警察ヘリ 機体記号「JA14MP」航空機の脚
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この日、警察ヘリ 機体記号「JA14MP」(おおとり4号)は、11時33分に立川基地を離陸し、写真のような複雑なルートを1:25程度かけて飛行し、12時57分に基地戻って着陸しました。写真は基地に着陸する5~6分前に撮影したものです。一枚目は脚が出ていませんが、二枚目は脚が出ています。この間の時間差は10秒程度だったと思います。
航空機を下から見上げると、機体のキャビン部分に「着陸装置」が見えます。ヘリコプターの場合、車輪以外にスキッドとよばれる橇(そり)状のものである場合もあります。ヘリコプターは滑走する必要がなく垂直離着陸できるので、車輪でなくスキッドでも着陸装置になるのです。コストが安い、整備がしやすいなどの理由によって選択されることがありますが、車輪方式のように飛行場の誘導路を自走するなど、移動することはできません。写真のへりは、「3脚」「前輪式」(前に1脚・後ろに2脚)の「格納式」ということになります。