどう豆も、
「おかわかめの栽培をさせてやる!逃げるなよ!」と凄んだ。
ベラドンナは啓一郎に、
「お前みたいなヘナちんにおかわかめの栽培は手がかかるやろうから、誰かバイト希望者連れて来な」と言った。

啓一郎はスマホ📱でケイシロウに、
「おい。一緒におかわかめ植えないか?」と誘ったが、
せせら笑い対応を受けた。
それで啓一郎は孤独を感じながら、
道を歩いていた。
すると、
コーン蹴り坊やこと三沢智彦が、
工場現場用コーンを蹴りまくっていたので、
啓一郎はコーン蹴り坊やを誘って、
えんどう豆のところに来た。

えんどう豆は三沢智彦を見つめ、
心に、
「あれは悪名低いコーン蹴り坊ややないか?まあ人手不足の折、こき使ってやる」と呟いた。

えんどう豆は啓一郎とコーン蹴り坊やを連れて、
畑に行き、
おかわかめの苗植えをするように言いつけた。
啓一郎はえんどう豆に、
「どうやって植え付けすんのさ⁉️実演しろよケツの穴❗️」と言った。
えんどう豆は啓一郎を畑に生き埋めにしようかと思ったがこらえた。
そして、
おかわかめの苗植えのやり方を見せた。
啓一郎は、
「よく見えなかった。もう一回しろよ!」と言うので、
えんどう豆はまた苗を植えた。
啓一郎は拍手して👏
「なかなかの手つきじゃねえか、切れ痔ステージファイブ」とほめて、
「もう一回見せなよ」と言った。
えんどう豆は再度苗を植えた。
するとコーン蹴り坊やが、
「もっと早くできねーのか⁉️日が暮れるぜ❗️」と怒鳴ったので、
えんどう豆は「すみません」と詫びて、
苗植えを全部一人で済ませた。

えんどう豆がへたばっていると、
啓一郎とコーン蹴り坊やがそばに来て、
「バイト代一人五千円だぜ」と言った。
えんどう豆はガチギレして😡
「お前らナニもしてねえやろが!」と怒鳴って、
啓一郎を突いた!
啓一郎はえんどう豆のケツに蹴りを入れた!

えんどう豆は歯を食いしばり内股になって、
小走りに木陰に行き、
白いハンカチを出して、
後ろズボンの中に入れて、
しばらくして、
また出した。
ハンカチは白いままやった。
えんどう豆はほっとして、
「良かった。破れてなくて」と呟いた。

えんどう豆が戻ってくると啓一郎とコーン蹴り坊やの姿がないので、
家に行き、
ベラドンナに、
「嫁さま。啓一郎とコーン蹴り坊やはどこにおられますか?」と尋ねた。
ベラドンナが、
「ああ!啓一郎がおかわかめの植え付け終わった言うから二人に給料を渡したけど」と言うと、
えんどう豆は着ている衣服を裂いて、
「嫁さま!啓一郎の偽りです!おかわかめを植えたのはわたしにてござります!」と大声出すと、
ベラドンナも着ている服を裂いて、
「暗黒の輩どもめ!天よ!わが手に成敗する権利を与えたまえ!」と叫んだ。

啓一郎とコーン蹴り坊やは、
ベラドンナからもらった金で、
ゲーセンで遊びまくりながら、
「おかわかめ栽培やめられねー!」と二人で満足げに言った。

⬆️
以上のことを啓一郎が俺らに語った後、
ケイシロウ(FK)に、
「いい話だったろ?受講料10万円もらえねーか?」と言った。
ケイシロウは、
「阿部家割引きで支払うからな」と言って、
啓一郎に10円渡した。
(阿部家割引きは9万9990円引くのか😳❓)


悪夢の中のしあわせ

2024-09-19 00:30:00 | 日記





ホモクロの初恋の白崎くんが、
昔体験した出来事。

白崎くんは、
会社内では、
見た目のイケメンぶりに、
女性社員ばかりやなく、
男性社員からも大人気やった。
そして、
その人気ぶりは一線を超えてしまった。

ある日、
トイレの洗面所にいた時、
先輩社員が来て、
「白崎。一発ヤラせてくれねえか?」と言って7万円出したので、
白崎くんは「ごめんなさい」と言って逃げた。
トイレに行くのが怖くなった白崎くんに、
女性社員たちは親切に、
「これからは女性トイレをお使いなさいな」と言ってくれた。

そんな白崎くんも、
大学時代のマッチョ系の親切な先輩であるシゲさんと絶交したことを後悔していた。
理由は、
5年ほど前に、
酒の飲み過ぎで、
シゲさんのアパートで二人で雑魚寝してたとき、
寝相の悪いシゲさんが、
寝返りした際に、
白崎くんの股間に顔を付けてしまったことやった。
わざとじゃないと知りながらも、
白崎くんは泣きながら😭
「お婿に行けなくなった」と言ってシゲさんのアパートを飛び出し、
二人はそのまま人間関係詰んでしまった。

しかし、
白崎くんはシゲさんの親切さが忘れられない。
そんな時に、
よく読んでいたUFOや超能力を扱う雑誌に、
特殊能力者の巨気サクラという女性が、
夢を操って崩れた過去を元通りにすると広告していた。
費用は千円やったので、
白崎くんは、
巨気サクラの夢操作でシゲさんと仲直りしようと決意した。

巨気サクラに指定された場所は殺風景なボロいビル事務所で、
ナンか、
空き部屋っぽいイメージがあった。
そして、
コンクリートの床に敷かれた布団に入らされて、
巨気サクラと助手のミセスイミテーションによって、
強い眠剤飲まされて、
睡魔襲う中で、
巨気サクラとミセスイミテーションの、
「シゲさん、シゲさん、おいでください」という祈りが聞こえつつ、
眠り込んでしまった。

しばらくして、
目を覚ました白崎くんはショック😨度100%に身を震わせた。
なぜなら、
白崎くんは素っ裸で、
巨気サクラもミセスイミテーションもいないばかりか、
布団まで無い、
ただの空き部屋にいたからやった。
白崎くんの股間が疼いた。
白崎くんはそこに目をやり、
悔しそうに、
「しゃぶりやがったな!」と言った。
当然、
財布も取られているので、
どうしようもない状態やった。
白崎くんは心に、
「もしホモクロが来たら、ぼくは終わる」と恐れながらも、
部屋の窓を開けて、
道行く人に大声で、
「誰か警察呼んでください!ぼくは裸で困っています!」と叫んだが、
道行く人は口々に、
「おい、男芸者だぜ。ぼったくられるのがオチだからシカトしようぜ」と言い合い、
白崎くんが枕商売してると誤解してしまうんやった。
確かに、
いきなり、
裸ですから警察呼んでくださいは無理があった。

白崎くんは絶望で涙を流しながらも必死に、
通行人たちに呼びかけた。
すると、
通行人の一人が、
「白崎トモヤじゃないか⁉️お前、ナニやってんだい⁉️」と叫び返すものがいた。
シゲさんやった。
白崎くんは必死に、
「シゲさん❗️来てください❗️」と叫んだ!

シゲさんが白崎くんがいるビルの空き室に行くと、
白崎くんは素っ裸のままシゲさんに泣いて抱きつこうとしたので、
シゲさんは厳しく、
「およしよ❗️シト(人)に性犯罪させる気かい⁉️」と怒鳴った!
白崎くんが呆気に取られているとシゲさんは、
「お前さんの体の寸法は知ってるんだ!服買ってくるから待ってな!」と言ったので、
白崎くんは、
「NIKE(ナイキ)のスポーツウェアとジーンズ買ってきてください」とお願いした。
シゲさんは、
「贅沢言うんじゃないよ!」と言って飛び出して行った。

その後、
NIKEのスポーツウェアとジーンズに身を包んだ白崎くんは、
シゲさんの新しく住んでいるアパートに連れて行かれた。
シゲさんは、
「お前の体は、オンナにもオトコにも危ないものなんだから、むやみに気を許すんじゃないよ」と言いながら、
味噌汁と大根の煮物を作って白崎くんに食べさせた。
白崎くんは美味しそうに食べながら、
「ぼくはずっとシゲさんと仲直りしたかったんですよ」と言うと、
シゲさんは厳しく、
「食べながらしゃべるんじゃないよ!無作法じゃないか!」と叱り、
そして声を優しくして、
「とにかくゆっくりと食べて、体を休めな。お前さんの為なら、シゲはいつでも飯をこしらえてあげるよ」と言ってくれた。

白崎くんがシゲさんのところから帰ろうとしたとき、
シゲさんが、
きょう限りで引っ越しすることを告げた。
しかもブラジルでピラニアの刺身を提供する店を構えることになってたらしかった。
シゲさんは優しく、
「またお前さんに熱い味噌汁と大根の煮物を食わせてあげるから、人生恨むんじゃないよ。人生こそ夢を提供してくれることを信じるんだよ」と語り、
白崎くんは涙を流しながら帰って行った。

しばらくして、
巨気サクラとミセスイミテーションが捕まり、
刑事裁判が開かれることになった。
だまされた人たちの罵声を裁判官は静めようとした。
しかし、
イケメン系の男性被害者達は、
「金目のものは盗んだばかりじゃなく俺の金目のところをしゃぶりやがって!」と怒り💢が収まらない。
すると白崎くんが大声で、
「巨気サクラさん達を責めないでください!悪い人じゃありません!」と庇った。
すると被害者たちは、
「たまたまタマはしゃぶられてもツイてただけじゃないか、あんたは!自己中にもほどがある!!」と、
食ってかかられた!
そのとき、
巨気サクラとミセスイミテーションは被害者たちと白崎くんに頭を下げて、
「申し訳ございませんでした。私たちは最低の泥棒、底辺の夢淫売なのです!」と言って、
大いに泣いた😭😭







選挙になると彼女は

2024-09-17 20:12:00 | 日記




自民党総裁選に伴う中で、
衆議院の解散総選挙の噂が聞こえて来た。

頭にびっしりとパッチン留めをした東京DQNッパ娘はオノウコに、
「あんた選挙になったら誰に入れる?」と尋ねた。
オノウコは、
「トランプに入れるわ」と答えた。
東京DQNッパ娘は呆れて、
「相変わらずあんた脳死してるわね。アメリカ大統領選と衆議院選挙を混ぜるのはよくないわ」と言った。

東京DQNッパ娘は、
あちこちで語られる自民党総裁選のことを耳にして、
「あたし政治は嫌いよ」と言った。
オノウコは、
「相手はからかってただけなのに本気にしたあんたが馬鹿なのよ。人は酒飲んだらあんなになるんだから」と厳しく言うと、
東京DQNッパ娘はキレて😠
「それは安西セイジのことやろが⁉️ワレ❗️」と怒鳴った!

オノウコは、
「選挙なんか行っても行ってもキリがないわ。数年に一度はあるんだもん」と言うと、
東京DQNッパ娘は、
「確かあんたは投票用紙に公明党と書くところを創価学会と書いたわね。あれ無効になるのよ」と言うと、
オノウコは、
「名前が違っていても本質は同じことなのに、政治管理事務所はフィーリングに乏しいわ」と嘆いた。

東京DQNッパ娘は、
「あんた衆議院と参議院の違いわかる?」と問いかけると、
オノウコは怒ったように、
「知ってるわよ!それくらい!字が違うわ❗️」と怒鳴った!
東京DQNッパ娘は、
「毎度ながら基地外すんじゃないのよ❗️」と怒鳴り返した!

ニュースは自民党総裁選ばかりで、
たまに、
大阪万博や24時間テレビのやらせマラソンが混じる。
東京DQNッパ娘はオノウコに、
「あんた社会主義とか好き?」と問いかけると、
オノウコは、
「いいえ。ウチは理科主義なの。生物の教科が特に好きだったわ」と答えたので、
東京DQNッパ娘は、
「あんたほどコミュニケーション取るのに疲れるオンナはいないわ。だからこそ、あたしは、政治家と国民がきちんとコミュニケーション取れる国政を望んでいるのよ」と言った。

すると近くにいた牧カオリが横から東京DQNッパ娘に、
「政治家と国民がきちんとしたコミュニケーション取れる国政とかあなた言ったけど、それはあなたの幻影よ」と語り、
立ち去って行った。
東京DQNッパ娘は、
「ナンて虚しい言葉なの。あたしどう反応すべきなのかしら?」と呟くと、
オノウコは、
「ひとまず、高層ビルから飛び降りることだわ」とアドバイスした。
東京DQNッパ娘はオノウコに、
「頭の中身が活火山🌋しているあんたに言われたくないわ😡」と言い返した。
オノウコは、
「ウチを馬鹿にするのはやめてちょうだい。ウチは清き一票と言われたら今度は清き二票でも三票でも入れるんだから」と主張するので、
東京DQNッパ娘は、
「今わかったわ!今の日本の政治とあんたの頭の中身が共通していることを」と言って、
「選挙に行く気が薄れたわね。中華丼くれないとあたしは選挙に行かないと立候補者に言うわ」と重ねて語った。


小さな羽ばたきは大きな風を起こす

2024-09-17 00:35:49 | 日記




立派な成人男性なのに、
低身長症と超童顔のタイチくんは、
今では、
人気セラピスト。
やけど、
そんなタイチくんも、
小学校5年の頃から、
そのまま成長がストップしたカタチやったから、
高校を卒業するまで、
コナンというあだ名を付けられていた。

タイチくんの父親は、
落雷事故で命を落とした。
死の間際、
父親はタイチくんに、
「父さん、こんなに体がしびれたのは初めてだよ」と言ったという。
タイチくんの中学三年生の時やった。
それ以来、
母親の手でタイチくんは育てられることになった。
母親は、
コンビニ専門の食品工場で働いた。
母親は、
タイチくんを、
高校卒業と同時に、
施設に預けようと決めていた。

タイチくんの高校最後の年となった。
タイチくんは、
11歳の時から成長しない自分に対しての友達の反応や、
思春期にありがちな心理の変化や、
そんな友達の親の反応をずっと見つめ、
こうしたらこうなるという人間関係のコツと問題解決の力を得た。
友達の親に、
明らかに、
精神的疾患も見られる者もいたので、
タイチくんは、
人の心の世界に興味を持った。

タイチくんは、
大学に行って心理学の勉強をしたいと母親に言い、
国立大学受かれば反対はしないと母親は返事した。
そして、
タイチくんは見事に国立大学に受かった。

タイチくんは大学の寮に入ることになった。
母親とタイチくんの最後の夜、
母親はコンビニおむすびをタイチくんに渡し、
「母さんが握ったんだよ。食べな」と言った。
タイチくんは、
「んな訳ねーじゃん。機械が握ってるんだし。それに母さんが担当したおむすびっていう証拠もねえし」と言い返すと、
母親は、
「お前は体も子供だけど心も子供だね。素直にありがとうって言えばいいじゃないか?」と不満そうに言った。
タイチくんは、
「これから俺が行く世界は、曖昧さとは関係ねえ実証一番の世界なのさ」と自信を込めて語るので、
母親は、
「お前の小さな羽ばたきが大きな風を起こすといいね」と励ました。

その通りになった。
歯に衣着せぬ診断に、
タイチくんは評判になった。
大学時代は、
ロード・オブ・ザ・リングという長いあだ名まで付けられていたタイチくんやったけど、
心理学と精神医学の成績は一番やった。

現在、
クリニックを開業しているタイチくんの元に、
カボチャ体型とカボチャ顔のコウコと姉のヒロコが看護師に連れられて来た。
ヒロコは困ったようにタイチくんに、
「妹は注射一本で落ち着くのに、この頃、あちこちの病院で注射禁止と言って暴れます」と嘆いた。
コウコは怒ったように、
「あのイタチあまの港ツンコが違法駐車したんやから注射禁止は当たり前やろが!」と怒鳴った。
するとタイチくんはコウコに抱きついて、
「お願いだよ🥺注射しとくれよ🥺🥺」と甘えた声を出した。
コウコはタイチくんの髪を撫でながら、
「仕方のない奴だな」と言い、
看護師に、
「さっさと注射しやがれ白い商売女ども!」と怒鳴った。
看護師は黙ギレしながら、
コウコに注射💉した。
次第にコウコは落ち着き、
目もトロンとして来た。
それを見たタイチくんは、
「チョロいぜ!」と捨て台詞吐いて診察室から出て行った。

タイチくんが診察室を後にしていると、
コウコが、
「🎤モーニエ、ウトゥーリエー(闇がやって来てもの意)」と、
エンヤの『メイ・イット・ビー』のサビの部分を繰り返し歌っているのを耳にした。
タイチくんは不満そうに、
「ロード・オブ・ザ・リングの主題歌じゃねえか😠アイツを甘く見てたぜ😠😠」と呟いた。