いまや「トンビ」と言えば悪者、海辺などで
「トンビに注意!!!」といった看板をよく見かけます。
しかしそのトンビが「鳶(とび)」と漢字で書かれると、
不思議にとても格調高い名前のように感じるのは気のせいでしょうか

先日自宅近くで、大きく羽ばたく鳶を見かけました



初めはカラスかな???と思ったのですが
羽を広げて飛ぶ姿はカラスとは比べものにならない程雄大でした

優雅に飛行しているかと思いきや、スッと蝉を足で捕獲。



食べる場所を求めて旋回し、ようやく近くの建物の屋上へ着陸です。
さすが「ワシタカ目ワシタカ科」

その雄姿に目が釘付けになりました。
鳶は3時間程この建物に佇んでおり、その間ヒヨドリやハト、カラスが大騒ぎをしていました。

特にヒヨドリは懸命にパートナーに聞こえるように
ピー!ピー!と大声で敵がいることを知らせていました。
鳶が去った後はさっきまでの騒ぎが嘘のように、静けさが戻りました。
鳥が騒いでいるときは鳶のような猛禽類がそばにいるのかもしれませんね
